白髪とカラーリング

30代に入った頃から、白髪が気になる!目立つのがイヤというお悩みをお持ちの方が増えてきます。
40代以上の方の多くは、白髪のカラーリング経験があるのではないでしょうか?

しかし、白髪は染めても染めてもすぐに伸びてきてしまいます。
せっかく綺麗に染めたのに、半月ほどで根元や生え際の白髪が目立ちだすとガッカリですよね。

見た目年齢や清潔感など、白髪は周りの人に与える印象を大きく左右します。
こちらでは、そんな白髪を目立たせない方法についてお話ししたいと思います。

白髪が目立ないカラーリングは何色なのか、オススメの白髪染めや綺麗に染める・長持ちさせるコツなどもご紹介しますので参考にして下さい。

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間違ったカラーリングは白髪が増える原因?綺麗に染める方法は?

カラーリング剤が原因で白髪が増えたり、かえって白髪が目立つ事もあります。
手間や時間、お金を掛けて白髪を染めたのに、ショッキングな事実かもしれません。

しかし、間違ったカラーリング剤選び・染め方で、髪や頭皮がダメージを受けると白髪や抜け毛が増えると言われています。
また、選ぶ色によっては、白髪が浮いて見えるなど悪目立ちしてしまう事があります。

これではせっかくカラーリングも台無しです。
髪を傷めず綺麗に白髪を染めるためには、カラーリングについて正しい知識を持つ事が大切になります。

白髪とカラーリングの関係

白髪とカラーリングの関係

先々の髪や頭皮の健康を考えると、なるべく優しい成分の白髪染めでカラーリングするのが望ましいでしょう。

白髪染め・カラーリング剤でダメージやかゆみ?

一般的なカラーリング剤には刺激の強い成分が含まれています。
白髪染めカラーは確かに白髪がよく染まります。

それは、ジアミンと呼ばれる酸化染料やその他の化学成分(薬剤)が含まれているためです。
薬剤によってキューティクルを無理やり開き、髪を脱色。

その後、発色の良いジアミン系の染料を髪の内部に浸透させる事で、白髪がしっかり染まります。
しかしながら、ジアミンはかゆみ・かぶれ症状など、皮膚アレルギーを引き起こす代表的な原因物質です。

また、脱色作用を持つ過酸化水素は、髪と頭皮に大きなダメージを与えます。
それだけでなく、大切な毛母細胞やメラノサイトの健康までも損なうため、かえって白髪が増える恐れがあるのです。

白髪・カラーリングの理想的な頻度や期間

では、白髪のカラーリングは、どのくらいの頻度で行えば安全なのでしょうか?

先ほどもお話しした通り、白髪染めカラーには髪・頭皮のダメージを与えるというリスクがあります。
それを考えると、全体染めは月に1回~2ヶ月に1度程度にとどめるのが理想的です。

当然、白髪の割合や髪の長さによっても違いがあります。
全体の6割が白髪の方で約1ヶ月、4割程度とやや少ない方なら1.5~2ヶ月が目安になるでしょう。

また、注意が必要なのがロングヘアの方です。
毛先ほどカラーリングによるダメージが蓄積しやすいため、回数を控えたり丁寧なダメージケアを行う必要があります。

白髪染めによるダメージを軽減するには、全体染めを繰り返すのではなく、適宜リタッチを行うと良いでしょう。

妊娠初期や中期、白髪のカラーリングはOK?

妊娠すると、女性ホルモンの影響で白髪が増えるため、20代など若い方でも白髪が気になりがちです。
では、妊娠中は白髪のカラーリングをしても良いのでしょうか?

実は、白髪染めカラーによる母体・胎児への直接の影響については、専門家の間でも意見が分かれる所です。
とは言え、市販の白髪染め剤には「妊娠中の使用はお控え下さい」と記載されている商品が多く見られます。

一般的に、妊娠中は体質に変化が見られたり、肌も過敏になります。
そのため、白髪染め剤でアレルギーやかぶれ症状などが現れやすいと言えるでしょう。

また、妊娠初期は香りに敏感になるため、カラーリング剤で気分が悪くなる方も多いようです。
体調が安定する妊娠中期以降に、優しい成分の白髪染めを使われるのが安心です。 

白髪染めとおしゃれカラーリングはどう違う?

白髪染めとおしゃれカラーリングはどう違う

白髪染めを使うべきなのか、それともおしゃれ染めでOKなのか?
白髪が生えてくると、カラーリング剤選びで悩まれる方が多くなります。

では、白髪染めとおしゃれ染めには、どのような違いがあるのでしょうか?
決定的な違いは髪を染める仕組みです。

白髪染めは、白髪を周りの黒髪(地毛の色)に近づけるのが目的のカラーリングです。
白髪を黒や濃い茶など、暗いトーンに染める事で周囲の髪と馴染ませます。

これに対して、おしゃれ染めは黒髪を脱色して、明るい色や別の色に染めるカラーリング剤です。
白髪には染料と反応するメラニン色素がないため、十分な染毛力は期待出来ません。

つまり、おしゃれカラーは黒髪部分は綺麗に染められますが、白髪をしっかり染める事は難しいのです。

白髪染めで黒髪もカラーリング出来るの?

結論から言うと、白髪染めで黒髪をカラーリングする事は可能です。

白髪染め剤は、キューティクルを開いた上で、髪の内部までしっかりと色素を浸透させます。
このため、白髪だけでなく黒髪部分もしっかり染める事が出来るのです。

よって、白髪の量が多い方の場合、おしゃれ染めではなく白髪染め剤の使用をオススメします。
その方が白髪が目立ちにくく、全体的に自然な仕上がりになるでしょう。

少ない白髪はおしゃれ染めでカラーリング?

では、白髪の量がまだ少ない場合はどうでしょうか?

白髪がちらほらという程度の方で、白髪染めに何となく抵抗感があるという方も少なくないようです。
これまでのように、おしゃれ染めで白髪のカラーリングが出来ないの?と思われる方も多い事でしょう。

先ほどもお話しした通り、おしゃれ染めでは白髪は綺麗に染まらないというのが一般論です。
しかし、白髪が少ない方でしたら、明るめのブラウンのおしゃれ染めを使う事で、ある程度のカモフラージュ効果は期待出来ます。

確かにおしゃれ染めでは、白髪はそのままか、周りと少しニュアンスの違う色味に仕上がります。
それでも黒髪の中で際立つ白髪よりは、明るい茶髪の中の白髪、あるいはほんのり染まった白髪の方が圧倒的に目立ちません。

白髪染めで明るい色にカラーリング出来る?

髪は目立たなくしたいけれど、明るい髪でオシャレを楽しみたい!
でも、白髪染めで明るくカラーリングって出来るの?という声が多く聞かれます。

白髪染めは剤は、全体を暗いトーンに染める事で白髪をカバーします。
このため、基本的に髪を明るい色にカラーリングするのは苦手と言えるでしょう。

以前は、白髪染めを使い続けると、髪がどんどん黒くなってしまうというイメージが強かったと思います。
しかし、最近は明るいトーンに仕上がる白髪染め剤も多く販売されるようになってきました。

一口に茶色と言っても、ダークブラウン・ライトブラウン・ナチュラルブラウンなど様々な種類の色味があります。
選択肢が増え、お好みのトーンの白髪染めがより見つけやすくなっていると言えるでしょう。

カラーリング・白髪が目立たない色選び

カラーリング・白髪が目立たない色選び

白髪をカラーリングする上で、特に重要なのが色選びでしょう。
白髪が目立つ原因は、黒髪と白髪のコントラストがハッキリしているからです。

黒い髪の中でキラキラと光る白い毛は非常に目立ちます。
しかし、あまりに真っ黒に染めると、仕上がりはどこか不自然で老けて見える印象です。

一方で、地毛の色が明るめの方は、多少白髪があっても目立ちにくくなります。
かと言って、明る過ぎる金髪のような色に染めてしまっては、黒髪部分が伸びてきた時の違和感が大きくなるでしょう。

髪色は周りから見た印象を大きく左右します。
そのため、白髪をカバーしつつ、年齢相応の上品な雰囲気や清潔感のある仕上がりの白髪染めを選びたいものです。

では、白髪が目立たないのは何色なのでしょうか?

人気のカラーはブラウン?

白髪を目立たないようにカラーリングするには、髪全体をやや明るめに染めるのが効果的です。

オススメはブラウン系のカラーでナチュラルに染める事。
日本人の黒い髪や肌色と馴染みやすく、好相性なため一番人気のカラーです。

白髪を目立たせず、程良い明るさの髪色に染まるナチュラルブラウンは、若々しい印象に仕上がります。
明るさをやや抑えたライトブラウンは上品なイメージ。

大人っぽさを求めるならライトブラウンに赤みを足したモカや、黒のように暗くなり過ぎないチョコレートブラウンが良いでしょう。

オススメ?アッシュで白髪カラーリング

アッシュ系やグリーン系の色味で、白髪をカラーリングするのもオススメです。

黄色みの強い肌色の方・地毛が真っ黒の方の場合、ブラウンに髪を染めると顔が浮いて見えてしまう事があります。
これは、茶色のカラーリングが色落ちすると、髪が赤っぽく見えてくる事が原因です。

グレーがかかったややくすんだ色であるアッシュカラーなら、そうした心配はありません。

アッシュ系の色には、赤みを落ち着かせる効果があります。
色落ちしても、元の髪色と良く馴染むため不自然に白髪が目立たないのです。

その際、少し明るめのアッシュカラーを選ぶと、退色後もより自然に白髪がカバーする事が出来ます。

ハイライト・メッシュで白髪が目立たなくなる?

カラーリングだけでなく、ハイライトやメッシュをプラスするのも良いでしょう。

お好みのカラーに染めた後、周りより明るめの色に染めた部分を作る事で、より効果的に白髪をカバーする事が出来ます。
細目に毛束をとるのがハイライト、太めの筋状に明るく入れる場合はメッシュと呼ばれます。

白髪の多い場所に、ハイライトやメッシュを入れる事で髪に立体感や動きが出ます。
おしゃれに見える上に、白髪を目立たなくする効果が高いオススメの方法です。

白髪カラーリング・美容院?自宅?

白髪カラーリング・美容院、自宅

白髪のカラーリングは繰り返し行う必要があります。
美容院でプロに任せる派、ご自宅で好きな時にセルフカラーという方もいる事でしょう。

美容院でのカラーリングのメリットは、何と言っても仕上がりの美しさです。
メッシュやハイライト、グラデーションなど、自分でするのは難しいオーダーも綺麗に仕上げてもらえます。

とは言え、時間や費用面を考えると、たびたび美容院に出掛けるのは大変です。
最近は、どなたでも簡単にセルフカラー出来る白髪染めが数多く販売されています。

そのため、白髪のカラーリングは自宅派!という方や、セルフがメインで時々美容院という方が増えているようです。
では、自宅で白髪染めを行う場合、どのようなカラーリング剤を選べば良いのでしょうか?

市販の白髪染め剤でカラーリング

一般的な白髪用カラーリング剤は、2剤式のアルカリカラーです。

髪を脱色させた後、髪の内部まで酸化染料を浸透させる方式のため、黒髪も白髪もしっかり染まります。
カラーバリエーションも豊富ですし、色持ちも良く、簡単に白髪を目立たなく出来るのもメリットでしょう。

しかし、染毛の過程でキューティクルを薬剤で無理やり開くため、髪のダメージは避けられません。
また、ジアミン(酸化染料)はアレルギーやかぶれを起こす可能性が高い、非常に刺激の強い成分です。

このため、繰り返し使用する事で、髪や頭皮がボロボロになってしまう恐れがあります。
また、一度アレルギーを発症すると、それ以降はジアミン系の薬剤を含むカラーリングが使えなくなる点にも注意が必要です。

ヘナで白髪カラーリング

ヘナは天然の植物から作られたカラーリング剤です。
化学物質を含まないので、安全に白髪を目立たなくする事が出来ます。

しかし、植物由来の成分由来であるため、染めるのに手間と時間が掛かるというデメリットがあります。

基本的に、白髪部分の染め上がりは明るいオレンジ色です。
もう少し暗いトーンにしたい場合は、さらにインディゴで重ね染めを行う必要があります。

また、髪質や地毛の色によって発色に違いが見られる事あり、必ずしも好みのカラーに染め上るとは限りません。
一般の方が使いこなすのは、少し難しい白髪染めと言えるでしょう。

マニキュアで白髪をカラーリング出来る?

ヘアマニキュアは、髪の表面を色素でコーティングするようにして染める酸性染料です。
ジアミン等の刺激の強い成分を含まず、脱色も伴いません。

そのため、一般の白髪染め剤と比べると、髪や頭皮に優しく白髪のカラーリングが行えるでしょう。
色持ちは2~3週間程度。

色味も豊富で、髪がサラサラになる点が人気のカラーリング剤となっています。
しかし、皮膚についてしまうと簡単に落とせないのがデメリットです。

頭皮に付着しないように染めようと思えば、根本や生え際の白髪をケアする事は出来ません。
リタッチに不向きという性質上、ヘアマニキュアは継続的に白髪を染める事には適さないと言えます。

トリートメントで生え際の白髪も綺麗に染まる?

カラートリートメントによる白髪のカラーリングは、髪や地肌を傷めません。

素手での使用もOKで、例え皮膚などに付いてしまっても水で簡単に落とせます。
このため、思い切って生え際や根元まで塗り込む事が可能です。

ただし、白髪染め剤と違い、色は使うたびゆっくり入っていきます。
即効性や色持ちという点では、やや物足りないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ルプルプや利尻カラートリートメントは化学物質無添加、天然成分のみで作られており低刺激。
毎日使う事が出来るほど安心・安全な白髪染めです。

徐々に白髪が染まっていくので、仕上がりもとてもナチュラル。
わざわざリタッチを行わなくても、使い続ける事で自然に生え際の白髪のケアまで行える優れものです。

セルフカラーリングの注意点とコツ

セルフカラーリングの最大のメリットは、気になった時にいつでも白髪染めが行える事です。
美容院の白髪染めと併用すれば、ヘアダメージの軽減や綺麗な状態の維持に繋がるでしょう。
 
プロと全く同じようにという訳にはいかないかもしれません。
しかし、次のような工夫で仕上がりや色持ちに差が出ます。

  • 髪や頭皮の保護は、オイル、コールドクリーム!
  • 放置中の保温保湿で、蒸しタオル、ホットキャップで発色UP! 
  • カラートリートメントは放置時間を長めに!
  • 乾いた髪に塗布して発色UP!
  • ドライヤーのかけ過ぎに注意し、熱によるダメージ軽減!
  • カラーケアシャンプー、ノンシリコンシャンプーの使用で毛染め後のケアで色持ちUP!

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白髪とカラーリングのまとめ

白髪とカラーリングのまとめ

白髪が目立つからといって、安易に白髪染めカラーを繰り返す事はオススメ出来ません。
いわゆる白髪染め剤は、髪や頭皮に大きなダメージを与えるだけでなく、アレルギーやかぶれのリスクも高いのです。

白髪とはこの先、長いお付き合いになります。
そのため、白髪の目立ちにくい色を選び、髪や頭皮の健康を損なわない方法でカラーリングを行うのが理想と言えるでしょう。

そうした条件にオススメなのが、ルプルプや利尻などのカラートリートメントです。
全体染めにも部分染めにも使える他、面倒な準備や後片付けも必要ありません。

安全性が高いため、妊娠中の女性も安心と言えます。
使用方法も簡単な事からメンズにもオススメです。