「白髪が気になり始めたけど白髪染めはまだ早いような」「白髪だけ染めて上手にカバーできないかな?」
「目立つ場所にある白髪だけ染めたい!」「白髪染めを使うと髪色が暗くなりそうだし、白髪だけ染めたいのだけど無理?」
白髪が気になりだす世代になると、こうしたお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
こちらでは、白髪だけ染める方法についてお話したいと思います。
白髪だけ染めるのに適した白髪染め剤や、やり方・コツもご紹介しますので参考にしてください。
白髪だけ染めたい!有効な方法は?
白髪だけ染めたい・染めたくなる理由は様々です。
例えば、若白髪で若いうちから白髪が出始めた方や、量が少ない場合は気になる白髪のみ染めたいと思われるのが自然でしょう。
また、白髪が多めの方がダークトーンで白髪染めを繰り返すと、次第に髪全体が真っ黒に染まってしまいます。
特に、地毛が茶色など赤みの強い髪色の方は、こうした不自然な仕上がりを気にされる事が多いようです。
他にも、本当なら茶髪でオシャレを楽しみたいのに、白髪染めを使っているため、暗い髪色で我慢しているという方も少なくありません。
困っている内容に違いはありますが、これらを解決する共通の方法は「白髪だけ染める」事です。
では、白髪だけ染める有効な方法はあるのでしょうか?
白髪染めで白髪だけ染められる?
いわゆる白髪染めカラーでは、白髪だけ染める事は出来ません。
基本的に、白髪もそうでない部分の髪も一緒に染まってしまいます。
2剤式の白髪染め剤は、髪全体を一旦ブリーチした後、色素を入れるタイプの染毛剤です。
そのため、黒髪(地毛)部分も白髪も同じ色に染め上がります。
残念ながら、白髪だけ染めるための専用白髪染めカラーというものは存在しません。
白髪だけ地毛の髪色に染めたい場合は白髪染め?おしゃれ染め?
では、白髪だけを地毛と同じ、明るい色に染めたい場合はどうでしょうか?
こちらのケースも白髪だけを染めるのは難しくなります。
とりわけ、セルフカラーではピンポイントに白髪部分にだけ毛染め剤を塗布するのは至難の業です。
また、白髪染めでもおしゃれ染めでも、明るめのカラーを使えば、白髪部分はどうしても色が入りにくくなります。
思った色に仕上がらないだけでなく、白髪部分が周りと馴染まず、かえって浮いて見えてしまう可能性が高いでしょう。
ただし、美容院によっては「拾い染め」と呼ばれる特殊な方法で、白髪部分だけを染める施術を行う場合もあります。
白髪だけ染める!オススメの部分染め
いくらキレイに白髪を染めても、またすぐに生え際や根元に白髪が伸びてきてしまいます。
かと言って、その度に全体染めを繰り返せば、髪や頭皮に大きなダメージを与える事になるでしょう。
また、髪が傷めるだけなく、コストや時間も掛かります。
しかし、白髪が少ない方や明るめのトーンで全体染めをされている方の場合は、根元のリタッチで対処出来る事も多いのです。
もちろん、暗い色味で白髪染めをされている方にとっても部分染めは有効と言えます。
伸びてきた白髪だけを染める事で、全体のトーンが揃い白髪が目立たなくなります。
根元の白髪だけ染める部分染めには、いくつかのタイプがあります。
それぞれについて特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
白髪だけ染めるなら美容院?自宅で染める?
美容院で部分染めを行うメリットは、何と言っても仕上がりの美しさです。
プロがダメージや髪色に合わせた染料を選び、確かな技術で染めてもらえます。
染め残しや、色ムラなど失敗の心配もありません。
その分、部分染めとは言え、費用は高くなります。
また、サロンに出かける時間も含め、時間が掛かるのもデメリットでしょう。
これに対して、セルフカラーで白髪だけ染める場合、圧倒的に費用が安くなります。
白髪が気になった時にすぐに染められるため、キレイな状態をキープしやすいのもメリットです。
セルフの場合、自分では染めにくい部分があるのは事実です。
しかし、美容院で染めたとしても、一月も経てば根元に白髪が伸びてきてしまいます。
市販・通販の白髪染めを上手に利用して、自宅で部分染めを行うのがオススメの方法です。
白髪だけ染める方法・白髪隠し(リタッチタイプ)
ピンポイントに白髪だけ染めるなら白髪隠しが簡単です。
リタッチ専用の白髪隠しには、マスカラ、ペン、ファンデーションタイプなどがあります。
必要に応じて、使いやすい形状の物を選ばれると良いでしょう。
白髪隠しの一番の利点は、お出かけ前に気になる白髪をさっと染められる点です。
シャンプーで流す必要もなく、小さいため携帯にも便利です。
難点は、やや価格が高い点と色落ちしやすい事でしょう。
雨や汗による洋服などへの色移りには注意が必要です。
白髪隠しの大半は、一時的に白髪だけ染める事しか出来ません。
しかし、最近は徐々に色が入り、定着していくタイプの商品も販売されています。
ヘナで白髪だけ染める事が出来るの?
ヘナカラーは部分染めにも使える植物性の毛染め剤です。
ヘナには黒髪を脱色する作用はありません。
そのため、ヘナで髪を染めると黒髪部分は、ほぼそのまま白髪だけが明るいオレンジに染まります。
つまり、ヘナで白髪だけを染める事が出来ますが、色はオレンジ色になるという事です。
元々の髪色が相当明るい方以外は、どうしても違和感のある仕上がりになるでしょう。
少し手間ですが、それを補う目的でインディゴによる重ね染めが行われます。
ただし、白髪はダークブラウンに染まりますが色味の微調整などは出来ません。
ナチュラルヘナのメリットは、白髪染めアレルギーの方も使用出来る事でしょう。
また、髪と地肌を健やかに保ち、髪質改善にも良い影響を与えると言われています。
ヘアマニキュアで白髪だけ染められる?
ヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングするように色素を付着させるタイプの白髪染めです。
黒髪はそのままで、白髪だけを染める事が出来ます。
キューティクルを開くなど化学反応を伴わないため、髪や地肌に対する刺激が少ないというメリットがあります。
また、サラサラつやつやの美しい仕上がりが期待出来ます。
発色は割と良いのですが、シャンプーの度に少しずつつ退色していきます。
色持ちはあまり良くないでしょう。
なお、ヘアマニキュアは、皮膚に付くと非常に取れにくいという特徴があります。
専用のリムーバーを使用しても落としきれない事もあるほどです。
地肌に付かないように塗布する必要がある事から、部分染めにはあまり向いていないでしょう。
白髪だけ染めるトリートメントはある?
では、部分染めに最適な白髪だけ染める市販・通販の白髪染め剤は?
オススメは、ルプルプや利尻に代表されるカラートリートメントです。
髪や頭皮に優しく、毎日使えるほど低刺激。
もちろん、頭皮に付いても全く問題がありません。
生え際や根元の気になる白髪も、しっかり染める事が出来ます。
市販品の白髪染めで髪を傷めてしまった方も、アレルギーの方も安心して使えます。
また、美容院での全体染めの合間にカラートリートメントでリタッチを行えば、髪のダメージを最小限に抑える事が出来るでしょう。
カラートリートメントで部分染めのメリット
カラートリートメントで部分染めをするメリットは次の4つです。
髪や頭皮を傷めず安全
アレルギーの原因になるジアミンや、刺激の強い成分は無添加のカラートリートメント。
毎日使えるほど、髪や頭皮に優しいため、安全に白髪だけ染める事が出来ます。
手間が掛からない
素手で使えるので、面倒な準備や後片付けの必要がありません。
好きな時に、お風呂で手軽に白髪染めが行えます。
簡単で失敗しない
普段使いのトリートメントのかわりに使うだけで簡単。
髪に塗布しやすいクリーム状で、生え際や根元の白髪だけ染めるのにぴったりです。
コスパが良い
使い切る必要がなく、残ったトリートメントの保存がききます。
部分染めに使用する場合、1本で数回使え2剤式よりコスパが良くなります。
カラートリートメントで白髪だけを染める、やり方とコツ
カラートリートメントは、一般の白髪染めと比べると発色や色持ちの点でやや劣ります。
しかし、やり方を少し工夫すると、しっかり根元の白髪だけ染める事が出来ます。
1.乾いた髪に使う
乾いた髪、またはシャンプー後に乾かしてから使用すると染まりが良くなります。
2.クシやブラシなどを使う
クシなどを使って根元までたっぷりと塗りましょう。
クシで生え際の髪を持ち上げながら、よく馴染ませるとしっかり染まります。
3.保温する
塗布後は保温・保湿のため、シャワーキャップなどを利用するのがオススメです。
染料が浸透しやすくなり発色・色持ちが良くなります。
4.放置時間は長めに
伸びてきたばかりの根元の白髪は染まりにくい事が多いです。
様子を見ながら放置時間を少し長めに取ると良いでしょう。
白髪だけ染めるのまとめ
白髪だけ染める場合、白髪染めカラーやおしゃれ染めでは難しくなります。
そこでおススメなのが、安心・安全に白髪だけを染められるカラートリートメントです。
中でも、ルプルプや利尻ヘアカラートリートメントは、天然成分がたっぷり配合された髪や頭皮に優しい白髪染めです。
染料の改善により浸透力がアップ、より染まりやすくなりました。
カラートリートメントは全体染め・部分染めのどちらの場合でも、キレイに白髪だけを染める事が出来ます。