白髪とウィッグ

ウィッグには、演劇やコスプレに用いられるタイプもあれば、白髪を隠すのに使われるタイプもあります。
白髪染めをする以外に、ウィッグを被るという方法で白髪を隠せる可能性もあるのです。

実際、白髪染めに髪のダメージなどのデメリットを感じた人が、ウィッグの使用を始める事もあります。
ウィッグは、頭頂部など頭部を部分的にカバーするものもあれば、頭部全体をおおうものもあるのです。

今回は、白髪を隠すためのウィッグについておすすめ出来る人、またウィッグの値段などについて解説します。

白髪用ウィッグがおすすめ出来る人

白髪を隠すためのウィッグは、ウィッグ専門店で購入する事が可能です。
ウィッグ専門店は、商業ビルに入っている事があります。

白髪用ウィッグの使用がおすすめ出来るのは、このような人です。

  • 白髪染めが面倒になった人
  • 頭頂部の白髪に悩んでいる人
  • 髪の毛が薄くなってきた人

白髪用ウィッグは、頭頂部のみを隠すものがメジャーな傾向にあります。
実際、頭頂部は新しく生えてきた白髪が目立ち、また年齢を重ねると髪の量が少なくなる事が多い部分でもあるのです。

白髪隠し用のウィッグを使うと、頭頂部の白髪がカバー出来るだけでなく、ボリュームもプラスされる効果が期待出来ます。

白髪用ウィッグはオーダーメイドでも作れる

白髪用ウィッグはオーダーメイドでも作れる

既製品の白髪用ウィッグは、その場ですぐ購入出来ます。
しかし、オーダーメイドで作ってもらうと、より自分のニーズに合ったウィッグが手に入る可能性があります。

  • ヘアアイロンをよく使う人
  • 出来る限りウィッグを被っているのが分からないようにしたい

上記のような人は、オーダーメイドでウィッグを作ってもらうのがおすすめです。
また、白髪を隠すためのウィッグは、ダークカラーのものが一般的。

しかし、中には白い毛を使ったウィッグを作ってもらいたいという人もいます。
白い毛で作ったウィッグは、地毛が白髪のみの人や黒髪と白髪の混ざった状態である人に使われる傾向があるのです。

白髪を残している人々は、白髪を隠したり染めたりする気がない事が多いと言えます。
また、薄毛が気になる時に、白い毛を使ったウィッグを使用する事があります。

白髪用ウィッグの値段はどれくらい?

白髪用ウィッグの値段はどれくらい

白髪を隠すウィッグの値段は、そのデザインやメーカーによって左右されます。
頭頂部専用のポイント用ウィッグのような安価なウィッグであれば、数千円で購入出来ます。

ただし、有名メーカーのウィッグであれば、3~4万円掛かる事があるのです。
さらに、オーダーメイドのウィッグを購入するとなると、安いものでも10万円前後、高価なものですと50万円前後掛かる事があります。

既製品を選ぶにしてもオーダーメイドのものを購入するにしても、ウィッグ専門店を何件か回って値段、デザイン、大きさなどの面で納得のいくウィッグを購入しましょう。

オーダーメイドのウィッグは自然に見える

既製品のウィッグより、オーダーメイドのウィッグの方が値段が高い傾向にあります。
しかし、装着時自然に見える事が多いのです。

オーダーメイドのウィッグを注文する際、使用する毛を人工毛にするか人毛にするかを聞かれる事があります。
人工毛のウィッグは装着時のセットやウィッグ自体のお手入れが簡単である一方、使い続ける内に劣化が見られる恐れがあるのです。

人毛のウィッグについては、人工毛より自然に見える一方で、装着したまま白髪染めをするとウィッグごと染まってしまうというデメリットがあります。
セットしやすい、自然に見えるというメリットを両立させたいのであれば、人工毛と人毛をミックスしたウィッグを注文するのがおすすめです。

ウィッグの値段による違い

白髪用ウィッグの値段は、具体的にはこうした部分で高くなったり、安くなったりする傾向があります。

  • 使用したのが人工毛か人毛か
  • 機械で作られたかハンドメイドか
  • ウィッグの毛がロングかショートか

さらに細かい部分ですと、人工毛の中でも熱に強い毛を選ぶかそうでない毛を選ぶかでも、値段が変わる可能性があるのです。
熱に強い人工毛のウィッグは、普段ヘアアイロンをよく使う人におすすめ出来ます。

ウィッグを着けた状態でヘアアイロンを使いたいのであれば、熱に強いタイプの人工毛を使ったウィッグを選びましょう。

白髪とウィッグのまとめ

白髪とウィッグのまとめ

白髪を染めるのが面倒になった場合、白髪の気になる部分をウィッグで隠す事も可能です。
ウィッグには、髪の薄い部分をカバーする効果も期待出来ます。

そのため、地肌が見えてきたという人は、白髪用ウィッグの使用を検討してみましょう。
また、ウィッグは自分に合ったオーダーメイドのものを購入する事も出来ますが、既製品より高価になる傾向があります。

オーダーメイドの中でも値段の幅はあり、ショートかロングか、人工毛か人毛かなどの点で金額に変化が生じる事が多いのです。
予算の事を考えるのも大切です。

しかし、「セットがしやすい」「熱に強い」など自分の求めるウィッグが、どのようなウィッグなのかを考えて注文するのをおすすめします。