白髪染めは、最低でも1カ月に1回程度は必要ですので、手間が掛かりますよね。
いっその事、「思い切ってブリーチしてしまったらどうだろうか?」と考えた事はありませんか?
白髪が全体的に増えてくると、白髪染めではなく、ブリーチしたらどうだろう?と考える方は多いです。
全体的に真っ白にしてしまえば、楽になれそうな気がしますよね。
また、全体が真っ白になれば、それを生かしたカラーリングが可能になりそうです。
真っ白な中に、差し色として緑や紫のような目をひく色を入れる方を見ると、とてもおしゃれで真似したくなります。
そこで今回は、白髪をブリーチしたら、しっかり染まるのかどうかについて、検証していきたいと思います。
白髪染めとブリーチの違いは?
白髪染めとブリーチは、どちらも髪を染めるという意味では同じ染料です。
しかし、それぞれ脱色力と髪を染める役割が全く違います。
基本的に、白髪染めとは白髪に黒い染料を付けるものですから、脱色させる力はありません。
一方でブリーチは、髪を脱色させて好みのカラーを入れ込むという作用になりますので、脱色力が強いのです。
どちらにしても髪の毛を染めるという事には変わりません。
しかし、それぞれ染まり方などは異なります。
白髪染めは基本的にダークブラウン、ブラックといった暗いカラーの仕上がりとなります。
ブリーチは脱色した後に色が入るため、ライトブラウン、オレンジ、レッドと非常にカラーバリエーションが多いのです。
そこで気になるのが白髪があってもブリーチ出来るのか?という事ですよね。
基本的にブリーチは脱色した髪にカラーを入れ込むので、白髪には綺麗なカラーを入れ込む事が出来ません。
ですから白髪の分量が多い場合は、やはり白髪染めが一番仕上がりが綺麗に染まるという事です。
白髪の分量が多いのにヘアカラーを使うと綺麗に染まらずに、浮いてしまう場合があります。
白髪のヘアカラーにブリーチを使っても大丈夫?
白髪にブリーチしても色が入る事はありますが、気を付ける事があります。
それは、ブリーチをした後でも白髪は生えてくるという事です。
せっかく白髪が綺麗にヘアカラーをしても、新しく生えてくる髪の毛は白髪のため、変に目立ってしまうのです。
そして、色落ちした時も髪全体が白髪に戻ります。
結局リタッチと全体染めを繰り返さなければならないので、あまり現実的ではありません。
ですから、白髪の分量が多い方はブリーチではなく、白髪染めを使うようにしましょう。
白髪をアッシュ系にするにはブリーチの使用もOK!
最近、女性に人気の髪色がアッシュと呼ばれるグレー系のカラーです。
アッシュにはブラウン系カラーベージュ系ピンク系など様々あります。
アッシュ系の色は、白髪をぼかして目立ちにくくする事が出来るメリットがあるのです。
白髪の分量はそこまで多くない場合は、全体染めにアッシュ系のブリーチをすると、少量の白髪が目立くさせる事が出来ます。
アッシュ系の良い事は明るい色なので、白髪が新しく入ってきてもそのギャップがないために目立たないという事です。
日本人の元の髪の色は元の黒髪には赤みが強いため、一度ブリーチで脱色してアッシュカラーを入れる事もあります。
そうすると、まばらな白髪も目立たなくなるため、白髪の分量が少ない人は効果的と言えるでしょう。
白髪はブリーチを何回したら染まる?
基本的にブリーチとは、髪の元の色を脱色する行為です。
何度も繰り返すと髪が傷みやすくなるため、繰り返しブリーチする事はオススメ出来ません。
また、何度もブリーチしたからと言って、髪が真っ白になる事もないのです。
何度もブリーチすると、確かに髪の色素がなくなるため色素が薄くなります。
しかし、あくまで髪の毛を入れる前の段階の脱色なので、真っ白になる事はありません。
続けて何度もブリーチすると髪が確実に痛みますので、艶や腰がなくなり髪がパサ付いてきてしまいます。
白髪のブリーチは回数を重ねると増える?
ブリーチは元の髪の色を脱色するという強い作用があるので、何度も回数を重ねると確実に髪が痛みます。
ロングヘアの方が何度もブリーチをすると髪がパサつきツヤがなくなり、非常に髪にダメージを受ける事になるのです。
こうしてブリーチは非常に髪が傷みやすくなります。
そのため、どうしても色を抜いて明るい色を入れたい場合は、ショートまたはボブの長さに抑えると良いでしょう。
ブリーチをすると、どんな髪の色にも染められる事が出来るため、おしゃれで特に若い人には人気です。
ただし、髪の健康を考えるならば ブリーチの回数は抑えた方が良いでしょう。
何回もブリーチをするくらいなら、マメに白髪染めを使った方が、最終的なダメージは抑えられます。
自己流で何度もブリーチをすると髪だけではなく、頭皮も痛む事になるので、白髪や抜け毛の原因にもなります。
どうしてもブリーチしておしゃれを楽しみたい場合は、美容院に相談してヘアカラーを決めていきましょう。
白髪とブリーチのまとめ
白髪はブリーチしても染まりますが、髪の毛にかなりのダメージとなります。
1回のブリーチで、数回のカラーリングの負担に匹敵すると言われる程のダメージです。
特に白髪は、髪の色素が抜けた無色透明の毛。
そのため、ブリーチでメラニン色素を脱色させる方向に作用すれば、さらに痛みが悪化します。
数本しかない白髪の場合、まだ髪は元気なのでブリーチをしても良いのですが、ダメージの負担が大きい事は理解しておくようにしてください。
ほとんど黒髪で少量の白髪が生えている方は、ブリーチした場合、また根元から黒くなってくるので、注意が必要です。
当サイトでは、管理人も実際に利用した白髪染めトリートメントの紹介をしています。
白髪に悩んでいるという方は、参考にしてください。