「あっ!こんなところに白髪が」「数本だけど白髪染めを使った方が良いのかな?」
ぽつぽつある白髪が気になるけれど、まだ少ないという場合、対処に悩む方が多いようです。
たった数本でも目立つのが白髪。
特に、分け目や生え際の白髪は人目に付きやすく、放置するわけにもいかないのが悩ましい思います。
こちらでは、そんな少ない白髪を上手にカバーする方法についてお話ししたいと思います。
白髪が少ない方にオススメの白髪染めや、選び方についても紹介しますので参考にして下さい。
まだ少ない白髪を白髪染めでキレイにカバーする!
少ない白髪をカバーする白髪染めは次の3タイプに分類されます。
1.永久染毛剤
いわゆる白髪染めの事です。
1度でしっかり白髪が染まり、色持ちが良いのが特徴です。
ただし、刺激が強い成分を含むため髪や頭皮のダメージ・ 肌荒れ・アレルギーのリスクがあります。
2.半永久染毛剤
ヘアマニキュアやカラートリートメントの事です。
髪の表面に染料を付着させる事で色が入ります。
色持ちは永久染毛剤に比べるとやや劣りますが、低刺激で髪や頭皮に優しい白髪染めです。
3.一時染毛剤
マスカラやスプレーなど、一時的に着色するタイプの白髪染め。
気になった時にその場で対応が可能です。
ダメージの心配はありませんが、色落ちしやすく染毛効果は持続しません。
白髪染め?少ない白髪の隠し方
白髪が少ない場合、白髪の量によって隠し方が違ってきます。
必要に応じて、上記の3タイプの中から白髪染めを選ぶと良いでしょう。
一般的に、全体の3割以下の白髪なら、部分染めによる白髪染めで対応出来ます。
分け目や生え際、襟足、もみ上げなど、部分的にかたまっている白髪も同様です。
一方、白髪の量が3割を超える方は、全体染めが望ましいでしょう。
多くの場合、自分では見にくい位置にも白髪は生えています。
そのため、実際は自覚している以上に白髪の量が多い事がほとんどです。
そうなると、部分染めではキレイに白髪をカバーする事がとても難しくなります。
では、ごく少ない白髪はどのように対処すれば良いのでしょうか?
染めるには少ない白髪は抜いてもいい?
ほんの数本の少ない白髪、ついプチッと抜いてしまいたくなりますね。
ただ、昔から「抜くと白髪が増える」などと言われています。
これは本当なのでしょうか?
毛根は1本1本独立しています。
そのため、白髪を抜いたからと言って、周囲の別の毛根に直接影響を与える事はありません。
つまり、抜いたから即白髪が増えるというわけではないのです。
しかし、白髪を抜くと毛穴の炎症など、頭皮のトラブルに繋がる可能性があるため注意が必要と言えます。
最悪の場合、毛母細胞のダメージにより、その毛穴から新しい髪が生えてこなくなってしまう可能性もあります。
毛穴・頭皮トラブルだけでなく、薄毛の原因にもなり得るため、むやみに白髪は抜かずに白髪染めするようにしましょう。
白髪が少ないなら根元で切るのはアリ?
では、気になる白髪だけ根元で切ってしまうのはどうでしょうか?
白髪がごく少ない方なら、抜くよりは根元でカットする方をオススメします。
抜くのと違い、髪を引っ張る事がないため、毛根や頭皮に悪影響を与える心配がありません。
ただし、これは根本的な解決にはなりません。
切った白髪が伸びてくると、ツンツンと短い白髪が飛び出して見えるので、結果的に悪目立ちしてしまいます。
そのため、根元で切る場合は伸びてきた白髪を、定期的にカットし続ける必要があります。
数本の白髪があるだけという方以外は、とても対応しきれないと思います。
頭皮に優しい白髪染めなどで対処する事をオススメします。
少ない白髪はおしゃれ染めで染まる?
少ない白髪でも白髪染め剤を使うべきなのでしょうか。
白髪が気になり始めると、おしゃれ染めから白髪染めに変えるタイミングで迷う方が多いようです。
確かに、おしゃれ染めでは白髪が染まりにくくなりますし、量によっては白髪が浮いて見えてしまいます。
しかし、目に付く白髪が数本程度と少ない場合は、普通のヘアカラーでも問題がありません。
ごく少ない白髪なら、気持ち明るめのおしゃれ染めで全体染めをすると良いでしょう。
周りと自然に馴染んで、白髪が目立たなくなります。
白髪の割合が増えてきた場合は、白髪染めでないとしっかり染める事が出来ません。
白髪の少ない人が使う白髪染め・選び方やオススメは?
では、白髪が少ない人は、どのように白髪染めを選んだら良いのでしょうか?
白髪は染めたいけれど、まばらにある白髪をキレイに染められるの?
少ない白髪は目立たなくしたいけど、髪や頭皮が痛むのはイヤ!
そんな方にぴったりのオススメ白髪染めや対処法をご紹介します。
白髪が少ないと染まりにくいって本当?
一般の白髪染め剤は、白髪の割合が3割程度の方が使う事を想定して作られています。
白髪が少ない場合は大部分が黒髪(地毛)のため、そこに白髪が浮いて見えてしまうのです。
全体のほとんどが暗い髪色で、その中に茶色に染まった白髪がポツンとあるようなイメージの染め上がりになります。
しかし、白髪の量が少ないからと言って、白髪染めで全く染まらないわけではありません。
しっかり染まっていないような仕上がりになってしまうという事です。
これを防ぐには、出来る限り暗いトーンの白髪染めを使うのがコツとなっています。
白髪の少ない方はブラック又はダークブラウンなど濃い色を選べば、しっかり染まり白髪が浮きにくくなるでしょう。
まばらで少ない白髪で白髪染めを使うデメリットとは?
いわゆる白髪染めは、キューティクルを開き髪の内部に色素を浸透させるタイプの毛染め剤です。
黒髪をブリーチしてから染料を入れる事で、黒髪部分も白髪も同じトーンで染める事が出来ます。
しかし、そうした化学反応によって、髪や頭皮は大きなダメージを受ける事になります。
とは言え、白髪の割合が多い方にとっては、発色も色持ちも良いというのは大きなメリットです。
髪の傷みは気になるにしろ、頻繁に染めなくても綺麗な状態を保つ事が出来ます。
ところが、白髪が少ない場合はデメリットの方が大きくなります。
白髪染めは、一度染め始めると長期間使用するものです。
まばらで少ない白髪を染めるために、全体の大半を占める健康髪を傷めてしまうのはもったいないでしょう。
少ない白髪・市販の白髪染めで明るく染められる?
これまで明るい髪色を楽しんでいた方は、どう白髪染めをするかで迷われる事が多いようです。
特に、ちらほらある程度で白髪が少ない場合は、そうしたお悩みをお持ちの事でしょう。
今までと同じ明るいトーンで染めつつ白髪もカバーしたいなら、白髪染めで全体を明るく染める必要があります。
残念ながら、これを一度で完璧に行えるカラー剤は今のところありません。
そのため、ダブルカラーと呼ばれる方法が用いられます。
おしゃれ染めで好みのトーンに染めた後、ヘアマニキュアなどで白髪を全体と馴染ませるテクニックです。
美容院でも施術してもらえますが、自宅でのセルフカラーも出来ます。
美容院又は、市販のヘアカラーで明るい色に全体を染めた後、カラートリートメントなどで白髪ケアを行うのが簡単でしょう。
少ない白髪に低刺激・ダメージがない白髪染めは?
では、ダメージなく少ない白髪をカバーするにはどうしたら良いのでしょうか?
オススメはルプルプや利尻など、カラートリートメントで白髪染めを行う方法です。
白髪染めカラーと違い、カラートリートメントは髪を脱色しません。
髪の表面のみを染料でコーティングして白髪を染め上げます。
ブリーチやキューティクルを開く事は、髪にとって非常に負担が大きい行程です。
カラートリートメントは、こうした工程を行わないため、髪や地肌に優しい白髪染めと言えるでしょう。
健康な黒髪部分はもちろん、少ない白髪にもダメージを与える事なく白髪を染める事が出来ます。
また、高いトリートメント効果によって、ツヤのある美しい仕上がりが期待出来る点もメリットです。
白髪染めと少ない白髪のまとめ
このように、まだ少ない白髪を白髪染めカラーで染める事は、リスクが大きいと言えるでしょう。
白髪が少ないうちは、白浮しやすく白髪染め剤でキレイに染める事が難しくなります。
その上、ごく少ない白髪を染めるために、黒髪部分を含めた髪全体にダメージを与えてしまうのです。
そのため、白髪が少ない方は、髪と地肌に優しいカラートリートメントによる白髪染めをオススメします。
ルプルプや利尻カラートリートメントは、低刺激で地肌までしっかり塗布する事が出来ます。
少ない白髪やたった数本しかない白髪はもちろん、生え際の気になる白髪のリタッチにも使えとても便利です。