見た目年齢を大きく左右する白髪。
「あぁ、この白髪さえなかったら…」鏡を見てそんな風に思った経験がある、という方も多い事と思います。
美容の大敵である白髪は、どこから白くなるのでしょうか。
こちらでは、白髪の原因や仕組みについてお話したいと思います。
白髪が生える場所の意味する事や、対処法もご紹介しますので参考にして下さい。
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白髪はいつどこから生えてくる?
そもそも白髪は一体いつ、そしてどこから生えてくるのでしょうか。
まず毛髪の仕組みについて簡単にまとめます。
髪を生成するのは、毛根の一番下に位置する毛球です。
毛球部にある毛乳頭が必要な栄養を受け取り、それを元に毛母が細胞分裂を繰り返す事で髪が作られます。
作られた髪は、古い髪を頭皮の上に押し出しながら成長。
これにより髪は根元から伸びていきます。
また、毛球部で髪を黒くするためのメラニン色素が不足すると、髪が白髪になります。
つまり、生えてきた髪が後から白髪になるのではありません。
頭皮の奥で髪が生まれた時には、すでに白髪になる事が決まっているのです。
また、髪の伸びる仕組みからも分かるように、白髪は根元から白くなっていきます。
白髪の生えやすい場所や順番があるって本当?
白髪の直接的な原因は、メラニン色素を作り出すメラノサイトの機能低下です。
メラノサイトの衰えは、老化や病気など様々な理由によって起こります。
こうした影響は全身に及ぶため、白髪が生えるのは髪の毛だけとは限りません。
あらゆる体毛が白髪になる可能性があるのです。
どこからかと言うと、髪より先に白髪が生えやすい場所が鼻毛となっています。
次が髪の毛、ヒゲ、その他の体毛、最後が眉毛の順番だと言われています。
頭髪の白髪については、30代半ば頃から耳の周りに生え始めるケースが多いようです。
まず、もみ上げや耳の上に白髪が生え、フェイスライン・おでこの生え際にも広がっていきます。
次第に、つむじなど頭頂部の白髪が目立つようになり、最後に白髪が生えるのは後頭部だと言われてます。
どこから生えるかによって白髪の原因が違う?
一般的に白髪は35歳くらいから生え始め、40代の方の約8割に白髪が見られます。
とは言え、白髪になる年齢や生える場所は、個人差が大きいでしょう。
白髪の生え方について面白い話があります。
論理的な考えを司る左脳を使う職業(税理士など)の方は、左側に白髪が多い。
一方、感性を司る右脳を使うクリエイティブなお仕事の方は、右側の白髪が多い傾向にあるそうです。
しかし、特定の場所にかたまって生える白髪の中には、注意が必要なケースもあります。
突然、部分的に白髪が増え始めた時は、老化ではなく体調不良の可能性があるのです。
東洋医学の考えでは、白髪の生える位置で身体の不調が分かるとされています。
つまり、白髪がどこから生えるかによって原因が違うという事です。
分け目や頭頂部の白髪は体調不良かも
分け目は常に紫外線にさらされています。
そのため、外部環境の刺激を受けやすく、白髪が生えやすい場所と言えるでしょう。
しかし、頭頂部付近に集中する白髪は、次のような病気・体調不良が原因かもしれません。
思い当たる症状がある方は、医師の診察を受けるようにしましょう。
分け目
胃潰瘍や消化不良など胃の病気や不調
頭頂部の右側
腎臓の病気や機能低下に伴うむくみ
頭頂部の左側
肝臓の病気または不調、食生活の乱れ、ストレス
前頭部
痔、便秘など肛門に関わる病気や不調
つむじ
心臓や肺など循環器系の病気や不調
後頭部
生理不順や不妊、精力減退など生殖器のトラブル
ストレスでおでこや耳の周りに白髪が増える?
おでこや耳の辺りの白髪は、ストレスや目と関係が深いとされています。
フェイスラインの白髪が急に増える時は、疲れがたまっているサインかもしれません。
おでこやこめかみ
眼精疲労、ストレス、食生活の乱れ
耳の周り
虫歯や歯槽膿漏など歯と歯茎の問題
耳の後ろ側
聴覚のトラブル
髪の毛以外に白髪が生える理由は?
髪の毛以外に白髪が生える理由には、血液循環が関係していると思われます。
眉毛
疲れ目や表情筋の疲労
ヒゲ
血行不良による毛の栄養不足
アンダーヘア
身体の冷え、血行不良
マッサージや適度な運動をして血液循環を良くしましょう。
また、飲み物は温かいものを選び、身体を冷やさないようにする事も大切です。
どこから生えるかで違う?白髪の対処法とは
このように、白髪には老化によるものとそうでないものがあります。
原因や生え方が異なれば、対処法が違うのも当然の事。
そのため、白髪がどこから生えるかで、ケアの仕方も違ってくるのです。
部分的に増える白髪の原因は?
部分的にかたまって増える白髪は、ストレスが引き金の事が多いと言われています。
髪を黒くするメラニン色素を作り出すのは、メラノサイトの役目です。
そのメラノサイトは、ストレスに非常に弱い性質を持っています。
また、ストレスは自律神経の異常の原因にもなります。
自律神経が乱れると血行不良が起こり、髪や頭皮に必要な栄養が届きません。
その結果、髪に色を付けられず白髪が生えやすくなるのです。
ストレスあるいは、身体の不調による白髪の場合、原因を取り除く事で白髪の改善に期待が持てます。
上手にストレスを発散し、規則正しい生活を送るようにしましょう。
同じ場所に生えてくる白髪の対処法
同じ場所にばかり白髪が生えてくるのは、外的環境の影響が大きいと考えられます。
例えば、分け目です。
紫外線を浴び続ける事で白髪になりやすいため、時々位置を変えるのが望ましいでしょう。
さらに、頭皮に過度な刺激を与えるのも良くありません。
特定の部分ばかり掻いたり、髪を触るクセのある方は要注意です。
ついゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、シャンプーやブラッシングも優しく丁寧に行うようにしましょう。
また、白髪がまとまって生えている場所の頭皮が硬くなっている事がよくあります。
こわばった頭皮は血行が悪く、さらに白髪が増える原因にもなりかねません。
対処法としては、血行を促進する頭皮マッサージがオススメです。
食事・生活習慣の改善で白髪を予防
食生活の乱れも白髪の原因です。
メラノサイトの機能低下を防ぐには、食事にも注意する必要があるでしょう。
白髪予防のポイントは、チロシンとヨード。
チロシンはメラニン色素の原料であり、髪を黒くするのに欠かせない酵素です。
ヨードは細胞の新陳代謝を促すミネラルで、メラノサイトを活性化します。
これらを含む主な食材は、次の通りです。
乳製品 | チーズはチロシンの含有量が特に多い |
豆製品(豆腐や納豆) | チロシンと髪の材料であるタンパク質を含む |
ゴマ(特に黒ゴマ) | セサミンがチロシンを活性化 |
海藻類(わかめ、昆布、ヒジキ) | ヨードの含有量が豊富 |
青魚(イワシやさば) | 良質なたんぱく質とチロシンを含む |
また、ストレスや睡眠不足など、白髪の原因となる生活習慣の改善も大切です。
生えてしまった白髪対策は?
では、既に生えてしまった白髪対策は、どのようにするのが良いのでしょうか。
白髪を見つけるとつい抜いてしまいたくなりますが、これはNGです。
無理に引っ張る事で、頭皮や毛根を傷付ける恐れがあります。
抜かずに根元でカットするのが、正しい白髪の対処法です。
とは言え、白髪の量が増えてきて目立つ場合、そのままというわけにはいきません。
やはり、染めるのが一番白髪を綺麗にカバー出来る方法と言えるでしょう。
ただ、一般的な白髪染め剤は、ひどく髪や頭皮を傷めます。
そこでオススメなのが、髪にダメージを与えないトリートメントタイプの白髪染め。
ルプルプや利尻カラートリートメントは、使うたび少しずつ色が入っていくため、部分的な白髪のケアにも使える優れものです。
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白髪はどこからのまとめ
白髪は髪が生まれた時にすでに白くなる事が決まっています。
つまり、生えてきてから慌てるのでは遅いのです。
白髪になりにくい食事や生活習慣を心掛け、日頃から予防に努めましょう。
注意が必要なのが、ある場所に急に白髪が増えた場合です。
白髪がどこから生えたかによって、病気や身体の不調が分かると言われています。
気になる方は、早めに医師の診察を受けましょう。
目立つ白髪は、染めるのが一番簡単な対処法です。
ただ、白髪は繰り返し染めるものですから、髪や頭皮に優しい白髪染めを選びたいもの。
ルプルプや利尻カラートリートメントは、老化が原因の白髪だけでなく、一時的な白髪も自然にカバーする事が出来てオススメです。