「ヘアカラートリートメントを使ったのに髪が思うように染まらない」という人は、やり方に問題がある可能性があります。
今回お伝えするのは、ヘアカラートリートメントのやり方です。
「今のところヘアカラートリートメントを使っていて問題ない」という人にも参考にしていただきたいところがあります。
よりヘアカラートリートメントの色を浸透させやすくするための方法がいくつかあるのです。
せっかくヘアカラートリートメントを使い続けているのですから、思いどおりの仕上がりになるようなやり方で染めましょう。
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ヘアカラートリートメントのやり方
最初にヘアカラートリートメントのやり方についてご説明します。
シャンプー後に塗布するというベーシックなやり方に加え、白髪がきちんと染まるヘアトリートメントのやり方についても触れます。
白髪を染める時は、実は基本的なやり方と少し違うやり方をした方が染まりが良いのです。
ヘアカラートリートメントによる白髪を染めをしている方で「いまひとつ仕上がりに満足出来ない」という方がいらっしゃいましたら、こちらを参考にしてください。
基本的なヘアカラートリートメントのやり方
ヘアカラートリートメントは、本来このようなやり方で使います。
2.タオルで髪の水分をしっかり拭き取る
3.ヘアカラートリートメントを数回に分けて染めたい部分に塗布する
4.5~20分放置する
5.お湯で念入りにすすぐ
6.タオルでよく拭き、ドライヤーで髪を乾かす
白髪がある場合は、その部分を中心にヘアカラートリートメントを付けていってください。
また、ヘアカラートリートメントを塗布する時素手で付ける人もいますが、手に色が残らないようビニール手袋を付けるのを推奨します。
白髪を染めるヘアカラートリートメントのやり方
白髪を徹底的に染める場合、このようなやり方でヘアカラートリートメントを付けるのがオススメです。
2.15~20分放置する
3.シャンプーをする
4.髪をよく拭きドライヤーで乾かす
洗う前の髪にヘアカラートリートメントを使う事に抵抗があるという人もいます。
しかし、濡れていない髪にヘアカラートリートメントを塗布するやり方の方が、実際白髪がしっかり染まる傾向があるのです。
きれいに染めるヘアカラートリートメントのやり方
使う人の髪質や普段のヘアケアによっては、ヘアカラートリートメントを塗って洗い流すだけでは、上手く色が入らないケースもあるのです。
ここでは、普段ヘアカラートリートメントを使っている人で、染まり具合に満足出来ないという人のために、よりきれいに髪が染まるためのコツをお教えします。
ちょっとした工夫を加えるだけで、仕上がりが変わる可能性があります。
ヘアカラートリートメントを替える前に、以下のようなやり方を試してみましょう。
シリコン入りのシャンプーを使わない
髪をコーティングする成分として、シリコンを配合しているシャンプーがあります。
シリコンを含むシャンプーを使っていると髪にバリアがかかっている状態になるので、ヘアカラートリートメントの染料が浸透しづらいのです。
特に高級アルコール系シリコンの配合されたシャンプーは、染まりを悪くする要因になります。
たとえ洗髪前にヘアカラートリートメントを付けるやり方をしても、日常的にシリコン入りのシャンプーを使っているのなら十分に染まらない可能性があります。
そのため、ヘアカラートリートメントを使う前はノンシリコンのシャンプーを使いましょう。
髪に整髪料が付いていない状態で使う
ヘアワックスやヘアオイルなどの整髪料も髪をコーティングするのです。
そのため、整髪料が付いていると、その成分が邪魔してヘアカラートリートメントの色が入りにくくなり色ムラに繋がります。
そのため、シャンプー時に整髪料をしっかり落としてください。
また、乾いた髪に直接ヘアカラートリートメントを付けるやり方を試すなら、その日は整髪料を付けないようにしましょう。
乾いた髪にトリートメントを付けたい方で時間のある方は、シャンプーで整髪料を洗い流し乾かしてから染めてください。
初めて使う時はたっぷり付ける
ヘアカラートリートメントのパッケージでは、「ピンポン玉くらい」など使用時の適量について説明されている事が多いのです。
しかし、初めてそのトリートメントを使う際は、推奨される量こだわらず、たっぷり髪に付けましょう。
パッケージで推奨されている量は平均的な毛量に対する適量です。
髪の多さや長さは人それぞれなので、適量を守る必要はありません。
しっかり色を入れるためにも、最初はヘアカラートリートメントを多めに付けるというやり方で染めてください。
特に生え際の白髪はきちんと染まらないと目立つので、しっかり色を入れるためにたっぷりトリートメントを塗りましょう。
乾いた状態の髪に使う
白髪を染める際にオススメの「乾いた髪にヘアカラートリートメントを塗る」というやり方ですが、これは水分による染まりにくさを避けるために有効です。
ヘアカラートリートメントの成分を浸透しやすくするためには、シャンプーをして髪の汚れを落とす事も大切です。
一方、髪に付着した水分がバリアになってしまい、ヘアカラートリートメントの浸透率を下げる事があります。
普段シャンプー後にヘアトリートメントをしていて「色が入らない」と感じている場合、乾いた髪にトリートメントを塗ってみましょう。
長時間放置する
ヘアカラートリートメントを塗布した後、長い時間放置すると色が入りやすくなります。
トリートメントのパッケージに示されている待ち時間は長くても20分ですが、時間があるなら思い切って30分~1時間放置してみましょう。
前開きの服を着ていれば、染まるのを待っている間家事などをする事が可能です。
その時は、シャワーキャップをかぶって服が汚れないようにしてください。
5分程度の放置で染まるタイプのヘアカラートリートメントの場合、長時間放置するやり方をしてもあまり仕上がりに変化がみられない傾向があります。
保温キャップなどで温める
髪を温めるとヘアカラートリートメントの色が浸透しやすくなります。
トリートメントを塗りシャワーキャップやラップを着けたら、さらにその上に保温キャップをかぶってください。
保温キャップがない場合は、蒸しタオルでも有効です。
こうして髪を温める事によりキューティクルが開き、染料が定着しやすくなります。
ドライヤーの温風を当てたり、エアコンやヒーターで室温を上げるというやり方もあります。
ただ汗をかかない程度にとどめてください。
シャンプーをせずお湯で洗い流す
ヘアカラートリートメントを洗い流す際シャンプーを使うと、その洗浄力により染料が落ちてしまう事があります。
髪にヘアカラートリートメントの色を定着させるために、シャンプーを使わずお湯だけで洗い流すやり方をオススメします。
「シャンプーを使わないと気持ち悪い」と感じる方もいますが、お湯だけでもヘアカラートリートメントは十分落とせるのです。
ただ、後でバスタオルや枕カバーに色が付くのを防ぐために、すすぎは念入りに行いましょう。
諦めず使い続ける
ヘアカラートリートメントでの染髪はヘアカラー剤と違い、使い続けながら徐々に色を浸透させいくという染め方です。
そのため、使い始めたら1~2回でやめず継続しましょう。
染まり具合は、髪質にも左右され髪が健康な人は染まりづらい傾向がありますが、何度かトリートメントしていくうちに色が定着してきます。
ヘアカラートリートメントの使用頻度は、3日~1週間に1度で十分です。
毎日使っても問題ないのですが、頻繁に染めるやり方で色が劇的に定着しやすくなったり長持ちするといった事はありません。
白髪が染まりにくい時のヘアカラートリートメントのやり方
生え際の白髪は、ヘアカラートリートメントでは染まりにくい場合があります。
これは髪が健康であるからです。
生え際、つまり頭皮に近い部分の白髪はまだ生えてきたばかりで、ダメージをほとんど受けていません。
ヘアカラートリートメントは傷んだ髪に色が入るように出来ているので、生え際の健康な白髪は染まりづらいのです。
しかし、諦める事はありません。
やり方やヘアカラートリートメントの選び方によっては、生え際にもちゃんと色が入る可能性があります。
ブラック系のヘアカラートリートメントを使う
白髪を染めるためのヘアカラートリートメントには、ライトブラウン、ダークブラウンといった色があります。
生え際など白髪が染まりにくい場所があったら、より色の濃いブラック系のヘアカラートリートメントをオススメします。
加えて、先述の長時間放置するやり方や、保温キャップを使うやり方を実践すればより染まりやすくなるのです。
また、白髪が染まりにくい理由として、そもそもヘアカラートリートメントが髪に付いていないという事も考えられます。
トリートメントを塗った後コームとかしたり手でもみ込んだりして染めたい部分に馴染ませましょう。
ヘアカラートリートメントのやり方での注意点は?
ヘアカラー剤とは違ってヘアカラートリートメントは頭皮への刺激が少なく、またトリートメントなので髪をいたわりながらカラーリングする事が可能です。
よほど間違ったやり方をしない限り問題なく使えるアイテムなのですが、使う上では注意点もいくつかあります。
ここでは、ヘアカラートリートメントを使っている間、注意しなくてはならない点についてご説明します。
ヘアカラートリートメントの効果を最大限いかすために、以下でご説明する点を踏まえてカラーリングしましょう。
リンスは必要?
ヘアカラートリートメント後のリンスはしてもしなくても問題ありません。
各自の好みに合わせて判断してください。
ヘアカラートリートメントは髪をケアする効果はあるのですが、色を入れる事に特化したアイテムです。
そのため、一般的なトリートメントと比べると、髪の補修効果はやや弱めです。
よって、ヘアカラートリートメントのケアでは物足りず、後でリンスをする人もいます。
ただ、ヘアカラートリートメントによっては、「リンスをすると色落ちします」という注意書きがなされています。
こうした注意書きがなされているのは、リンスに含まれている界面活性剤にわずかながらの洗浄力あり、それにより色が落ちる恐れがあるためです。
そうした点も踏まえながらリンスの使用を検討しましょう。
くれぐれもヘアカラートリートメントの前にリンスをするやり方はしないでください。
リンスで髪がコーティングされてしまい、色が入りづらくなります。
カラー中のシャンプーの選び方
ヘアカラートリートメントを使っている間は、カラーリング用のシャンプーを使う事をオススメします。
普通のシャンプーを使うと色落ちしやすいためです。
ヘアカラー剤で染めた時はカラーリング用のシャンプーを使うと色が長持ちしますが、ヘアカラートリートメントで染めた時でも同じ事が言えます。
しっかり色が入るやり方を実践しても、シャンプーで色落ちしてはもったいないです。
ヘアカラートリートメントをこれから使い続けるなら、カラーリング専用のシャンプーに乗り換えましょう。
美容室と併用する場合の注意点
ヘアカラートリートメントを使っている時に、美容室の施術を受けるのは問題ありません。
しかし、ヘアカラートリートメントの成分が、美容室のパーマ液やヘアカラー剤の浸透率を悪くする恐れがあります。
美容師さんにヘアカラートリートメントを使っている旨を申告すると、何か対策してくれる可能性があります。
また、美容室のやり方によってはヘアカラー剤でなく、ヘアカラートリートメントを施術に使う場合があるのです。
ヘアカラートリートメントをしてもらうなら、染め終わった後「想像していた色と違う」という事になるのを避けるために、必ず毛束のサンプルを確認しましょう。
市販のヘアカラートリートメントを使う時も、陳列ケースに飾られている毛束のサンプルを確認してください。
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ヘアカラートリートメントのやり方のまとめ
ヘアカラー剤と違って、ヘアカラートリートメントは刺激臭や髪へのダメージがないので、便利なアイテムです。
今回ご紹介した染まりを良くするやり方を実践し、ヘアカラートリートメントの効果をいかしましょう。
トリートメントという性質上お風呂場で塗るイメージを持たれやすいのですが、塗る場所はお風呂場でもお部屋でも問題ありません。
ただ、トリートメントというより「白髪染め」という意味合いの強い商品は、湿気のないお部屋で塗るのがオススメです。