6週間もつ白髪染め

市販の白髪染めは、カラーリング後何週間か経つと色落ちしてしまう可能性が高いのです。
白髪染めの色素が抜けてしまうと、白髪がキラキラして浮いてしまうなどの問題が生じる恐れがあります。

しかし、白髪染めの中には、長期間色持ちする見込みのあるものもあるのです。
ここでは、最初に6週間髪色がキープされる効果の期待出来るウエラの白髪染めをご紹介します。

加えて、ヘナカラーを用いた白髪染めのやり方にも触れます。
一般的な白髪染めの化学成分に抵抗がある人は、そちらにチャレンジしてみましょう。

6週間色持ちするウエラの白髪染め

ウエラの白髪染め「ウエラトーン ツープラスワン」は、6週間の色持ち効果が期待出来る白髪染めです。
色素が髪の芯まで浸透する事で、カラーリング後のヘアカラーが長い間キープされやすくなります。

白髪染めでありながらトリートメント成分も配合されています。
そのため、髪の指通りをなめらかにするだけでなく、ツヤ出し効果も期待出来るのです。

また、カラーバリエーションが豊富という特徴もあり、7種類ある中から好みやお肌のトーンに合ったカラーを探す事が出来ます。

白髪染めの間隔が短いと髪や頭皮が傷む?

白髪染めの間隔が短いと髪や頭皮が傷む

おしゃれ染めのヘアカラーやブリーチだけでなく、白髪染めも髪や頭皮を傷める恐れがあります。
そのため、白髪染めをやり続ける場合、その間隔が短いと髪や頭皮にダメージが蓄積される可能性があるのです。

例えば、伸びてきた根元に白髪染めを施すとします。
その時、前回染めた毛先にまで薬剤が付くと、キューティクルが乱れ髪がパサパサになる事があるのです。

また、頭皮においては、短い期間に白髪染めが何度も触れる事で湿疹などのアレルギー症状を起こす事があります。
美容院で白髪染めをすると、頭皮に保護クリームを塗ってもらえる事があります。

これにより、短い間隔でのカラーリングでも頭皮トラブルが起こらない可能性があるのです。
しかし、素人がホームカラーで頭皮にクリームを塗るのは難しく、また頭皮のケアまで気が回らないという人もいます。

髪や頭皮の健康のためには、短期間で白髪染めを繰り返すのを控えるのが望ましいです。
そこで、先述でご紹介したウエラの白髪染めを使えば、6週間の色持ち効果が期待出来る点から短い間隔で染めずに済む可能性があります。

白髪染めのリタッチは2ヶ月以内

「ウエラトーン ツープラスワン」のように、6週間ヘアカラーがキープされる効果が期待出来る白髪染めを使っているとしても油断してはいけません。
髪が伸びていくのに伴い、白髪染めのリタッチを行う必要があるからです。

リタッチは2ヶ月以内に行うのをおすすめします。
ちなみに、染める際、薬剤を髪の根元から塗ると色ムラが出ない可能性が高いのです。

これは体温の影響によって、根元の温度が毛先より高いというのが理由として挙げられます。
温度の高い根元の方が薬剤が浸透しやすく、染まるのも早い傾向があるのです。

こうした事から、くれぐれも毛先から薬剤を馴染ませないよう注意しましょう。

6週間かけて染める白髪染め

6週間かけて染める白髪染め

「ウエラトーン ツープラスワン」は、1度使えば6週間色持ちする可能性があります。
一方で、6週間かけて白髪を染めていく方法もあります。

こちらでご紹介するのは、ヘナだけのカラーリングとヘナとインディゴを組み合わせた染料でのカラーリングで、白髪を自然なダークブラウンに染めるための方法です。
ヘナカラーは天然由来の染料で髪や頭皮への負担が少ないため、化学成分によるアレルギー症状が心配という人におすすめ出来ます。

化学成分を含んだ市販の白髪染めに抵抗がある人は、ヘナカラーの使用も検討してみましょう。

1週目はハーバルカラー5を使う

6週間のプロセスの内、1週目は暗めのカラーを入れます。
最初は、ヘナとインディゴを混ぜ合わせて作られた白髪染め「ハーバルカラー5」を使いましょう。

「ハーバルカラー」シリーズは、お湯でペースト状になるまで溶いて使うヘナカラーです。
「ハーバルカラー5」を指やハケで白髪に塗り、1時間放置しすすぎましょう。

これだけで、真っ白な状態の白髪でも暗めのブラウンに染まる事が期待出来るのです。
もし上手く色が入らなかった場合は、もう1度染めると色素が浸透する可能性があります。

色が入ったら、1週間後次のプロセスに進みましょう。

2週目はヘナで白髪染めをする

6週間の内、2週目のカラーリングではヘナを使い、染料を塗布して1時間待ってすすぎます。
ここでの色の仕上がりは1回目の白髪染めで、どのくらい白髪に色が入ったかでやや変わってくるのです。

多くの人は、1回目のカラーリング時よりやや明るめのブラウンになる可能性があります。
1回目における色素の浸透率が低ければ低いほど、赤みを帯びたブラウンになるのです。

また、染料を付けた後長時間待つ事でも、赤みが強くなる可能性が高まります。
赤みをあまり出したくない場合は、待機時間を1時間にとどめましょう。

3週目は再びハーバルカラー5を使う

白髪染めの6週間のプロセスの内、3週目は再び「ハーバルカラー5」で暗めの色に染めます。
2回目の白髪染めで赤みが出てきている可能性が高いと言えます。

しかし、3回目のカラーリングで色味を抑える事によって、レンガ色に近い色になる事が多いのです。
赤みを抑えたいという場合は、「ハーバルカラー5」を塗った後1時間置き、仕上がりをレンガ色に近付けましょう。

一方、赤みをあまり抑えなくても良いという場合は、待機時間を30分程度にとどめると色味が暗くなり過ぎない可能性が高いのです。

4週目はヘナで赤みを入れる

4回目のカラーリングでは、ヘナを使いましょう。
ここで3週目同様「ハーバルカラー5」を使うと、ヘアカラーが暗くなり過ぎて真っ黒になってしまう恐れがあるためです。

最初の白髪染めから6週間後にダークブラウンに仕上げるためには、4週目はあえてヘナで赤みをプラスしておきましょう。
しかし、赤みが強過ぎるとダークブラウンから遠ざかる恐れがあります。

染まりやすい髪質の人は、ヘナを塗った後あまり長時間待機しないようにしましょう。
待機中髪の染まり具合を何度か確認するのをおすすめします。

5週目もハーバルカラー5

6週間のうち5週目になったら、「ハーバルカラー5」で色味を暗くします。
「ハーバルカラー5」で白髪染めをするのは5週目が最後です。

この段階では、色素が白髪にかなり浸透してきている可能性が高いため、「ハーバルカラー5」塗布後あまり長い時間待機する必要はありません。
染まりやすい髪質の場合、待機時間は30分前後にとどめるのをおすすめします。

ヘアカラーが暗くなり過ぎないよう、待っている間髪の染まり具合を確認しましょう。

6週目はヘナで仕上げる

最後はヘナでカラーリングをして仕上げます。
この6週目のカラーリングで、白髪染めの6週間のプロセスは終了です。

カラーリング後は、自然なトーンのダークブラウンになっている可能性があります。
伸びてきた髪の根元は、ヘナの影響で若干赤みを帯びてオレンジ色に近い色になる事があります。

しかし、人に見られても不自然な印象を与える恐れはあまりありません。
どうしても気になるようであれば、後で根元だけ「ハーバルカラー5」で暗くしましょう。

6週間の白髪染めのまとめ

6週間の白髪染めのまとめ

白髪染めを短期間の内に何度も行うと、髪や頭皮を傷めてしまう恐れがあるのです。
6週間色持ち効果が望める「ウエラトーン ツープラスワン」のような白髪染めを使う事で、次のカラーリングまでの期間を延ばせる可能性があります。

しかし、髪が伸びると根元の白髪が目立ってくるので、少なくとも2ヶ月以内にはリタッチする習慣を付けてください。
また、もし白髪染めの化学成分の刺激が気になる場合は、天然素材を使ったヘナカラーを選ぶ事をおすすめします。

当サイトでも色持ちの良い白髪染めトリートメントを紹介していますので、参考にしてください。