白髪染めしても10日で目立つ

せっかく白髪染めをしても、アッという間に生え際に白いものが…。
個人差はありますが、染めて10日もすると伸びてきた白髪が目立ち始めます。

鏡を見て思わずため息をつく方も少なくないはず。
とはいえ、気になるたびに白髪を染めても良いものか、迷われる方も多い事でしょう。

こちらでは、白髪染めをしても10日で目立つ白髪の対処法についてお話ししたいと思います。
10日で生えてくる白髪の正しい対処法、おすすめの白髪染めもご紹介しますので参考にして下さい。

白髪染めを10日に1度しても良いの?

髪は1ヶ月に1~1.5cm伸びると言われています。
つまり、早い方で10日で約5mmです。

白髪染めは、暗いトーンに仕上げて白髪を目立たなくするのが基本。
そのため、根元に伸びてきた白髪は、たった数ミリでもよく目立ちます。

この「コントラストくっきり!」の状態を放置しておくわけにもいきません。
一番簡単なのは、同じ色でもう一度染める事のように思えます。

ただ、白髪染めの度に髪や頭皮は、少なからずダメージを受けるわけです。
白髪染めを10日に1度の頻度でしても良いのでしょうか。

10日に1度の白髪染めどんな影響がある?

白髪染めを10日に1度した場合、問題になるのが髪と頭皮のダメージです。
一般的な白髪染めカラー(2剤式)は、アルカリ剤でキューティクルをこじ開けて髪を脱色。

ジアミンなどの酸化染料が髪の内部に浸透する事で、白髪がしっかり染まります。
しかし、キューティクルが壊れてしまうと髪は栄養や潤いを保てなくなり、パサつきや切れ毛の原因になります。

また、ジアミンは皮膚に対する刺激が非常に強い物質です。
白髪染め中に、ピリピリした刺激を感じる敏感肌の方も少なくありません。

アレルギーの原因にもなるため、かぶれや湿疹などが見られた場合は使用を中止しましょう。
こうしたダメージは蓄積され、髪や頭皮の健康を損ないます。

深刻な影響を考えると、10日に1度の白髪染めはおすすめ出来ません。

白髪染めの理想的な頻度とは

10日に1度がダメなら、どのくらい間隔を空ければOKなのでしょうか。
髪や頭皮のダメージだけを考えれば、白髪染めの理想的な頻度は2ヶ月に1度と言われています。

しかし、3cm近く伸びる白髪をそのままにしておける方は少ないでしょう。
白髪の量にもよりますが、見た目とヘアダメージのバランスが良いのが「1ヶ月に1回の白髪染め」です(白髪が30%以下の方なら1.5~2ヶ月、半分で1ヶ月、それより多ければ約3週間)。

また、頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)は28日~45日周期です。
そのため、1~1.5ヶ月空ければ頭皮の負担をかなり軽減出来ます。

さらに、美容院で白髪染めをされる方は、ヘアカットのタイミングと合わせる必要もあるでしょう。
これらを踏まえ、自分に合った白髪染めの頻度を見つけて下さい。

10日で生えてくる白髪の対処法

10日で生えてくる白髪の対処法

髪や頭皮の健康を思うと、理想は白髪染めを1ヶ月以上我慢する事。
「でも、生え際の白髪はやっぱりイヤ!」ほとんどの方はそう思われる事でしょう。

そんな方のために、10日で生えてくる白髪の対処法についてお話しします。

根元のリタッチ

白髪染めによるヘアダメージを最小限にするためには、全体染めの回数を減らす事が大切。
その方法として有効なのが根元のリタッチです。

白髪が気になるたびに全体を染めるのではなく、生えてきた白髪部分だけを染めましょう。
フェイスラインや分け目など根元を染める事で、見た目の印象は全然違うはずです。

もちろん、ノーダメージというわけにはいきません。
しかし、既染毛は薬剤による影響を受けないため、10日に1度の全体染めと比べれば格段にダメージが少なくなります。

ただし、セルフカラーの場合は、自分では見にくい後頭部などに塗り残しが起こりがちです。
また、市販の白髪染め剤は、誰が使っても失敗がないように薬剤が強めに配合されている点にも注意しましょう。

マスカラタイプの白髪隠し

根元のリタッチより手軽なのが、マスカラタイプの白髪隠しです。
気になる白髪を見つけた時に、サッと塗るだけで一時的に白髪をカバーする事が出来ます。

マスカラタイプ以外にも、クリームやスティック型などがありますので、使いやすいものを選ばれると良いでしょう。
最近は、2~3日色が残るタイプもありますが、基本的に効果は持続せず、シャンプーで落ちてしまいます。

水濡れや汗で色落ちする恐れがあるので注意が必要でしょう。
マスカラタイプは、白髪のピンポイントケアにピッタリ。

白髪染め後10日ほど経ち、目立ち始めたばかりの白髪ケアなら問題なく行えるでしょう。
ただ、白髪の量が多い方や数cmも伸びてしまった白髪の場合は、時間と手間がかかり過ぎて不向きです。

10日もつタイプもある?根元カラー

色持ちが良く、約10日もつ根元専用カラーも選択肢の一つです。
髪に塗布したら数分放置、その後シャンプーで流すだけ。

ヘアマニキュアタイプのため、10日間隔で使ってもダメージの心配がありません。
毎日使わなければならない1日タイプの白髪隠しが面倒に感じる方。

例えリタッチとは言え、白髪染めカラーによる髪や頭皮のダメージが気になる方に向いています。
なお、ヘアマニキュアは皮膚に付くと、非常に落としにくいため注意が必要です。

使用する際は、保護クリームや手袋・ケープなどを用意して、皮膚に付かないように気を付けましょう。

白髪染めカラートリートメント

10日で生えてくる白髪の対処法としておすすめしたいのが、カラートリートメントです。
白髪染めカラートリートメントは、安心安全な成分で作られています。

ジアミンや刺激の強い化学成分などは配合されていないため、敏感肌の方やアレルギー体質の方も使用が可能です。
仕上がりはとてもナチュラルで、ムラ染めになる事もありません。

特に、利尻カラートリートメントやルプルプは、低刺激なのに発色が良くトリートメント効果が高いと評判です。
いつものトリートメントの替わりに、毎日素手で使用する事が出来る気軽さも魅了でしょう。

使う度に少しずつ色が入り、伸びてきた白髪を自然にカバーする事が出来ます。
また、皮膚やお風呂場の壁についてしまっても、さっと流せば問題ありません。

手袋やケープも不要で気軽に白髪のケアが行えます。

白髪染めと10日のまとめ

白髪染めと10日のまとめ

白髪染めをして10日もすれば伸びてくる白髪。
気になってつい染めてしまいたくなりますが、全体染めを繰り返す事は避けましょう。

白髪染めによるダメージで、髪や頭皮がボロボロになってしまいます。
白髪が伸びてくるのを止める事は出来ません。

そのため、なるべく全体染めの回数を減らす事が大切なのです。
生えてきた白髪の対処法には、新生毛だけのリタッチや白髪隠し、根元専用カラーなどがあります。

しかし、どれも一長一短といった所。
そんな中、おすすめなのが白髪染めカラートリートメントです。

利尻カラートリートメントやルプルプなら、ノンダメージで白髪を簡単ケア。
トリートメント効果も高く、使う度に髪が綺麗になっていきます。