安全な白髪染め

白髪染めを使用するようになると、おしゃれ染めに比べて染める頻度も増えるし、髪や頭皮へのダメージも気になってきますよね。
白髪を染め続ける事で、身体に重大な副作用が起きたらどうしようと不安になる人も多いはずです。

今回は、そういった心配事を抱えながら白髪を染めている人のために、安全度が高く頭皮や髪にも優しい白髪染めをご紹介しましょう。
逆に、どういった白髪染めは、危険性が高いかなどについても合わせてご説明します。

ぜひ安全な白髪染めを選ぶ際の参考にしてみてください。

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安全な白髪染めの定義とは?

安全な白髪染めの定義とは、白髪を染めても身体に健康被害を与える心配のない染毛剤の事を言います。
そして、残念ながら普段当たり前のように使用している白髪染めの中には、危険性が高く、場合によっては何らかの副作用が起こる可能性の高い物もあるのです。

ですから、安全に白髪染めをし続けるには、少しでも害の少ない白髪染めに変える必要があるでしょう。
では次に、どんな白髪染めはリスクが高いのかを具体的にご説明していきます。

過酸化水素の濃度が高い白髪染めは安全ではない

通常の白髪染めは、1剤と2剤を混ぜ合わせて使用します。
2剤の原料である過酸化水素は身体に吸収されやすく、人によってはかゆみやかぶれが出るのです。

厚生労働省の毒物及び劇物取締法では、過酸化水素の濃度が6%を超える事で劇物と指定されています。
しかし、白髪染めによっては、上限である6%近くまで濃度の高い物もあるのです。

ですから、白髪染めであっても過酸化水素の濃度が高くなりやすい明るい色は安全とは言えません。
では、次に1剤に使われる酸化染毛剤の危険性についてご説明します。

酸化染毛剤を使った白髪染めも安全とは言えない

1剤に使用されている酸化染料には、PPD(パラフェニレンジアミン)・ジアミン・トルエン-2,5などがあります。
中でもPPDは、発がん性やアレルギー発症のリスクや目や皮膚の炎症など、数多くの毒性の高さを示す論文が発表されているのです。

そのため、安全性が低いと言えるでしょう。
また、その他の薬剤であってもPPDと性質が非常に近いため、安心する事は出来ません。

しかし、これらの薬剤は染毛力が高まって色がキレイに入るという利点があります。
そのため、ほとんどの白髪染めに配合されているのです。

肌が弱い人や染毛剤による身体への影響が心配な人は、これらの成分が入っていない安全な白髪染めを選んだ方が良いでしょう。

妊婦が白髪染めする場合の安全性は?

妊婦に白髪染めをしたい場合には、出来るだけ優しい成分の染毛剤を選ぶ事をオススメします。
なぜなら、妊婦はホルモンバランスの変化などにより、通常よりも些細な刺激で体調に変化が出やすいからです。

普段はアレルギーが出ない人でも、何らかの症状に悩まされる場合もあります。
胎児への影響も全くないとは言い切れないでしょう。

ただし、国からは現時点で、白髪染めやおしゃれ染めを妊婦が使用する事に対しての特別な注意喚起はありません。
ですから、美容院で「妊婦なんですけど、白髪染めをしても大丈夫ですか?」と質問しても、「ほとんどの人は問題ないですよ」といった当たり障りのない答えが返ってくるでしょう。

安全に白髪染めを使うにはパッチテストが重要

この世には、絶対に安全な白髪染めというものは存在しません。
なぜなら、どんなに天然成分で無添加の髪や頭皮に優しい白髪染めであっても、その人の体質によってはアレルギー反応が出てしまう可能性があるからです。

ですから、時間も掛かり面倒に感じるかもしれません。
しかし、白髪染めを使う際のリスクを減らすためには、必ず染める2日前にパッチテストをしましょう。

【パッチテストの方法】

1.腕の裏側に、薬剤を10円玉くらいの大きさで薄く塗布します。(1剤2剤タイプは混ぜてから)
2.自然乾燥させて、30分後に薬剤をふき取って1度目のチェックをしましょう。
3.その後、48時間放置して2度目のチェックをしてください。
4.発疹、発赤、かゆみ、水疱など皮膚に異常がないようであれば、髪にも白髪染めを使用出来ます。

参照サイト:日本ヘアカラー工業
http://www.jhcia.org/advice/advice_patch/

美容院の白髪染めは安全性が高いの?

美容院の白髪染めは安全性が高いのか

美容院の基本的な白髪染めは、先程ご紹介した過酸化水素や酸化染毛剤が配合されている物がほとんどです。
ですから、美容院だからと言って、白髪染めが安全であるという保障にはならないでしょう。

ただし、プロがその目で髪質などを判断して薬剤の濃度を調整します。
そのため、市販の同じ種類の白髪染めに比べると、ダメージは少なくなる傾向があります。

市販と美容院の永久染毛剤(髪の内部まで色を浸透させる)の白髪染めでどちらかを選ぶか迷った場合には、美容院を選んだ方が良いでしょう。

オススメ!安全な白髪染めランキング

オススメ!安全な白髪染めランキング

ここまでご説明した通り、白髪染めに含まれる薬剤は身体に健康被害を与える可能性が高いのです。
ですから、もし白髪染めを選ぶ場合には、そういった危険な薬剤が限りなく少なく配合されている物を選んだ方が良いでしょう。

オススメは永久染毛剤と呼ばれる1剤2剤タイプのものではなく、半永久染毛剤にあたるヘアカラートリートメントです。
中でも、ルプルプや利尻は天然由来の色素を使っているため、安全な白髪染めと言えるでしょう。

1位:利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメント

ジアミン・パラベン・鉱物油などが無添加で、市販の白髪染めの比べても安全性が高いと言えます。
単に頭皮が痛めないというだけではなく、美容成分が入っており、髪の質も向上します。

ライトブラウン・ナチュラルブラウン・ダークブラウン・ブラックの4種類から色を選ぶ事が出来るのも魅力です。
独特の臭いも抑え、ヒリヒリしないため、妊婦やアレルギーのある方でもオススメとなっています。

利尻ヘアカラートリートメント

2位:ルプルプ ヘアカラートリートメント

ルプルプ ヘアカラートリートメント

髪・地肌に優しい成分を使用しており、アレルギーがある・妊婦の方でも安全に使用する事が出来ます。
トリートメントタイプは染まりにくいイメージがあるのですが、1回目で効果があり、2回目になるとほとんど染まります。

ブラックだけではなく、ブラウン系も合わせて4種類の色から選ぶ事が出来ます。
毎日のトリートメントに置き換えるだけなので、染め忘れになる心配もありません。

安全な白髪染めのまとめ

安全な白髪染めのまとめ

髪の身だしなみを整えるのに必須な白髪染めであっても、選ぶ薬剤によっては、安全な白髪染めではありません。

  • 過酸化水素
  • 酸化染毛剤

などの、1剤2剤を混ぜて使うタイプの白髪染めには、特に注意をするようにしましょう。
また、半永久染毛剤にあたるヘアカラートリートメントやヘアマニキュアは、髪や頭皮に優しく通常の白髪染めよりも、安全性と高める事が出来ます。

ただし、薬剤の種類をダメージが少ないものに変えても体質によっては、アレルギー反応が出てしまう場合もあります。
そのため、パッチテストは必ず行うようにして下さい。

当サイトでは管理人も実際に利用した安全な白髪染めを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。