白髪のメカニズム

初めて白髪を発見した時は、一気に老けたような気がしてショックになりますよね。
多くの白髪はごく自然な加齢によるものなので、100%防ぐ事は困難です。

しかし、近年は生活習慣の乱れや無理なダイエットにより、白髪になる人が増えています。
白髪は正しい対策を行う事で、進行を予防・改善する事が出来ます。
 
白髪対策のためには、まずは白髪のメカニズムを理解する事が大切です。
では、詳しく見ていきましょう。

白髪のメカニズムは解明されている

酵素が正常に働かないと白髪になる事が分かっています。
実は、生えてきたばかりの全ての髪の毛はもともと白い色。

髪の毛が作られていく過程の中で、メラニン色素が自然に混ざっていき黒になるのです。
ですから、白髪というのは混ざるべき色素が足りない事で起こると言えます。

メラニン色素は、毛根の一番下の部分にあるメラノサイトという細胞で作られています。
そして、メラニン色素を生成する際にはチロシナーゼという酵素が欠かせません。

しかし、何らかの理由でこのチロシナーゼが充分に働かずにメラニン色素が作られなくなると、髪の毛に色を付ける事が出来なくなります。
こうして、白髪が発生する事になるのです。

白髪のメカニズムの論文

1969年に玉川大学農学部が発行した、「玉川大学農学部研究報告 第9号」があります。
この中に掲載されている「頭髪に関する研究(第1報) ~白髪のProline欠除とその因子について~」という論文。

題名に「白髪」という言葉が入っている最も古い資料であり、半世紀も前に提出された論文です。
その中で、「頭髪の色はメラニンによることも知られている」との記述があります。

黒髪のもとがメラニンである事は、半世紀前には既に常識だったのです。
髪の色はメラニン色素によって決まり、メラニン色素には黒色メラニンとも呼ばれる「ユーメラニン」と、黄色メラニンとも呼ばれる「フェオメラニン」があります。

この2種類の組み合わせによって、様々な髪色が作られているという訳です。
日本人の場合は、大部分がユーメラニンですので、白髪はこのいずれのメラニン色素も含まない状態の髪という事になります。

白髪になる原因とメカニズム

白髪になる原因とメカニズム

白髪になる最も大きな原因は老化。
年を取ると、毛根部のチロシナーゼの量が減ったり機能が低下して、メラニン色素を作る事が出来なくなるのです。

しかし、若白髪に悩まされている人も多いものですよね。
老化以外の原因でも、メラニン色素が作られなくなる場合があるのです。

例えば、栄養が充分に足りなかったり生活習慣に問題があったりしても、白髪になる事があります。
また、病気のせいで白髪になる場合もあり、細胞のストレスが白髪を招く事も分かっています。

白髪のメカニズムは、メラニン色素が充分に作られなくなる事によって起こるもの。
生えたばかりの髪の毛はもともと真っ白です。

そこにメラニン色素が混ざる事で、様々な髪色として現れます。
しかし、色素が足りなければ色を付ける事は出来ませんので、当然白髪になってしまうのです。

白髪の原因は色素幹細胞

白髪の原因の一つは、色素幹細胞の機能不全となっています。
色素幹細胞とは、 髪の毛の根っこである毛包と毛穴のちょうど中間あたりの、バルジと呼ばれる領域にある細胞です。

この色素幹細胞には、アメーバのように分裂して自分と同じ細胞を際限なく増殖させる能力があります。
生えたばかりの無色の髪に色素を注入し、 黒髪を作るメラノサイトを作ってくれるのです。

毛包においてメラノサイトが損傷し機能不全になっても、バルジ領域に存在する色素幹細胞から新たなメラノサイトが供給されます。
ただし、メラノサイトが正しく機能していても、色素の元となるメラニンが存在しないと白髪は黒髪にはなりません。

白髪の研究が進んで、新たな治療薬が生まれる事が期待されています。

白髪の原因は栄養不足

髪の毛の素となるのは、毛乳頭細胞です。
毛細血管から栄養を受け、毛乳頭の周りにある毛母細胞に栄養や酸素を送っています。

すると、毛母細胞はそれらによって細胞分裂を繰り返し、一つ一つが髪の毛になって成長するのです。
ですから、髪が抜けても毛母細胞がある限り、また髪は生えてきます。

しかし、栄養不足で血行が悪ければ毛細血管に栄養や酸素が十分届きません。
そのため、毛母細胞が十分な細胞分裂を出来ないのです。

そして、正常な髪の成長に悪影響を及ぼします。
白髪は食生活とも関係があり、健康な髪の毛を保つためにはミネラルやアミノ酸、ビタミンなどが必須です。

特にミネラルは、チロシナーゼが働くためには欠かせない栄養素。
偏った食生活や無理なダイエットなどをしていると、これらの栄養素が充分に身体に行き渡らずに、白髪になりやすくなります。

栄養不足による白髪でよくあるのは、女性ホルモンのエストロゲンの減少です。

毛先の髪の毛だけ白髪になるメカニズム

毛先の髪の毛だけ白髪になるメカニズム

毛先が黒で根元が白髪なのは、メラノサイトの機能低下が原因です。
黒く生まれてきたのに途中から白髪になってしてしまうメカニズムは、いくつかあります。

メラノサイトからメラニン色素が作られなくなったこと、毛母細胞がメラニン色素を受け取れなくなったことが考えられるでしょう。
また、メラニンの材料のアミノ酸が不足している事などがあります。

しかし、最も多いと考えられるのがメラノサイトの機能低下です
メラノサイトの機能とストレスには非常に密接な関係があり、ストレスは交感神経を興奮させます。

交感神経は闘争の神経と呼ばれているもの。
冷静な判断が出来ずにイライラが募る事で、さらに交感神経が活発になっていきます。

本来なら副交感神経が優位になる夕方以降も、活発なままになってしまうのです。
さらに、ストレスは活性酸素を生み出してしまい細胞まで酸化させてしまいます。

そのため、メラノサイトが機能不全になり、毛先が白髪になりやすくなるのです。

白髪のメカニズムのまとめ

白髪のメカニズムのまとめ

髪のカラーリングを繰り返すと、白髪になりやすいという事実があります。
永久染毛剤と呼ばれる白髪染めやおしゃれ染めには、薬剤浸透のために髪のキューティクルを開くアルカリ剤が配合されているからです。

半永久染毛料と呼ばれるヘアカラートリートメントやヘアマニキュアには、髪にも頭皮にもより優しくなっていますのでおすすめ。
特にヘアカラートリートメントは白髪を染めるだけでなく、髪や頭皮に栄養を与えてくれるのです。

人気の利尻ヘアカラートリートやルプルプは、白髪が増えることを予防・対策してくれます。
白髪が増えるのを防ぎたい方や髪の毛を傷ませたくない方は、白髪染めトリートメントを使用するのがオススメです

特にストレスによって毛先が白髪になる事は誰にでもあるので、珍しい事ではありません。
毎日の食事、ストレス解消、睡眠、運動など、自分の出来る事から見直していきましょう。


【白髪染めのオススメ2選】

当サイトでオススメしている白髪染めです。 成分などを総合して安全に使用する事が出来る商品を厳選しています。
  1. ルプルプ

    ルプルプのランキングルプルプ

    トリートメントなので、白髪染めでもダメージがゼロとなっており、アレルギーがある方でも安心と言えます。弱アルカリ性でしっかりと染まる事も、人気の理由です。手も汚れない、いつものトリートメントの代わりに使える、染めのムラが無くなると行ったメリットもあります。

  2. 利尻

    利尻のランキング

    無添加、無香料、ノンシリコンで、髪・頭皮へのダメージが少ない白髪染めです。使った後のヒリヒリがない、臭い匂いがないというのも魅力です。1,700万本以上の販売実績があり、多くの方に愛用されています。4色から選べるので、オシャレも演出する事が出来ます。