白髪染めは保存出来るの?ふと疑問に思った方もいると思います。
口にするわけではありませんが、頭皮や髪に直接触れるものだけに安全面は気になるところです。
保存出来るのか出来ないのか、また古い白髪染めを使う事で何か悪影響があるのか。
身近な存在の白髪染めですが、案外詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、保存出来る白髪染めとそうでない白髪染めの違い、保存方法についてお話ししたいと思います。
タイプ別の使用期限の目安、保存中や捨てる際の注意点もご紹介しますので参考になさって下さい。
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使いかけの白髪染めは保存が出来る?
白髪染め剤の一回当たりの使用量には個人差があります。
白髪の量や髪の長さ、全体染めなのかリタッチかなどによって、必要量が違ってくるためです。
そのため、市販の白髪染め1箱がちょうど1回分という方もいれば、半分で良いという方もいると思います。
また、セミロング以上の長さの場合は、1.5箱程度必要な事が多いようです。
使い勝手やコストの面から考えると、余った分は次回まで残しておける白髪染めが理想と言えます。
実際、全体染めとリタッチを交互、あるいは数回おきにされている方がほとんどだと思います。
この場合も、残った白髪染め剤を保存し、繰り返し使えれば非常に便利です。
では、使いかけの白髪染めは保存する事が出来るのでしょうか。
保存出来るかどうかは白髪染めのタイプで違う?
実は、白髪染めには保存が可能なものと、そうでないものがあります。
残った染料を保存して次回また使えるかどうかは、白髪染めの種類によって違ってくるのです。
市販の白髪染めのタイプ別に、特徴や保存・取り置き出来るかどうかをご紹介します。
2剤式の白髪染めは保存出来ない?理由は?
1剤と2剤を混ぜ合わせるクリームタイプの白髪染めは、「混合したらその都度使い切り」が原則です。
このタイプの白髪染めは、伸びがよくムラになりにくいため、全体染めに適しています。
また、ドラッグストアやスーパーで気軽に購入出来、価格も比較的手ごろです。
しかし、2剤式の白髪染め剤の混合液は保存が出来ません。
こうした白髪染めカラーは、染料の化学反応によって白髪を染め上げます。
そのため、薬剤を混ぜ合わせた後、時間が経過すると染毛効果がなくなってしまうのです。
ただ、2剤式であっても、チューブタイプの白髪染めは保存する事が出来ます。
染料が残った場合、混合する前の状態でしっかりキャップを閉めておけば、それぞれの容器で次回まで保存が可能です。
ムース・泡タイプの白髪染めは保存可?
ムース・泡タイプの白髪染めも保存する事が出来ます。
ワンプッシュで、1剤と2剤の混合液が出て来るので、混合の手間がありません。
必要な分だけ使ったら、残りはボトル容器で保存が可能です。
ムースタイプの利点は、泡を手に取って直接髪につけられる事でしょう。
液だれしにくいので、簡単に広い範囲の白髪を染める事が出来ます。
ノズル付きのタイプも、プッシュしたらそのままブラシで塗布するだけと手軽です。
生え際ま出来れいに染められるので、全体染めだけでなく、リタッチや部分染めにも適しています。
2剤式でしっかり染めたいけれど、1回で使う量がそれほど多くないという方は、こうした保存のきくタイプの白髪染めが良いでしょう。
白髪染めトリートメントは保存が出来る?
最近、人気の白髪染めトリートメントは、必要な分だけ使った後に残りを保存しておく事が出来ます。
一般的な白髪染め剤と違い、髪や頭皮に優しいのがルプルプや利尻カラートリートメントの特徴です。
脱色してから髪の内部に染料を浸透させるのではなく、髪の表面をコーティングするようにカラーリングします。
そのため、髪や地肌に負担が掛からず、仕上がりもとてもナチュラルです。
繰り返し使う事で少しずつ色が入っていくため、全体染めはもちろん、部分染めやリタッチにも向いています。
また、使用回数や量を加減する事で、好みのトーンに調整がきくというメリットもあります。
残ったトリートメントの保存が可能だからこそ、こうした幅広い使い方が出来るのです。
白髪染めの保存方法と保存期間
開封後も保存が出来る白髪染めはとても便利です。
全体染めにもリタッチにも使えますし、使う度に購入するよりコストパフォーマンスも良くなります。
とは言え、いつまでも保存出来るわけではありません。
開封する事で、酸化など中身の劣化が少しずつ進んでいきます。
2剤式の白髪染め(混合前に限る)の保存期間の目安は、3ヶ月から半年と言われています。
期間内であれば、染め上がりに大きな影響はないとされています。
しかし、時間の経過と共に起こる変質や変色は避けられません。
パッケージや説明書には必ず「開封後は~ヶ月以内に使い切りましょう」など、保存期間などについての記載があります。
白髪染めを保存する場合は、キャップをしっかり閉めた上で、その期限を守る事が大切です。
未開封の白髪染めの保存期間はどのくらい?
では、未開封の白髪染めの場合はどうでしょうか。
メーカーによって見解は異なりますが、一般的な保存期間の目安は製造後3年以内とされています。
それ以上経った薬剤は、染毛効果が落ちている恐れがあるので注意しましょう。
パッケージ通りの色に染まらなかったり、最悪の場合は頭皮のトラブルに繋がる可能性があります。
また、思ったような色味にならなかったからと言って、すぐに染め直せば髪は大きなダメージを受ける事になります。
たとえ未開封であったとしても、古くなった白髪染め剤を使用する事は避けるべきでしょう。
注意が必要?保存出来ない白髪染めの捨て方
2剤式の白髪染めの混合液は保存する事が出来ません。
混合した状態の薬剤を保存するのはとても危険です。
混合液は空気に触れるとガスを発生させる性質を持っています。
そのため、密閉容器で混合液を保存すると、充満したガスで破裂する可能性があるのです。
では、ガス抜きのためにフタを開けておけば良いのでは?と思われるかもしれません。
確かに容器が破裂する心配はなくなります。
しかし、薬剤の酸化や劣化が進み、染毛力が著しく低下するため、残しておく意味がありません。
よって、余った混合液は速やかに下水に流すようにしましょう。
容器については、よく洗った後で自治体のごみの分別方法に従って廃棄します。
白髪染めカラートリートメントの保存方法
お風呂場で簡単に白髪が染められるルプルプや利尻カラートリートメントは、使い勝手がよく便利です。
使いたい分量だけ使用し、残りはそのままチューブで保存する事が出来ます。
多くの白髪染めカラートリートメントは、防腐剤などの化学物質が無添加です。
また、髪と頭皮に優しい天然成分がたっぷり配合されています。
それにより、髪をいたわりながら美しく染め上げる事が出来るわけですが、保存には少し注意が必要です。
無添加であるがゆえ、保存期間はやや短めになります。
未開封で3年、開封後は3ヶ月以内を目安に使い切るようにしましょう。
なお、保存は高温多湿になりやすいお風呂場ではなく、脱衣所の棚など別の場所がオススメです。
カビや雑菌の繁殖を抑えて、中身の劣化を防止する事が出来ます。
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白髪染めの保存のまとめ
このように、白髪染めには保存出来るものと出来ないタイプがあります。
保存期間は未開封で3年、開封後は3~6か月が目安です。
また、保存可の白髪染めであっても混合液は保存出来ません。
ガスが発生し、容器が破裂するなど思わぬ事故の原因となる事があるので、十分注意をしましょう。
保存出来る白髪染めの中で、一番のオススメは白髪染めトリートメントです。
使い方も簡単で気軽に白髪がケア出来ますし、保存中にガスが発生するリスクもありません。
ワンプッシュタイプも便利ですが、容器を捨てる際にはガス抜きをしっかり行ってから廃棄する必要があります。
一方、ルプルプや利尻カラートリートメントは、そうした面倒な手間も不要です。