30代半ばを過ぎると気になりだす白髪。
男性も女性も、40代になると白髪染めなどによる対策を行う方が多くなってきます。
様々なタイプがある白髪染めですが、自宅で気軽に白髪をケアできる白髪染めシャンプーやカラートリートメンが人気です。
一般の白髪染めカラーには、髪や頭皮に刺激の強い成分が含まれています。
それに対して、白髪染めシャンプーは低刺激で髪を傷めることがない上、簡単に使う事が出来ます。
とはいえ、良いところばかりというわけではありません。
最近、注目を集めている白髪染めシャンプーとは、どのようなものなのでしょうか?
こちらでは、その安全性やメリット・デメリット、カラートリートメンととの違い、キレイに染めるための効果的な使い方などについてお話したいと思います。
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口コミでも人気の白髪染めシャンプーを買う前に知るべきポイント
髪や頭皮に優しく、負担を掛けずに白髪の悩みが解決出来るとあって、白髪染めシャンプーはとても人気があります。
口コミサイトや雑誌・TVなどでも盛んに取り上げられています。
そのため、目にされる機会も多いのではないでしょうか?
白髪は染めたいけれど、髪や地肌にダメージを与えたくない。
毛染めをしても美しく健康的な髪でいたい。
そんなニーズに応えるように、現在、天然由来の染料を使用した髪に優しい白髪染めが数多く販売されています。
特に、毎日素手で使えるほど肌に対する刺激が少ない、白髪染めシャンプーやカラートリートメントの愛用者はとても多くなっています。
購入を検討されている方のために、白髪染めシャンプーを買うにあたって、事前に知っておくべきポイントを分かりやすくまとめました。
ぜひ、ご自分に合った白髪染めシャンプー選びの参考になさって下さい。
白髪染めシャンプーとは?
白髪染めシャンプーとは、いつものようにシャンプーをするだけで、白髪を徐々に染めていくアイテムです。
使い方はとても簡単で、シャンプーを白髪染めシャンプーに変えてこれまで通りに毎日髪を洗うだけ。
特別な準備や後片付けの必要もなく気軽に、男性も女性も白髪染めが行えます。
シャンプーするたびに少しずつ色が入るため、生え際や染め残しの白髪が悪目立ちする心配もありません。
また、低刺激の白髪染めにありがちな色は黒のみですとか、ヘナのように色味を選べないという事がないのも特徴です。
多くの白髪染めシャンプーは、ブラック・ダークブラウン・ナチュラルブラウン・ライトブラウンなどカラーバリエーションが豊富です。
よって、おしゃれに敏感な方にも、ピッタリな白髪染めと言えるでしょう。
一般の白髪染めは髪を傷めるリスクがあります。
しかし、白髪染めシャンプーはダメージ補修成分などが配合されています。
そのため、使い続ける事で美髪効果も期待出来ます。
白髪染めシャンプーで本当に白髪が染まるの?色持ちは?
先ほどお話した通り、白髪染めシャンプーは毎日少しずつ白髪が染まっていきます。
よって、使い始めのうちは「白髪染めシャンプーって本当に染まるの?」と心配になる方もいらっしゃるようです。
特に、これまで一度でしっかり染まるヘアカラーをお使いだった方や、初めて使う方はそう思われるかもしれません。
染まり具合は、髪質などに影響を受けるため個人差があります。
しかし、多くの場合、繰り返し使用する事で白髪が目立たなくなります。
通常、2〜3回目くらいからほんのり色づき始め、その後ゆっくり白髪が染まっていきます。
確かに少し時間は掛かりますが、一度色が入ってしまえば継続使用でキレイな状態を簡単にキープする事が可能です。
毎日使うことで、生え際に伸びてくる新しい白髪や色落ちを自然にカバー出来ます。
薄付きで白髪が目立たなくなるまで多少の時間が必要です。
しかし、色持ちという点では悪くないと言えるでしょう。
ただし、白髪染めシャンプーの使用を中止した場合は、徐々に色が抜けていく事になります。
白髪染めシャンプーは安全?敏感肌・アレルギーでも使える?
一般の白髪染め剤には、ジアミンなどの酸化染毛剤が含まれています。
こうした毛染め剤が一度でしっかり色が入るのは、髪を脱色させながら酸化染毛料で染めるからです。
発色だけでなく、色持ちも良い(2〜3ヶ月)のが利点と言えます。
しかし、毛染めの過程で起こる化学反応により、髪に大きなダメージを与えます。
また、ジアミン系の薬剤は刺激が強いため、かぶれやアレルギーを起こすリスクの高い成分です。
一方、白髪染めシャンプーやカラートリートメントは、ジアミンや防腐剤など頭皮や髪にダメージを与えるような物質は無添加です。
よって、鼻にツンとくるような強い臭いや地肌のピリピリ感などもなく、髪や地肌を傷める心配もありません。
白髪染めシャンプーは、アレルギー体質や敏感肌の方もかぶれたりせず、毎日使える安全・安心な白髪染めと言えるでしょう。
白髪染めシャンプーとカラートリートメンとの違い
髪や頭皮への負担が少ない白髪染めであるカラートリートメントと白髪染めシャンプー。
このよく似た2つのアイテムには、どのような違いがあるのでしょうか?
白髪染めシャンプーもカラートリートメンも、白髪が染まる仕組みや、髪や頭皮に優しい成分で作られている点は同じです。
しかし、染まる早さと使用回数、放置時間に次のような違いがあります。
白髪染めシャンプー
染まる早さ | 実感するまで約10日必要 |
使用回数 | 毎日使用OK |
放置時間 | 不要またはごく短時間 |
カラートリートメント
染まる早さ | 3回目ぐらいから徐々に色が入る |
使用回数 | 1度染まってしまえば週1、2回の使用で状態のキープ可 |
放置時間 | 5分〜30分 |
つまり、放置時間が不要で、より簡単なのが白髪染めシャンプー。
放置時間は必要ですが、染まるスピードが早いのがカラートリートメントという事になります。
染めていることを周囲に知られたくない場合は、ゆっくり自然に染まっていく白髪染めシャンプーが適しているでしょう。
早くしっかり染めたい場合は、カラートリートメントが向いています。
また、両方の良いところ取りという形で、二つを併用するのも一つの方法です。
白髪染めシャンプーのタイプ別メリット
白髪染めシャンプーは、簡単1ステップで気軽に白髪を染める事が出来るというのが大きなメリットです。
ただいつものように髪を洗うのみ。
これだけでシャンプーの泡が髪を包み込み、すぐに洗い流しても白髪に少しずつ色が入っていきます。
気になるムラ染めや染め残しの心配もありません。
また、ジアミン系の染料を含まないのでアレルギーの方や、お肌の敏感な方も安心して使えます。
素手で使用出来るため、特別な準備も必要ありません。
また、ヘアカラー特有のきつい臭いもないので快適です。
パラベンなどの防腐剤、タール系色素、シリコンなどが無添加の商品が大半で、髪や頭皮に優しい白髪染めと言えるでしょう。
ゆっくり染まっていくため、いかにも染めました!というのではなく、自然に白髪をカバーする事が出来ます。
この他にも、白髪の量や使い方などによって異なるメリットがありますので、タイプ別にご紹介します。
白髪の量の多い方編
白髪の量が多めの方が、一番心配なのが染め残しではないでしょうか?
丁寧に白髪染め剤を塗布したつもりでも、自分でよく見えない位置や手が届きにくい場所には案外、染め残しがあるものです。
その点、白髪染めシャンプーは「塗る」のではなく、シャンプーで髪を洗うだけでOKなので、そうした失敗は少ないでしょう。
シャンプーの時に泡が髪全体を自然に包むので、特に意識をしなくてもムラなく、根元までキレイに染める事が出来ます。
また、白髪の量が多いと、伸びてきた白髪がよく目立ちます。
これについても、白髪染めシャンプーを毎日使う事で、自然に生え際の白髪もカバー出来るメリットがあります。
男性編(短髪)
白髪染めシャンプーの「簡単で手軽」というメリットを、最も実感されるのが髪の短い方でしょう。
なにしろ、泡立てたシャンプーで髪を洗って流すだけです。
短髪の男性やショートカットの女性の方なら、本当にあっという間に白髪染めが完了してしまいます。
白髪染めシャンプーは男女兼用ですが、こうした手軽さから男性の愛用者がとても多いようです。
色もブラックを選べば、違和感なく白髪を目立たなくする事が出来ます。
そのため、周囲の人や職場でも気づかれにくく、毎日のシャンプーによって自然と身だしなみが整います。
色味の調整も、濃くなり過ぎた時には使用回数を減らすなど、自分好みの髪色にする事が出来ます。
そのため、男性も安心して使う事が出来るでしょう。
女性編(ロングヘア)
一般的に、ロングヘアの方には白髪染めシャンプーより、カラートリートメントが適していると言われています。
これは、毎日長い髪全体にシャンプーを行き渡らせる必要があります。
そのため、コストが高くなりがちな事が理由と思われます。
しかし、白髪染めシャンプーは使い方がとても簡単です。
その他の白髪染め剤のように、塗布するのにコツが要らない上に、ムラや染め残しなど失敗がありません。
こうしたメリットを活かし、生え際の白髪を自然に目立たなくして、いつでもキレイな状態を保つ方法があります。
ロングヘアの方が、根元に伸びてきた白髪を染めるためだけに、たびたび美容室へ行ったり自宅でヘアカラーを行うのは色々な意味で大変です。
しかし、一般の白髪染めをした後、白髪染めシャンプーを使う事で、次回の毛染めまでの間、生え際の白髪を手軽にカバーする事が出来ます。
このように、その他の白髪染めをメイン、白髪染めシャンプーをサブという使い方をすれば、簡単に白髪のない状態をキープする事が可能になります。
自然に白髪をカバーしたい方編
「白髪は染めたいけれど、あまりに不自然な感じにもちょっと抵抗がある」
そのような方は、白髪染めシャンプーを使うメリットが大きいでしょう。
ある程度の年齢になると、個人差はありますが白髪がある事が普通で自然です。
逆に、白髪が一本もなく、まるで色画用紙を切って貼ったように全体に同じトーンで真っ黒の髪。
こちらの方に違和感を感じる方も少なくありません。
そうした場合、白髪にのみ徐々に色が入っていく白髪染めシャンプーが良い仕事をしてくれるはずです。
繰り返しシャンプーをする事で、白髪のちらつきを防いで白髪が減った印象になりますし、生え際の白髪も目立ちません。
今のままだと気になる白髪を、ぼかしながら自然にカバーする事が出来ます。
白髪染めシャンプーのデメリット
白髪染めシャンプーのデメリットは、染まるのがゆっくりという点でしょう。
使い方が簡単で、刺激の強い物質を含まない安全性の高い白髪染めですが、すぐに効果を実感する事は難しくなります。
白髪染めシャンプーは、髪の表面のキューティクルに少しずつ色が入っていくヘアマニキュアタイプの白髪染めです。
そのため、ある程度白髪が染まるまでには10日ほどの時間が必要となり、即効性は期待出来ません。
また、使用を中止すれば徐々に色が落ちていくため、使い続ける必要があります。
白髪染めシャンプーは、一般のシャンプーと比べると割高ですから、コストが高く付くというのもデメリットでしょう。
より早くしっかり白髪を染めたい場合はカラートリートメントを使用したり、効果を高めるためにカラートリートメントと併用される事をオススメします。
男性も女性も!白髪染めシャンプーが向いているのはどんな人?
白髪染めで髪や地肌を傷めたくない方や、白髪の分量が多い方には白髪染めシャンプーが向いています。
この他、白髪染めシャンプーは次のような方にもぴったりです。
手間を掛けたくない
自宅で白髪染めをする場合、事前に意するものが沢山あります。
また、色移りを気にしながら汚れ物を洗う必要があります。
その点、白髪染めシャンプーは面倒な準備・後片付けの必要がなく、使い方もとても簡単です。
多忙で時間がない
忙しくて白髪染めに時間を掛けられないという方は、放置時間の必要がなく、普段通りに髪を洗うだけの白髪染めシャンプーが向いています。
美容室へ行かなくても、自宅のお風呂で手軽に白髪染めができます。
男性
白髪染めシャンプーは男女兼用ですが、短髪で面倒なことが苦手な男性にぴったりです。
シャンプーを白髪染めシャンプーに買い替えるだけで、白髪が目立たなくなるため気軽に始められます。
ナチュラルな仕上がりが希望
突然真っ黒になり、いかにも染めました!という感じが苦手な方や、生え際の白髪を自然にぼかしたい方には白髪染めシャンプーが向いています。
白髪染めシャンプーの選び方と効果的な使い方
白髪染めシャンプーは、髪全体に泡(染料)が付着する事で白髪が染まっていきます。
一般的な白髪染めカラーと違い、地肌にもべったり泡が付く事になるため注意が必要です。
髪に優しいと謳っている製品であっても、実は刺激の強い成分が含まれている事も珍しくありません。
白髪染めシャンプーを選ぶ際は、ジアミン・パラベン・タール系色素などが配合されていないかよく確認しましょう。
最後に、染まるのに時間が掛かる白髪染めシャンプーの効果的な使い方をご紹介します。
ブラッシングとタオルドライ
事前にブラシをかけてお湯で簡単に流すことで、髪の絡みや汚れを取り除きます。
シャンプー前に軽くタオルドライを行うとより効果的です。
たっぷり使用する
髪に万遍なく泡が付くようにすると早く染まります。
シャンプーはたっぷり使用して、しっかり泡立てるのがコツです。
すぐに流さない
基本的に放置時間は不要です。
しかし、よりしっかり染まるように泡がついた状態で少し時間を置くのも良い方法です。
回数を増やす
やはりシャンプーの回数が多いほど早く色が入ります。
特に最初のうちは、毎日使うなど使用回数を増やすようにしましょう。
白髪染めシャンプーのまとめ
低刺激で髪や頭皮に優しい白髪染めシャンプー。
とても簡単に、そして自然に白髪をカバーする事が出来るため、男性にも女性にも人気があります。
毎日使用しても髪にダメージを与えず、アレルギーや敏感肌の方も使う事が出来る点も好評です。
安心・安全な無添加の白髪染めとして、カラートリートメントと並んで口コミの評価が高くなっています。
しかしながら、染まり方がゆっくりなため、即効性を求める方には向いていません。
より早くしっかり染めたい場合は、ルプルプや利尻などのカラートリートメントを使用するのがオススメです。
また、必要に応じて白髪染めシャンプーとカラートリートメントを併用するのも良い方法でしょう。