白髪の途中

鏡で白髪をチェックしていると、1本の髪から白と黒が混ざっている場合があると思います。
根本は白髪なのに毛先に向かって黒くなっているとか、反対に根本は黒いのに毛先に向かって白髪になっているとか。

中には、1本で白髪から黒髪、そしてまた黒髪から白髪と繰り返す髪もあるそうです。
そこで今回は、白髪の途中から黒髪になる原因、またその逆の場合の原因について、検証していきたいと思います。

⇒途中からの白髪にオススメのトリートメントを見てみる。 

白髪が途中から生えるのはなぜ?

髪の毛をよく見ると途中まで健康的な黒髪なのに、途中から白髪に変わっているものがあります。
なぜ白髪が途中から生えてきてしまうのでしょうか?

その原因は、メラノサイトの低下と呼ばれています。
日頃から多くストレスを感じたり、食生活が乱れていたり生活習慣が乱れていると、メラノサイトの機能が低下してしまうのです。

すると、正常に髪の毛を黒く着色するという作用が行われなくなってしまいまいます。
しっかり栄養補給が出来ていれば、メラノサイトの働きが正常に働きます。

そして、毛母細胞からメラニン色素を多く作る事が出来て、生まれたばかりの産毛にしっかり黒く着色する作用が働くのです。
しかし、何らかの影響によりメラノサイトの働きが弱まってしまうと、途中から白髪になってしまう事があります。

途中から白髪になる原因は、メラノサイトの機能低下によるものが多いようです。

メラノサイトの機能低下により白髪が途中まで生える

途中から白髪になっているという事は、栄養不足によるメラノサイト機能低下が挙げられます。
つまり、栄養素がしっかり頭皮まで行き届き、メラノサイトが正常に働いていれば、真っ黒な髪の毛に着色されるわけです。

しかし、栄養不足であったり、しっかり毛細血管の隅々まで栄養素が行き渡っていないと、中途半端な途中から白髪になってしまいます。
また、血行不良になると栄養素はしっかりメラノサイトまで行き渡らないため、中途半端な白髪が増えてしまう事も考えられるでしょう。

そのために、睡眠をしっかり取ったり適度な運動をしたり、マッサージを取り入れるなどして全身の血行を促進させる事が必要です。

栄養不足により白髪が途中まで生える

健康的な黒髪が入るためには、多くの栄養素が必要です。
健康的な黒髪に必要な栄養素は、海藻に多く含まれるヨウ素(ヨード)があり、メラノサイトの活性化に大切な栄養素になります。

また、細胞分裂に大きな働きをしてくれるビタミン、メラニン色素を生成するために必要なビタミンE、ビタミンA、ミネラル、亜鉛、カルシウムといった様々な栄養素が必要です。
体にこれらの栄養素が摂取されていないと、頭皮が栄養不足になってしまい、メラノサイトの活動が弱まって途中から白髪になってしまいます。

また、しっかり栄養素摂取していても血行が悪くなってしまうと、頭皮の毛細血管まで栄養素はしっかり到達しません。
髪の毛はタンパク質で出来ているので、大豆製品、豆腐や納豆と言った物から良質なタンパク質を摂る事も大切です。

栄養不足になっていると、メラノサイトの働きが弱まってしまいます。
そのため、しっかりメラニン色素が働かずに、途中から白髪になってしまうということが起きるのです。

中途半端な白髪を予防するためには、下記のような栄養素を色々な食材から摂る事が大事です。

  • 炭水化物
  • タンパク質
  • 脂質
  • ビタミン
  • ミネラル

睡眠不足により白髪が途中まで生える

健康的な黒髪の入れるためには、良質な睡眠がとても大切です。
慢性的な睡眠不足が続いていると、脳内にストレスを感じ自律神経が反応して血管が収縮してしまいます。

そうすると、血行不良になり栄養素をいっぱい取ったとしても、頭皮の毛細血管へ栄養素がしっかり届かないのです。
また、寝ている間に成長ホルモンが分泌されて、健康的な黒髪は寝ている間に回復されるのです。

成長ホルモンが一番分泌されやすいのは、夜の10時から午前2時までとなり、この時間はゴールデンタイムと呼ばれています。
良質な睡眠を摂取するためには、この時間にしっかり寝ている事が大事です。

途中までの白髪を防ぐためには、良質な睡眠を確保しましょう。
良質な睡眠が確保していれば、脳内疲労もリフレッシュされストレスも解消されます。

そのため、副交感神経が働き、体がリラックスモードになります。
頭皮に黒髪に必要な栄養素がしっかり行き渡れば、途中までの白髪を予防する事が出来るでしょう。

ストレスにより白髪が途中まで生える

メラノサイトの機能とストレスには、非常に密接な関係にあり、白髪に影響します。
過度なストレスを感じていると体が緊張状態となり、交感神経が働き血管が収縮してしまいます。

つまり、緊張感のあるストレスのある生活をしていると代謝が悪くなってしまい、途中までの白髪が生えてしまうというわけです。
たった一日のストレスで急に白髪が増えると言うことありません。

しかし、ストレスのある生活を長年続けていると、半年後また1年後に途中までの白髪という形になって現れてきてしまいます。
交感神経は血管を収縮させるので、ストレスが長く続くと、頭皮の毛細血管は常に栄養不足の状態となるのです。

途中からの白髪を予防するためには、日頃からストレスを解消して、ストレスをためない事が大切と言えます。
すると、副交感神経が働き体がリラックスモードになり、途中から白髪が生えると言った事は予防出来るでしょう。

甲状腺機能低下症により白髪が途中まで生える

たいていの場合の白髪は生活習慣を改善すれば、元気な黒髪に回復出来るとされています。
しかし、甲状腺機能の低下によって白髪が途中まで入った場合は、気を付けなければなりません。

甲状腺機能低下によるホルモンの異常があると、コレステロール値が上がり、体が浮腫んだり皮膚が乾燥したり、白髪や抜け毛、脱力感といった体の不調が現れます。
甲状腺機能の低下は、40代以降の更年期を迎えた女性に多く見られるのです。

甲状腺機能の低下は、更年期によるホルモンの変化が原因と言われています。
特に、生活習慣が変わっていないのに中途半端な白髪が増えたと感じた場合は、甲状腺機能の低下が考えられます。

そのため、専門の医師に相談すると良いでしょう。

白髪の途中から黒髪になる原因とは?

白髪の途中から黒髪になる原因

白髪の途中から黒髪になった場合は 、栄養不足や生活習慣の乱れによって、しっかり毛細血管に栄養素が行き届いてないと考えられます。
根元が白髪になってしまった場合は、付い抜きたくなってしまいますが、毛根を痛め付けるので避けた方が良いでしょう。

毛根は、たった1本の髪の毛だけではなく2~3本生えてくるので、健康な毛根を傷付けてしまう事になります。
健康的な毛根に健康的な黒髪が生えてくるので、毛根を痛め付けてしまうと健康的な黒髪を回復させる事が出来ないのです。

ですから、どうしても途中から白髪になった髪の毛が気になった場合は、抜いてしまうのではなく、清潔なハサミで根元からカットするようにしてください。
しかし、気を付けたいのは、白髪はまた生えてきますので、生えてきた時にピンと立って逆に目立ってしまう場合がある事です。

数えられるくらいの白髪でしたらカットすれば良いですが、白髪の量が増えた場合は、白髪染めトリートメントを利用すると良いでしょう。

黒髪の途中から白髪になる原因とは?

黒髪の途中から白髪になる原因

黒髪の途中から白髪になるという事は、根元部分が黒くなっている状態です。
根元は黒いという事は、もともとは白髪で、栄養素が行き渡ってしっかりメラニン色素が付着されたという事になります。

ですから、白髪が改善されて黒髪が戻ってきたという事ですから、髪の毛が元気になったという証拠です。
途中までの白髪でも、絶対に抜くのは止めた方が良いです。

この状態で生活習慣を正しくしていれば、元気な黒髪が戻ってくるでしょう。

白髪が途中まである髪を染めないで対処するには?

白髪が途中まである髪を染めないで対処する

数えられるくらいの途中からの白髪は、誰でも生えてくる可能性があるので、あまり気にする事はありません。
根本からカットしても伸びた時には、逆にピンと目立ってしまう可能性があります。

ですから、白髪が途中まである髪の量が増えてきたら、白髪染めでしっかり染める事をオススメします。

⇒途中からの白髪にオススメのトリートメントを見てみる。 

途中の白髪のまとめ

途中の白髪のまとめ

昔は白髪は遺伝や年齢によるものとして、一度出来てしまったら諦めてしまう方が多かったのです。
しかし、最近は生活習慣によって 白髪の進行を遅くしたり、また予防改善出来る事が分かっています。

まずは、栄養バランスの良い食生活を心がけて、良質な睡眠をとり、そして血行促進のために適度な運動する事で、健康的な黒髪を回復させる事が出来るでしょう。

途中まで白髪が生えてきた場合は、少量の場合はハサミでカットしたり、ヘアマスカラなどで染めるなどして対応すると良いのです。
途中から白髪が生えてきた量が増えると、白髪染めで対応した方が良いでしょう。

ルプルプや利尻ヘアカラートリートメントは、白髪染めの頭皮への負担を解消するために開発した無添加のヘアカラートリートメントです。
潤い成分の天然利尻昆布を始め、28種の植物成分配合しています。

髪に良い成分を贅沢に配合しており、髪や頭皮を傷めず手軽に使用出来るのでオススメです。

当サイトでは、管理人も実際に利用した白髪染めトリートメントを紹介しています。
白髪に悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。