白髪染めと癌

白髪染めは体に良くない影響を与えるらしい…
多くの方が、そう思いながらも白髪染めを使われているのではないでしょうか。

とは言え、健康面でどんな悪影響があるのかについて、詳しくご存じの方は少ないと思います。
もちろん、全ての白髪染めカラーが体に悪いというわけではありません。

しかし、白髪染め剤が原因で癌になる恐れがある、そんな穏やかでない話も聞かれます。
これは本当の事なのでしょうか。

こちらでは、白髪染めが体に与える影響や、発癌リスクについて考えてみたいと思います。
また、発癌性のない白髪染めの選び方、オススメの安全な白髪染め剤もご紹介します。

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白髪染めと癌には深い関係がある?

気になる白髪を簡単にカバーする事が出来る白髪染め。
30代など若い方から年配の方まで、幅広い世代の方が利用されています。

しかし、多くの白髪染めには強い毒性を持つ成分が配合されているのです。
その毒性は農薬の約140倍とも言われており、わずか20ccで致死量に達するほど。

また、頭皮から入った化学物質は体外に排出されにくく、次第に蓄積されていきます。
そうした積み重ねが、様々な健康被害や癌の発症リスクを高める原因になると考えられているのです。

後ほど詳しく触れますが、白髪染めに含まれる成分が悪性リンパ腫の発症リスクをアップさせるという報告もあります。
こうした事から、白髪染め剤と癌の間には深い関わりがあると言わざるを得ません。

白髪染めには発ガン性物質が入っている?

白髪染めには発ガン性物質が入っている

市販の白髪染めの多くには、様々な化学成分や添加物が含まれています。
とはいえ、白髪染めをしながら、配合成分の危険性を意識するという方は少ないでしょう。

しかし、発ガン性物質が入っていると言われたらどうでしょうか。

乳ガン細胞に薄めたヘアカラー剤を添加した実験では、大手3社の製品すべてにおいてガン細胞が増殖。
1千億倍に薄めたにも関わらず、ガン細胞が1.5倍に増殖したケースも見られたそうです。
(実験機関・北里研究所臨床環境医学センター)

このように、白髪染めには健康を損なう可能性のある物質が含まれています。
リスクを軽減するためには、白髪染めの危険性をよく知る事が大切です。

では、どのような成分に注意するべきなのでしょうか、
白髪染めに含まれる、代表的な発ガン性物質は次の通りです。

白髪染めの怖い成分・ジアミン系薬剤

一般的な白髪染めに含まれるジアミンは、少量で濃い色を作り出す事が出来るため、白髪染めには欠かせない成分です。
その一方で、ジアミンは非常に強い毒性を持っています。

かぶれやアレルギー症状、腎臓障害などの原因となる他、発ガン性が指摘される怖い成分なのです。
実際、国際がん究機関(IARC)によって発ガン性が認定されています。

ジアミン系薬剤(パラフェニレンジアミン、フェニレンジアミンなど)を発ガン性リスク一覧に掲載し、注意を呼びかけているのです。
また、アメリカ国立がん研究所の調査では、「毛染め剤の使用で悪性リンパ腫のリスクが50%増」という結果が報告されています。

こうした背景から、ジアミンはフィンランドをはじめとする多くの諸外国で使用が禁止されている物質です。

白髪染めの怖い成分・防腐剤

抗菌性が高く、広い範囲の微生物に対して有効なパラベンは、防腐剤として白髪染めに広く使用されてきました。
ただ、皮膚障害やアレルギーの恐れがあるとして旧表示指定成分に指定されています。

それに代わって使用されるようになったのがイソプロパノールです。
強い消毒効果を持つ事から、白髪染めの品質を安定・維持する目的で使われています。

しかし、吸い込むと喉や鼻に刺激を与え、継続的に吸引する職業の方には副鼻腔ガンや咽頭がんの発症リスクがあるとされています。
また、同じく防腐剤として使われるレゾルシンも、皮膚刺激や肝臓障害、発がん性が指摘されている物質です。

白髪染めの怖い成分・タール色素

タール色素は、石油を生成する時に生じる副産物から作られる合成着色料です。
鮮やかに発色するため、食品・化粧品・衣料品等に幅広く使用され、ヘアマニキュアの染料としても知られています。

ジアミンほどの強い毒性はないとされていますが、皮膚病やアレルギー、甲状腺の異常、発ガン性が疑われる物質です。
日本では、安全基準をパスしたタール色素の白髪染めなどへの使用が認められています。

過剰に摂取しない限り、健康上問題がないというスタンスです。
一方、海外では発ガン性などへの懸念から、使用禁止や自主規制の対象となっているのが現状となっています。

特に、イギリスやEU諸国ではタール色素に対して厳しい検査が行われています。
その結果、摂取量の見直しや、配合製品には注意喚起の記載が義務付けられるなどしています。

癌のリスクがない安全な白髪染めはあるの?

癌のリスクがない安全な白髪染めはあるの

体に良くない成分を含んでいると知りながら、多くの方が白髪染めを使い続けるのはなぜでしょうか。
まさか癌の発症と関連するほど強い毒性を持つ物質とは…という方も少なくないはずです。

また、白髪は毎日少しずつ伸びるため、繰り返し染め続ける必要があります。
白髪染め後、半月から一月程度でリタッチを行わなければ、かなりみっともない状態になってしまうでしょう。

そのため、多少体に悪い影響があったとしても、白髪染めをやめられないという方が多いのです。
しかし、白髪染めには発ガン性を持つ、危険な化学物質や添加物が配合されています。

使い続ける事で、健康被害が発生する可能性があるのです。
では、安心心安全な白髪染めとは?

癌のリスクを回避するポイントは、次のような無添加の白髪染めを選ぶ事です。

ヘナで白髪染めは安全?

ヘナは、古来よりインドで使われてきた植物由来の染料です。
白髪染めの他、止血や火傷・皮膚炎などの治療にも用いられてきました。

葉を乾かしたものを使用するため、ジアミンなどの化学物質は無添加です。
もちろん、癌の発症リスクもなく安全性は高いと言えるでしょう。

ただし、ヘナでは白髪を黒や茶色に染める事は出来ません。
暗いトーンに染めるためには、インディゴで重ね染めをする必要があります。

それぞれについて放置時間が1時間程度。
2度染めの場合は、かなりの時間と手間が掛かるのが難点と言えます。

なお、1回でしっかり染まるヘナには注意が必要です。
ジアミン等を添加した、ケミカルヘナと呼ばれるものが出回っているのです。

ヘナを選ぶ際は、天然成分100%である事をきちんと確認しましょう。

トリートメントタイプの白髪染めは無害?

発癌性物質を含まない白髪染めカラーで、オススメしたいのがトリートメントタイプです。

大半の白髪染めトリートメントは、ジアミン系の薬剤だけでなく、香料や好物油なども無添加で作られています。
ルプルプや利尻カラートリートメントは、髪や頭皮に優しく、白髪染め特有のつん!とした嫌な臭いもありません。

白髪染め剤を使えば髪は傷む、というのがこれまでの常識です。
しかし、白髪染めトリートメントは無害な上に、贅沢に配合された天然成分による美髪効果が期待出来ます。

お風呂場で気軽に白髪染めが出来ますし、自然な仕上がりはとても人気があります。
ムラ染めになりにくいのもメリットと言えるでしょう。

ただし、中には有害物質を含む商品もあるため、使用に当たってはまず、成分をよく確認する事が大切です。

白髪染めトリートメントの効果的な使い方

癌のリスクや、ヘアダメージの心配がないのが白髪染めトリートメントのメリットです。
使い方はとても簡単ですが、少しの工夫でより綺麗に白髪を染める事が出来ます。

シャンプー後は、髪をタオルドライしてから塗布しましょう。

濡れている髪より、乾いた髪の方が色が入りやすくなります。
時間がある場合は、洗髪後に軽くドライヤーで乾かすのも良い方法です。

トリートメントは、毛先でなく根元から馴染ませるのがコツです。
特に白髪の目立つ根元は、地肌までしっかり塗り込む事で染まりが良くなります。

また、塗布後の髪は蒸しタオルやラップで保温するのがオススメです。
放置時間中、湯船に浸かれば湿度・温度ともに保つ事ができ、浸透力をアップさせる事が出来るでしょう。

治療中の癌患者は白髪染めをしてもいいの?

癌を治療中の患者さんは白髪染めをしても良いのでしょうか。
一般的に、化学療法を行うと副作用で髪が抜けたり、治療後に白髪が増える事があると言われています。

抗がん剤は、癌細胞だけでなくその他の細胞にも強い作用を与える事が原因です。
髪が伸びるにつれ、白髪が気になり始めるという患者さんは多いそうです。

しかし、抗がん剤の副作用は多岐に渡ります。
皮膚の障害もその一つです。

そうした状況で、刺激の強い白髪染め剤を使用する事は、避けるのが賢明と言えるでしょう。
敏感になった皮膚に使う事を考えると、ノンアルコールや無香料・無添加の低刺激のものに限るのが安心です。

体調や皮膚症状が落ち着いたら、一度、主治医に相談してみるとよいでしょう。

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白髪染めと癌のまとめ

白髪染めと癌のまとめ

このように、多くの白髪染めには有害な物質が含まれています。
使い続ける事で、癌の発症リスクが高まるなど健康被害の恐れもあります。

しかし、白髪染めは繰り返し、そして長期間に渡って使用するものです。
そのため、危険性のない安全な白髪染めを選ぶ事が、非常に重要と言えるでしょう。

ルプルプや利尻カラートリートメントは、発癌性物質を含まず、安心して使う事が出来る白髪染めです。

こうした無添加白髪染めは、健康を害する心配がありません。
髪や頭皮を傷めないだけでなく、優れた補修効果によって使うたび、髪が美しくなります。