鏡を見るたびに白髪が気になる、以前と比べて白髪が目立つようになってきた。
白髪染めを始めるきっかけやタイミングは人それぞれでしょう。
しかし、美容院で綺麗に染めたとしても、髪が伸びるにしたがって、すぐに生え際の白髪が気になりだします。
行く時間や費用を考えると、たびたび美容院で白髪染めをする事に躊躇してしまうという方も多いと思います。
そのため、自宅でカラートリートメントなどによる白髪染めを行う方が増えています。
気になった時に、いつでも簡単に白髪が染められる手軽さが支持される一因と言われています。
こちらでは、自宅で簡単に、そして綺麗に染まるオススメの白髪染めについてお話したいと思います。
簡単で安心して使える白髪染めの種類やメリット・デメリット、目的別の選び方、自宅で綺麗に染める方法やコツをご紹介します。
⇒自宅でも簡単!おすすめの白髪染めトリートメントを見てみる。
市販・通販の白髪染めで安全・綺麗・簡単に染める方法とは?
自宅で白髪染めと聞くと、準備や後片付けが面倒だし、手やお風呂場が汚れそうというイメージをお持ちの方も多いと思います。
また、髪のダメージが心配だったり、自分で染めると綺麗に染まらないのでは?と思う方も少なくありません。
しかし、市販・通販で販売されている白髪染めで、自宅で簡単に白髪を染める事が出来ます。
面倒な手間がなく綺麗に染まる上、髪を傷めないタイプの白髪染めを選んで使う事がポイントです。
アレルギーや肌荒れの心配のない、低刺激で安全な白髪染め。
しかも、生え際や染めにくい部分も気になった時にすぐ染める事も出来るとあって、自宅で簡単に白髪染め派の方が増えています。
自宅で簡単!自分でできる白髪染め・タイプ別メリットデメリット
自分で出来る白髪染めには、次の6つのタイプがあります。
- 1.白髪染めヘアカラー(永久染毛剤・2剤式)
- 2.カラーシャンプー
- 3.カラートリートメント
- 4.ヘアマニキュア
- 5.ヘナ
- 6.オハグロ式
この内、自宅でどなたでも簡単に白髪を染められるのは、1~3のタイプの白髪染め剤でしょう。
それぞれにメリットやデメリット、使い方の違いがありますので、タイプ別にご紹介します。
1回でしっかり染まるのは泡タイプの白髪染め?
3つのタイプの中で一番発色が良く、しっかり染まるのは白髪染めヘアカラーがオススメです。
白髪染めカラーは、化学反応により黒髪を脱色した上で髪の内部まで色素が浸透します。
そのため、1回でしっかり白髪を染める事が出来ます。
しかし、刺激の強い成分が配合されているため、髪や頭皮に少なからずダメージを与えます。
多くの場合、肌荒れやアレルギーを引き起こす可能性のある、ジアミン系の薬剤が含まれている点に注意が必要でしょう。
使用に当たっては、パッチテストが必須と言えます。
そんな中、注目を集めているのが泡タイプの白髪染めカラーです。
泡タイプは、クリーム状などの薬剤と比べると、ムラなく塗布するのが簡単です。
液だれする事なく泡がしっかり髪を包み込むため、1回でより鮮やかな発色が得られるのもメリットでしょう。
また、泡タイプは一般の白髪染めヘアカラーの中では、刺激が少なく肌に優しい白髪染めとされています。
一番簡単で早い白髪染め?男性・メンズに人気のカラーシャンプー
白髪染めシャンプーは、自宅でも毎日使える一番簡単で早い白髪染めです。
今お使いのシャンプーを白髪染めシャンプーに変えて、いつも通りに髪を洗うだけで白髪がだんだん染まっていきます。
突然髪の色が変わると気恥ずかしい、いかにも染めてきました!のような感じが嫌な方にもオススメです。
簡単に使えて、周囲に知られる事なく、白髪をカバー出来る点がメリットと言えるでしょう。
白髪ぼかしのような使い方も可能なため、男性の愛用者が多いのも特徴です。
特別に用意する物などもなく、素手で使う事が可能となっています。
また、放置時間が必要ない事から、忙しい方でも気軽に白髪染めを行う事が出来ます。
しかし、ゆっくり色が入っていくため、効果を実感出来るまでに1週間から10日ほど時間が掛かります。
すぐにしっかり染めたい方には向かない白髪染めです。
なお、使用を中止すると少しずつ退色していくため、髪色をキープするには使い続ける必要があります。
白髪染めシャンプーは通常のシャンプーと比べると高価ですから、コストが高くなる点もデメリットと言えます。
口コミで女性に大人気!簡単・肌に優しいカラートリートメント
自宅で簡単で肌に優しい白髪染めとして、女性にオススメなのがルプルプや利尻などのカラートリートメントです。
カラートリートメントは、低刺激で髪や頭皮を傷めず、天然成分で染めるタイプの白髪染めです。
お風呂で簡単に使える上、高いトリートメント効果によって、髪がしっとりツヤツヤになると口コミでも評判になっています。
もちろん、素手での使用が可能で、ヘアカラーにありがちなツンとした臭いもありません。
ジアミンなどの化学物質を含まないため、アレルギー体質の方や敏感肌の方も安心して使う事が出来ます。
気になる生え際や、伸びてきた白髪部分のみを染めるリタッチにも向いています。
美容院での白髪染めのつなぎとしてもOKなど、使い勝手が良いのが人気の秘密のようです。
デメリットは染まり方がゆっくりなことと、黒髪を明るい色に染めることができない点です。
一般的なヘアカラーと違い、脱色作用を持たないため、カラートリートメンとは白髪のみに色が入ります。
このため、髪全体を同じトーンで染め上げる事は出来ません。
生え際は部分染めタイプの白髪染めが簡単?
生え際や根元などの白髪には、部分染めタイプの白髪染めが簡単・便利です。
伸びてきた白髪はもちろん、自宅の鏡をのぞいたら目立つ場所に数本の白髪が…
そんな場合でも、気になった時に気になる部分だけを、ピンポイントでケア出来るのが大きなメリットでしょう。
部分染めタイプには、マスカラ・刷毛・スティックなどいくつかの種類があります。
生え際の細かい部分にはマスカラやスティックで一塗り、もう少し広い範囲を染めたい時には刷毛タイプが使いやすいです。
ただし、部分染めタイプの白髪染めは色持ちという点では少し難があります。
ササッと手軽に染められる反面、汗や水濡れ、シャンプーで色落ちするなど色持ちに関してはあまり期待が出来ません。
市販・通販の白髪染めで簡単白髪ケア!目的別選び方
美容院で綺麗に染めても、髪が伸びるとすぐに生え際や分け目の白髪がチラチラと目に付くようになります。
かと言って、気になる度に美容院へ出かけていたのでは、時間・コスト面の負担が大きくなってしまいます。
そこで、自宅で簡単に白髪をケア出来る市販・通販の白髪染めの利用者が増えているのです。
現在、ドラッグストアやネットショップなどでは、様々な種類の白髪染めが販売されています。
あまりに沢山あって、どれを使ったら良いのか分からないという声も少なくありません。
また、安価なヘアカラーを使って髪が痛んでしまった!というケースもあるようです。
こうしたトラブルを避けるためにも、白髪染め剤はしっかり選びたいものです。
白髪の量やどのような染め上がりを期待するのかによって、適した白髪染めに違いがあります。
目的別の白髪染めの選び方やポイントについてお話しましょう。
美容室でヘアカラーをしている方
美容院で繰り返し白髪染めを行っている方は、ヘアカラーの脱色作用によって地毛は本来の髪色より白っぽくなっているはずです。
よって、白髪染めヘアカラーが退色してくると、髪色はかなり明るく見えてしまいます。
この場合、まずはもう一度、泡タイプなどのヘアカラーでしっかり色を入れ、髪全体のトーンを均一にする事をオススメします。
例え、その状態からカラーシャンプーを使用したとしても、しっかり色が入るまでには長い時間を必要とするでしょう。
地毛がそれほど白っぽくなっていないケースでは、カラートリートメンが適しています。
髪と地肌を労わり、ダメージケアを行いながら、自然な感じで簡単に白髪を染める事が出来ます。
なお、一般的なヘアカラーでしっかり染めた後にも、髪のケアと白髪染めが同時に出来るカラートリートメントの利用がオススメです。
部分的な白髪にお悩みの方
白髪はあるけれど黒髪の割合の方が多い、白髪混じりの状態、白髪が固まっている場所がある方には、カラートリートメントが適しています。
ジアミンなどの化学成分無添加で毎日使っても髪や頭皮を傷めません。
むしろ優れたトリートメント効果によって、ダメージヘアをいたわりケアしてくれます。
素手で簡単に髪に塗布する事ができ、薄付きのため、ムラ染めの心配がないのもメリットです。
一般のヘアカラーには劣りますが、カラーシャンプーより発色が良く、商品によっては最初からある程度色が入る場合もあります。
また、徐々に色が入っていくので、使うほどに白髪と黒髪の差が目立たなくなります。
全体にしっかり染まるわけではありません。
しかし、ナチュラルな髪色で、さりげなく白髪をカバーする事が出来るのもカラートリートメントの特徴です。
色持ちも比較的良いのですが、やはり使い続ける必要があります。
使用を中止すると、半月から一月で色落ちしてしまいます。
アレルギー・敏感肌の方にオススメの簡単・白髪染め
白髪染めでアレルギーが出たり、かぶれた事のある方は今後、通常のヘアカラーを使う事が出来ません。
原因の多くはジアミンという成分ですが、1度でしっかり染まる白髪染めヘアカラーには、このジアミン系の薬剤が含まれている事がほとんどです。
白髪染めアレルギーは、時として重症化しアナフィラキシーショックを起こす事があります。
たかが痒みなどと、ヘアカラーを続けると命に関わる場合もありますので、注意が必要です。
こうした体質の方も安心して使用出来るのは、ジアミン無添加のヘアマニキュアタイプの白髪染めです。
ただし、ヘアマニキュアは根元まで塗布する事が出来ません。
そのため、頭皮に付いても問題のないカラートリートメントやカラーシャンプーをオススメします。
どちらも天然由来の成分で作られており、低刺激・安全で簡単な白髪染めとなっています。
しかし、発色はカラートリートメントの方が良くなっています。
簡単!カラートリートメントでキレイに白髪を染める方法
髪や頭皮に優しい安心・安全な白髪染めであるカラートリートメント。
自宅のお風呂場などで簡単に白髪染めが行えます。
しかし、使用するに当たり、次のような疑問を持たれた方もいると思います。
- カラートリートメントは、どこから塗るのが良いの?量は?
- 塗り忘れやすい場所はどこ?
- 手順や綺麗に染まるコツはあるの?
こうした疑問に答えつつ、どなたでも簡単キレイに白髪を染められる方法をご紹介していきます。
初めてお使いの方はもちろん、カラートリートメントを既に使用されている方もぜひ参考になさって下さい。
カラートリートメント・どこからどうやって塗る?
染まって欲しい部分から塗る
フェイスラインや、分け目(頭頂部)など人から良く見える場所や、白髪が沢山あるなど一番白髪が目立つ部分から塗布します。
これは、最初に塗った場所が最も放置時間が長くなり、しっかり色が入るためです。
また、カラートリートメンとは量をケチらないでたっぷりと使いましょう。
塗るというより、乗せる・置くというイメージです。
塗り忘れ安い場所は?
額やもみあげなどの顔回りや、襟足部分の塗り忘れ・塗る量不足で白髪がしっかり染まらないケースが目立ちます。
特にフェイスラインは、カラートリートメントが付いて色移りするのでは?という気持ちからか、遠慮がちに塗布する方も多いようです。
結果的に塗りもれたり、染まりが悪いという事になりがち。
塗り忘れやすい場所を意識しながら塗布する事はもちろんですが、念のため2度塗りするのも良いでしょう。
また、塗布後に櫛・コームでサッと梳かして馴染ませるのも効果的です。
カラートリートメント・手順と綺麗に染めるコツ
塗布がとても簡単なカラートリートメントですが、よりしっかり染めるためには手順が大切になります。
また、ちょっとしたコツで仕上がりに差が出ますので参考になさって下さい。
2.フェイスラインや分け目(頭頂部)に塗る
3.全体に塗布する
4.額やもみあげなど塗り残しがないかチェック
5.一番最初に塗った部分と、フェイスラインにもう一度塗布
放置時間の調整
髪が太くて硬い方は染まりにくくなるなど、髪質によって染まり具合に違いがあります。
時間になったからと流してしまわず、一度染まり具合を確認しましょう。
まだ早いと思われた場合は、様子を見ながら放置時間を調整します。
ムラなく綺麗に染めるコツとは?
綺麗に染めるポイントは「トリートメントの量が十分・塗りムラがない・温度と湿度が保たれている」の三点です。
カラートリートメントをたっぷり塗ったら、コームで軽く梳いたり手で揉み込むと、髪とトリートメントをムラなく馴染ませる事が出来ます。
また、塗布後に髪全体をラップで包んだり、ヘアキャップを被る事で保温・保湿効果が得られ、よりしっかり染まります。
⇒自宅でも簡単!おすすめの白髪染めトリートメントを見てみる。
簡単・白髪染めのまとめ
自分で簡単に使える白髪染めは、手軽さと使い勝手の良さでとても人気があります。
様々な種類の市販・通販の白髪染めがあります。
その中でオススメなのが簡単で綺麗に染まり、髪や頭皮に優しいカラートリートメントです。
全体染めだけでなく、リタッチや気になる場所だけの部分染めにも対応可能で、オールマイティな白髪染め剤と言えるでしょう。
ルプルプや利尻などのカラートリートメントは、使い方も簡単で特別な準備などの必要もありません。
ナチュラルに白髪をカバーしながら、トリートメント成分による美髪効果も期待出来ます。
そのため、ランキングでもカラートリートメントの人気が高まっています。