「白髪は染めたいけど、黒髪は嫌だ!」と思ったことはありませんか?
最近では「美魔女」という言葉があるように、実年齢よりも若く見える女性が増えています。
ですから、白髪染めでも明るい色を希望する人が増えているのは当然の流れですよね。
今回は、そんな大人の女性からニーズが高まっている明るい色の白髪染めについてご紹介していきます。
- 明るい白髪染めの染まり具合
- 美容院や市販の明るい白髪染めについて
上記の項目などを詳しく解説しているので、是非参考にしてみて下さい。
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明る過ぎる白髪染めは染まらない?
結果からお伝えすると、昔に比べて明るい白髪染め用のカラー剤がどんどん増えているので、ある程度の明るい色なら白髪でも染まります。
ただし、通常のヘアカラー(オシャレ染め)とは違い、白髪染めで明るく染める場合には、以下のような注意事項があります。
- 基本原則として白髪染めは暗い色の方が染まりやすい
- 8~9トーン以上は染まりにくく、色持ちが悪い※1
- 今まで暗い色で白髪染めをしていた場合は明るくするのが難しい
- ヘアマニキュアやヘナカラーで染めていた部分は明るくならない
- 髪質の状態によって色が入りにくい可能性がある※2
※1 トーン(別名レベル)・・・髪の明るさを表す単位。数字が小さければ暗く、大きければ明るい。(日本人の平均的な黒髪は5トーンくらい)
※2 髪質の状態・・・髪が太く硬い人や矯正縮毛などでダメージが蓄積されている髪の状態は、染まりにくい傾向がある
白髪染めをしたら根元だけ明るい原因
白髪染めをして根元だけが明るいのは原因は、大きく分けて2つあります。
頭皮の体温
白髪が明るい原因の1つ目は、頭皮の体温による問題です。
カラー剤は、温度が高くなると発色が良くなる傾向があります。
そのため、頭皮の体温の影響を受けやすい根元だけが明るくなってしまう事があるのです。
毛先に蓄積されたカラー剤
2つ目は、毛先に蓄積されたカラー剤の影響です。
白髪染めは元々おしゃれ染めに比べて、色素が濃いので暗く染まりやすいのです。
ですから、以前染めて伸びた毛先には、染めるたびに色素が蓄積されていきます。
しかし、根元の白髪はまだ1度も染めたことがない毛なので、今までのカラー剤の影響を受ける事がなく、明るい色が出やすいのです。
美容院で染めるのであれば、それら2つの白髪染めの特性を考慮してカラー剤の塗布量や色味を調整するので、根元だけが明るくなる心配は少ないでしょう。
美容院の明るい白髪染めカラーはどんな感じ?
では、美容院で行う明るい白髪染めは、どのような工夫がされているのでしょうか?
【根元と毛先で色味や明るさを変える】
先程ご説明した通り、毛先には今まで染めたカラー剤が蓄積されている場合があります。
ですから、繰り返しカラーをしている人の場合には、全体が均一になるように根元と毛先で色味や明るさを変えて調整をします。
【おしゃれ染めと白髪染めを併用する】
8トーン以上の明るさの白髪染めにも挑戦したいという人には、おしゃれ染め(稀にブリーチ)と白髪染めを併用して染める場合があります。
ただし、1度の施術で2回染めるため、頭皮や毛髪へのダメージは大きいです。
【部分的に明るい色の毛束を作る】
全体を明るくするのではなく、部分的に明るい毛束(ハイライト)を作ります。
すると、目の錯覚によって、全体が明るく見えて髪に動きを与えられるのです。
1度に全体を2回染めるよりはダメージが少ないので、かなり明るく白髪染めをしたいけど、頭皮や毛髪のダメージを軽減したいという人にはオススメの方法でしょう。
明るい色に染められる市販の白髪染め
ここまでご説明したように、明るい色で白髪を染めるのは美容師であっても、細かな計算や調整が必要になる難しい技術です。
ですから、基本的には明るい色の白髪染めは、美容院で行うのがベストだと言えるでしょう。
しかし、美容院での白髪染めは、時間も費用も掛かるため、抵抗があるという人もいると思います。
今回はそういった人のために、明るい色に染められる市販の白髪染めを調べてみました。
それぞれの商品のメリットやデメリットもご紹介しているので、チェックしてみて下さい。
白髪染めトリートメントで明るい色にしたいなら利尻がオススメ
利尻のヘアカラートリートメントには、ライトブラウンやナチュラルブラウンといった明るめの色味が用意されています。
【メリット】
【デメリット】
- 染まり切るのに時間がかかる
- 利尻で染めた後に通常の白髪染めを使うと緑色に変色してしまう※3
- 色落ちが早いため、1週間に1回ほど染め直す必要がある
※3 髪についた色素がシャワーによって流れるので、2週間~3週間ほど使用を止めれば、通常のカラーをしても変色する心配はありません。
ブローネ泡タイプの白髪染めは染めやすく明るい
ブローネの白髪染め用泡カラーは全22色あり、白髪用の色番号によって色の明るさが分けられています。
数字が小さいほど明るいので、パッケージに0~1の色番号が付いてる4種類から好みのヘアカラーを選びましょう。
【メリット】
- 泡を手に取って染められるため、見えにくい後頭部も染めやすい
- 液ダレの心配がないため浴槽を汚さなくて済む
- 揉み込むだけでいいので色ムラが出にくい
【デメリット】
- 泡の特性を保つために強い薬剤が使われているため、毛髪や頭皮へのダメージが大きい
- 染まりやすい部分と染めにくい部分で塗布量を調整できない
サロンドプロの白髪染めは明るい髪色が選べるクリームタイプ
サロンドプロのザ・クリームヘアカラー(白髪用)には、かなり明るいライトブラウンといった明るめの色味が用意されています。
【メリット】
- カラー剤が1つのボトルから出てくるため、1剤と2剤を混ぜる手間がない
- クリームタイプの特性上、生え際の立ち上がりやすい白髪も染めやすい
- 必要な分量だけ取り出しやすいので、部分白髪に使える(残りは保存が可能)
【デメリット】
- 見えない後頭部は1人では染めにくい(染めムラや染め残しが出る)
- 美容院に比べるとダメージが大きい
サイオスの白髪染めは明るい艶髪にしてくれる
サイオスの白髪染め用ヘアカラークリーム(別シリーズのオレオクリームも含む)には、シルキーベージュやシャイニングブラウンといった明るい色味が用意されています。
【メリット】
- サロンドプロと同じクリームタイプのため生え際の白髪に強く、部分白髪にも使える
- 白髪の量が多いほど、明るく染まる傾向がある
- 薬剤の匂いが弱め
- 毛髪保護成分や8種類のアミノ酸によって、カラーの後に艶髪が実現できる
【デメリット】
- 白髪の量が少ない人は明るくなりにくい
- 1剤と2剤が分かれているので混ぜる手間がある
- 美容院に比べるとダメージが大きい
- 見えない後頭部は1人では染めにくい(染めムラや染め残しが出る)
明るい髪色にしたい人は市販のアッシュ系白髪染めに注意!
アッシュと聞くと、どんな色か分からないという人もいると思います。
実はアッシュは、灰色を総称した寒色系の色だとも言われています。
白髪染めが退色した時に、赤くなった不自然な髪色を打ち消せるので、染める時にアッシュを選ぶ人が多いのです。
しかし、アッシュは赤色の反対色なので、白髪染めで明るく染めたい時には、以下の点に注意しなければなりません。
- 色を打ち消し合うことで髪が暗く見えてしまう場合がある
- メーカーによってアッシュにも色々な色味がある
ですから、髪色は明るいけど赤みは抑えたいという時には、市販のアッシュのカラー剤に頼るのではなく、美容院で相談をした方が良いでしょう。
明るい白髪染めのまとめ
基本的に、白髪染めは暗めな色ほど、しっかり染まりやすい特性があります。
しかし、ここ最近のカラー剤の進化や美容院での染め方の工夫によって、白髪染めであっても明るく染める事は可能になっています。
ただし、髪質の状態や明るい白髪染めをする前に使ったカラー剤の種類や色味によっては、明るい白髪染めを使っても綺麗に染まらない場合があるので注意をしましょう。
それでも明るい白髪染めにどうしても挑戦したいという人は、信頼できる美容師を見つけて相談をしてみて下さい。
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髪へのダメージも少ないため、ぜひ利用してみる事をオススメします。