白髪染めの部分染

染めたばかりなのに、もう根元の白髪が目立ち始めてしまってがっかり。
最近、生え際の白髪が気になるようになってきた。

そんな時は、白髪染めの部分染めが便利です。
自宅で簡単に行える部分染め剤も数多く販売されています。

しかし、ムラになったりして失敗するのでは?と、躊躇されている方も多いのではないでしょうか?
かと言って、たびたび美容院で染めてもらうのも大変です。

そこで、自分で安心・キレイに部分染めをしたい!という方を応援します。
こちらでは、部分染めにおすすめ白髪染め剤のご紹介、タイプ別の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

また、部分染めの選び方についてもお話しますので、ご参考にしてください。

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生え際までキレイ!自分で部分染め

見た目年齢にも大きく関わる白髪。
出来る事なら、いつでもキレイな状態をキープしたい!多くの方がそう思われている事と思います。

しかし、美容院でしっかり染めたとしても、すぐに伸びてきた白髪がちら見えしてきます。
白髪の量にもよりますが、多くの場合、白髪染めを行って一月ちょっとで生え際に白いものが目に付き始めるでしょう。

全体染めを繰り返す事は、髪や頭皮を傷める事になります。
とは言え、白髪をそのままにしておくわけにもいきませんよね。

気になった時に自分で部分染めを行えば、そんなお悩みも解消します!
生え際までキレイに染める部分染めのやり方、失敗しないコツをお教えします。

白髪染め・部分染めと全体染めの違いは?

白髪染め・部分染めと全体染めの違い

まず最初に白髪染めの分類について整理しておきます。
白髪染めには全体染めと部分部分染めがあり、その違いは次の通りです。

全体染め

白髪の割合が多い場合などには髪全体を毛染めしますが、このような染め方を「全体染め」と言います。
美容院で行われる白髪染めカラーやヘアマニキュアなどの方法がこれに当たります。

部分染め

生え際や根元に伸びてきた白髪など、気になる部分だけを染める方法が「部分染め」です。
全体染めと比べて、染める範囲が少ないため髪がダメージを受けにくいメリットがあります。

また、厳密に言うと染めるわけではありませんが、「白髪隠し」も部分染めに含めて考えるケースが多くなっています。

白髪の状態による?部分染めの白髪染めが適しているタイプとは

白髪の量や状態によって、白髪染めの方法に向き不向きがあります。

髪全体に白髪があり目立つ状態の時には、全体染めをする必要があるでしょう。
では、どのようなタイプの白髪であれば、部分染めでの対応が適しているのでしょうか?

部分染めが向いているのは以下の4タイプです。

生え際や根元の白髪が気になる

白髪を染めた後、髪が伸びるにしたがって生え際や根元の白髪が目に付いてきます。
もちろん、その都度、美容院で染めても構いませんが、自宅での部分染めでも十分対処が可能です。

白髪染め後に退色してきた

時間の経過と共に、白髪染めが色落ちしてマダラ状態になってしまう場合があります。
こうしたケースも、部分染めで暗めのトーンに調整し、白髪をカバーする事が出来るでしょう。

白毛が少ない

白髪染めカラーは、少なからず髪や頭皮にダメージを与えます。
白髪の量が少ない方は、気になる場所のみを染める部分染めをオススメします。

一時的に白髪を目立たなくしたい

普段は完璧に染めなくても良く、外出する時だけ一時的に白髪を目立たなくしたいという方もいらっしゃるでしょう。
こうしたケースも、部分染めや白髪隠しが適しています。

部分染めの白髪染め剤の種類とメリット・デメリット

部分染めの白髪染め剤の種類とメリットとデメリット

一口に部分染めと言っても、いくつかの種類の白髪染めが存在しています。
白髪についてお悩みの状況や、ライフスタイル、使い方によって様々な選択肢があります。

もちろん、どのタイプも根元や生え際の白髪を染めるという点では同じです。
しかし、それぞれにメリット・デメリットがあります。

一般的な部分染めヘアカラーや白髪隠しについて、種類別に特徴を解説していきます。

泡タイプでしっかり染まる?

一般的な白髪染めカラーにも根元用が市販されています。
泡タイプは、クリームタイプと比べると染まり具合が少し劣ります。

しかし、部分染めの場合は液状の染め剤は塗布が難しくなります。
それに対して、泡タイプのヘアカラーは液だれしにくく、泡が生え際などを包み込んでくれるためよく染まります。

使い方もワンプッシュで、1剤と2剤が合わさった泡が出てくるため手間が掛かりません。
また、ムース状の染料はムラなく塗布するのが簡単で、手先が器用でない方も楽に部分染めが行えます。

だたし、全体染めを行った時ほどではありませんが、部分染めでも髪・頭皮へのある程度ダメージは避けらないというのがデメリットでしょう。
もちろん、毛染めアレルギーの方は、使用する事が出来ません。

男性(メンズ)に人気?ブラシタイプ

手を汚すことなく簡単に白髪染めが行えるブラシタイプは、その手軽さが人気です。

気になる場所の白髪を、ブラシでとくだけで目立たなくする事が出来るため、とにかく使い方が簡単。
面倒な準備なども不要で、初心者でも失敗が少ない事もあり、男性の愛用者も多くなっています。

また、ブラシタイプは分け目や生え際の部分染めだけでなく、比較的広い範囲の白髪染めにも適しています。

さらに、根元を立ち上げるように溶かす事で、ぺたんとつぶれやすい生え際をふんわりボリュームアップさせる効果も期待できます。
こうした使い勝手の良さが、白髪と共にハリやコシが失われるお悩みを抱える世代の女性からも支持を集めている理由でしょう。

使うたび少しずつ色が入っていくタイプもありますが、多くはいわゆる「白髪隠し」です。
よって、シャンプーをすれば色落ちするため、あくまでも効果は一時的という事になります。

ピンポイントに部分染め・マスカラタイプの白髪染め

生え際・もみあげなどの耳まわり・うなじなどにチラつく白髪は、例え数本であっても非常に目立ちます。
しかも、他人からもよく見える部分なので気にされる方は多いでしょう。

そうした、ちょっとした白髪の部分染めにはマスカラタイプが適しています。

気が付いた時に、ピンポイントで気になる白髪を目立たなくする事が出来る点が大きなメリットです。
小さな容器は持ち運びにも便利なので、外出先やお手洗いに立った時に見つけた白髪も、さっと対処する事が出来ます。

また、髪だけでなく、眉毛や髭など細々した部分の白髪隠しにも向いています。
そのため、男性にとっても使いやすいと言えるでしょう。

ただし、分け目や生え際全体など広い範囲の白髪の対策には向いていません。
また、つけすぎると髪がパリパリと固まってしまったり、ダマになりやすいのが難点です。

ファンデーションで部分染め?

ファンデーションタイプは、分け目などに伸びてきた白髪の部分染めに向いています。

パフでぽんぽんと粉をはたくだけで、広範囲の白髪を短時間で簡単にカバーする事が出来ます。
薄くはたく、あるいは重ね付けをするなど、使い方の工夫次第で仕上がり具合の調整ができる点が便利です。

一方、生え際などの細かい白髪をピンポイントで隠す事には適していません。

また、ファンデーションタイプの白髪染めは、自分ではよく見えない後頭部は塗りにくくて大変だという声が多いようです。
地肌につかないように塗る必要がある点にも注意が必要です。

口コミでも人気の部分染め、カラートリートメント

カラートリートメントは、全体染めだけでなく伸びてきた白髪の部分染め剤としても人気のアイテムです。

肌に優しく素手で気軽に使えますし、髪を傷める心配もありません。
むしろ使う度に、つややかな美しい髪になると口コミランキングでも好評です。

部分染めで重要なのは、根元までしっかり染まることでしょう。
多くの市販の白髪染め剤は、刺激が強く頭皮まで塗りこめません。

しかし、ルプルプや利尻などのカラートリートメンとは、その点でも優秀です。
地肌についても安心な成分で作られているため、生え際までしっかり染める事が出来ます。

一般的な部分染めヘアカラーと比べると、色はゆっくり入っていきますが、その分ムラにならず安心。
広い範囲の白髪も自然にカバーしてくれます。

また、保存しやすい容器入りのことが多く、使いたい時に必要な量だけ使用して残りを取っておくことが可能です。
使用頻度や放置時間を調整する事で、好みの染まり具合に仕上げられるのも魅力でしょう。

部分染めは美容院?それとも市販・通販の白髪染め?

部分染めは美容院か市販・通販の白髪染めか

根元の伸びてきた白髪は、美容院で部分染めしてもらう事も出来ます。
ムラなくしっかり染まるという点では、やはりプロに軍配が上るでしょう。

近頃はぐっと割安な価格で部分染めができる美容室も多くなってきました。
また、ヘッドスパなどとのセットメニューや、ダメージケアに力を入れているサロンも増えています。

しかし、髪の毛は1ヶ月でおよそ1cm伸びると言われています。
いくら美容院でキレイに染めても、すぐに生え際の白髪が目立ち始めてしまうのです。

それを毎回美容院で染めるとなると、相当な頻度で通う必要が出てきます。
これは、時間的にも金銭的にも負担が大きいと感じる方が多いのではないでしょうか?
髪や頭皮のダメージも心配です。

そこで、美容室で全体染めをした後、伸びてきた白髪を自宅で部分染めする方法をオススメします。
気になりだした白髪部分を自分で染めたり、白髪隠しを使う事でキレイな状態を保つ事が可能です。

また、白髪の少ない方なら、自宅での部分染めのみで十分対応できる場合もあります。
このように、市販・通販の部分染めを上手に利用すれば、美容院に行く頻度を減らす事が出来ます。

白髪染め・部分染め剤を選ぶポイントとは?

では、白髪染めの部分染め剤はどのように選べば良いのでしょうか?
まず、次のような点に注目して絞り込むと選びやすくなります。

1.使い方は簡単?

部分染めの場合、気になる白髪部分のみに染め剤をきちんと塗る事が大切です。
他の場所に付きくい工夫がされているなど、使い方が簡単なものがオススメとなっています。

2.余ったら保存できる?

部分染めの場合、一度で全量使い切る事はまず考えられません。
よって、残りを次回のリタッチの時まで保存しておけるタイプの白髪染めでないと、無駄が大きくなります。

3.髪や頭皮を傷めない?

部分染めは、生え際など限られた範囲のみに白髪染めを塗布します。
しかし、伸びてきた白髪をこまめに染めることを考えると、出来るだけ低刺激で髪や頭皮に優しいものが望ましいでしょう。

こうした事を踏まえて、後はご自身のライフスタイルに合うタイプの部分染め剤を選ばれると良いと思います。

出掛ける時に目立つ部分を簡単に染めるなら、ブラシ・マスカラ・ファンデーションなどの白髪隠し。
「いつでもキレイにしていたいけれど、わざわざ部分染めに時間を割くのはちょっと」と思われる方は、毎日使えるカラートリートメントが便利です。

部分染め(白髪隠し)とカラートリートメントの違い

白髪染めの部分染めを自宅で行う場合、使い勝手が良いのはカラートリートメントや白髪隠しです。
では、この二つの特徴には、どのような違いがあるのでしょうか?

1.カラートリートメント

  • シャンプー後の濡れた髪に使用
  • 全体染めと部分染めのどちらにも対応可能
  • トリートメント成分で美髪効果が高い
  • 髪や頭皮にダメージを与えない
  • 洗い流す必要があるためすぐには出かけられない

2.白髪隠し

  • 乾いた髪に使用
  • 気になる部分のみ簡単に白髪を隠せる
  • 速乾性のためそのまま外出可
  • 持ち歩くこともできる
  • 広範囲の白髪には適さない
  • 色持ちは期待できない
  • 汗や雨で濡れると色落ちすることがある

このように、カラートリートメントと白髪隠しには、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ご自分の白髪の量や、生活習慣に合った部分染め剤を使われるのが一番でしょう。
また、場面に応じて使い分けるなど二つを併用する事も出来ます。

綺麗を保つ!白髪染めの部分染めのやり方

根元や生え際の白髪をしっかり部分染めするためには、正しく白髪染めを行うことが大切です。

とはいえ、やり方やコツはお使いの白髪染め剤のタイプによって異なります。
事前にパッケージなどをよく読み、用法・用量をきちんと守るようにしましょう。

一般論になりますが、部分染めを行う際も塗布しにくい耳まわりや生え際などから塗り始めます。
鏡などを使って、こうした場所に塗り忘れがないかチェックするのもオススメです。

塗布の仕方については、カラートリートメントは染まって欲しい場所にたっぷりと。
その他の白髪隠しは、ダマや色移りの原因となりますので付け過ぎに注意します。

また、誰でもせっかく部分染めした髪を、なるべく綺麗に保ちたいと思われる事でしょう。

これを叶えるためには、それぞれの白髪染め剤の利点を活かして、部分染めアイテムを併用するのが良い方法と言えます。
その際は、同じブランドで商品を選ぶと、色ムラにならず仕上がりに統一感が出ます。

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白髪染めの部分染めのまとめ

白髪染めの部分染めのまとめ

このように、伸びてきた白髪のケアには部分染めが欠かせません。

白髪があるからといって毎回全体染めを行ったり、根元カラーでリタッチを繰り返すと髪や頭皮を傷めてしまいます。
それに対して、カラートリートメントや白髪隠しによる部分染めは、低刺激でダメージが少ない白髪染めです。

こうした、髪に優しい部分染め剤で生え際の白髪をカバーする事で、全体染めの回数を減らしても綺麗な状態を保つ事が出来ます。
また、これらを上手に活用する事で、白髪染めによる髪や頭皮のダメージを最小限に抑える事も出来るでしょう。

中でも、ルプルプや利尻などのカラートリートメントは、髪を補修し美しくする効果も期待出来ます。
そのため、白髪の部分染め剤として特にオススメです。