長持ちするヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメントは、一般的な2剤式の白髪染めカラーと違い、髪のダメージを心配する必要がありません。
むしろ、トリートメント効果で美しい仕上がりになる事から、多くの方が愛用されています。

ただ、色持ちという点では、やや難があると言えるでしょう。
「これで色が長持ちしてくれたら最高の白髪染めなのに」という声も聞かれます。

では、こうしたお悩みを解決するにはどうすれば良いのでしょうか。
こちらでは、ヘアカラートリートメントの髪色を長持ちさせる方法についてお話したいと思います。

オススメのヘアカラートリートメントもご紹介しますので、参考になさって下さい。

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ヘアカラートリートメントを長持ちさせる使い方

ヘアカラートリートメントと白髪染めカラーの色持ちの差は、白髪を染める仕組みの違いによるものです。
白髪染め剤は、まずキューティクルを無理やり開いて髪を脱色。

その上で、毛髪内部に色素を浸透させるため、発色も色持ちも良くなります。
一方、ヘアカラートリートメントは、髪の表面を色素でコーティングするタイプの白髪染めです。

キューティクルの隙間からも内部に染料が浸透しますが、イオンの作用でくっついているだけなので、どうしても剥がれやすくなります。
つまり、ヘアカラートリートメントの色持ちを良くするには、染料の吸着力を高め、いかにしっかり白髪を染めるかが重要なのです。

ヘアカラートリートメントを長持ちさせる使い方とそのポイントをご紹介します。

乾いた髪に使うのが髪色長持ちのポイント?

ヘアカラートリートメントは、濡れた状態ではなく、乾いた髪に使うのが髪色長持ちのポイントです。
髪の表面が濡れていると染料の浸透が妨げられたり、流れてしまうため色が入りにくくなります。

シャンプー後、丁寧にタオルドライ、またはドライヤーで髪を一度乾かしましょう。
一手間掛かりますが、よりしっかり染めたいなら、ドライヤーを使用して下さい。

前日に洗った髪にそのまま塗布するのが、ダメというわけではありません。
なぜそんな面倒な事をオススメするのかと言うと、直前にシャンプーする方が染まりが良くなるからです。

頭皮から浮いてきた皮脂や汚れを事前に洗い流し、一旦乾かす事で染料がよく浸透して白髪がよりしっかり染まります。

色長持ち!ブロッキングで染め残しナシ!

白髪をしっかり染めて色を長持ちさせるためには、ヘアカラートリートメントが髪全体にムラなく行き渡っている必要があります。
そのためには、髪を小分けに留めてブロッキングすると良いでしょう。

毛染め用のコームを使って、それぞれのパーツごとに丁寧に塗っていく事で、染め残しナシ!
面倒くさいと思われるかもしれませんが、手でそのまま塗るより、ブロッキングする方が仕上がりが断然キレイです。

ヘアカラートリートメントはケチらずにたっぷり使い、しっかり色を入れたい場所から順に塗布していきます。
低刺激で地肌まで塗り込めるのが特徴ですから、内側や頭皮の際まで丁寧に塗布しましょう。

なお、コームはヘアカラートリートメントを馴染ませやすい、やや粗めのコームを使うのがオススメです。

長持ちする使い方は保温・保湿が重要?

ヘアカラートリートメントが長持ちする使い方の重要なポイントは保湿と保温です。
乾いた髪をブロッキングして丁寧に塗布した染料。

染まりを良くするためには、これを髪にしっかり定着させる事が大切です。
そのためには、髪を温め湿度もキープする工夫をしましょう。

こうする事でキューティクルが開いて、カラートリートメントが髪の内側に浸透しやすくなります。
キューティクルが開く温度は30度から60度、温度が高い方が良く染まります。

これに対して、頭皮の温度は案外低く、30度以下の方も珍しくありません。
ラップや蒸しタオル、シャワーキャップなどを利用したり、気温が低い時期はドライヤーで温めましょう。

このようにして放置時間中の髪を保湿・保温する事で、染料を髪にしっかり定着させる事が出来ます。

ヘアカラートリートメントの放置時間は?

ヘアカラートリートメントの放置時間は、基本的にはパッケージに記載してある通りになります。
しかし、染まり具合を見て時間を調整する事も可能です。

これにより、染まりを良くして色を長持ちさせる事が出来ます。
ヘアカラートリートメントは刺激が少なく、髪や頭皮に優し良い白髪染めです。

時間を守らないとひどく髪を傷める白髪染めと違い、長めに放置しでもヘアダメージの心配はありません。
指定通りの時間放置したらいきなり流さず、色味をチェックしましょう。

必要に応じて、しっかり発色するまでさらに放置する事が出来ます。
なお、髪が太くてしっかりした方や髪の毛が多い方、健康毛ほど染まりにくいため、あらかじめ放置時間を長めにとりましょう。

ヘアカラートリートメントで染めた髪色を長持ちさせる方法とコツ

ヘアカラートリートメントで染めた髪色を長持ちさせる方法とコツ

ヘアカラートリートメントは、シャンプーの度に少しずつ色落ちしていきます。
上記のような方法で、ひと手間掛けてしっかり染めた白髪。

せっかくなら、そのキレイな状態をなるべく長くキープしたいものです。
ヘアカラートリートメントで染めた髪色を長持ちさせる方法とコツを4つご紹介します。

簡単に出来るものばかりですので、ぜひお試し下さい。

シャンプー選びが色持ちに影響?

ヘアカラートリートメントで染めた髪を長持ちさせるには、シャンプー選びが重要です。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、洗う度に汚れと共にどんどん色落ちしてしまいます。

そこでオススメなのが、色持ちに影響を与えにくいアミノ酸系の穏やかな成分のシャンプーです。
石油系界面活性剤が使われているシャンプーは、洗浄力が強力で色落ちを早めます。

一方、アミノ酸系のシャンプーは必要以上に皮脂や水分を奪う事がないため、染料が一緒に落ちてしまうリスクが少ないのです。
また、カラーリング専用のシャンプーを使うのも、髪色を長持ちさせる方法の一つでしょう。

専用シャンプーは、染料の流出を防止する成分が配合されているため、色落ちしにくい処方になっています。

シャワーの設定温度は?

ヘアカラートリートメントを長持ちさせるために、シャワーの設定温度にも注意しましょう。
先ほどもお話ししましたが、染まりを良くするためにはある程度の高温が必要です。

しかし、染めた後の髪を洗う場合は、ぬるめのお湯が望ましいとされています。
30度で開き始めるキューティクルは、温度が高いほど大きく開く事になります。

つまり、熱いお湯で洗うと、開いたキューティクルの隙間から染料が流出しやすくなるのです。
また、皮脂や汚れが最も落ちるのが42度と言われています。

皮脂汚れと一緒に染料が落ちないようにするためには、それよりぬるいお湯を使う必要があるでしょう。
こうした事から、染めた髪色を長持ちさせる方法として、お湯の温度を38度~40度に設定する事をオススメします。

乾かし方とドライヤーのコツ

シャンプー後に髪をすぐ乾す事も、ヘアカラートリートメントの色を長持ちさせる方法の一つです。
髪が濡れているとキューティクルは開いたままになります。

その状態では、ちょっとした摩擦でも非常に色落ちしやすいため、なるべく早く乾かしましょう。
乾かし方とドライヤーにも、ちょっとしたコツがあります。

濡れた状態のキューティクルは、70度を超えると傷み始めると言われています。
そのため、まずしっかりタオルドライをしてから、低温・大風量で手早く髪を乾かしましょう。

なお、ある程度乾いたら、冷風で仕上げるのが長持ちさせるコツです。
最後にキューティクルを引き締める事で、染料がしっかり定着して色持ちが良くなります。

ヘアカラートリートメント後は紫外線に注意?

少し意外かもしれませんが、紫外線対策もヘアカラートリートメントを長持ちさせる方法です。
というのも、紫外線は髪やキューティクルに大きなダメージを与えます。

紫外線の影響でキューティクルが劣化したり、場合によっては剥がれてしまう事さえあるのです。
ヘアカラートリートメントは、髪の表面のキューティクルに色素を付着させるタイプの白髪染めです。

せっかくキレイに染めた髪も、キューティクルがダメージを受ければ、当然色落ちしやすくなります。
そのため、ヘアカラートリートメント後は、紫外線に注意する必要があるでしょう。

外出時には、帽子や日傘、髪用の日焼け止めなどを利用して、紫外線を万全にするようにして下さい。

色が長持ちするおすすめヘアカラートリートメント

色が長持ちするおすすめヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメントは、徐々に色が入っていくのが特徴の白髪染めです。
使い続ける事で髪色をキープします。

様々な種類のヘアカラートリートメントが販売される中、発色や色持ちが良い商品も増えてきました。
しかし、髪に優しくて良いけれど、色が長持ちしにくいのがネックという声も少なからず聞かれます。

色持ちが良いヘアカラートリートメント。
手間も掛からず、キレイな髪色が長続きするのですからとても魅力的です。

そんな、色が長持ちするおすすめヘアカラートリートメントをご紹介します。

利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメント

色が長持ちする(約10日間)と評判なのが利尻ヘアカラートリートメントです。
利尻ヘアカラートリートメントには、HC染料と塩基性染料の他、4種類の植物性の染料が配合されています。

色素を髪にしっかり定着させるクチナシ、色ムラを防ぐアナトー、色落ちの大敵である紫外線防止に役立つシコン。
また、保湿力に優れたウコンは、髪を潤いを与えて紫外線による乾燥からガードしてくれます。

さらに、ウコンにはキューティクルを引き締める働きがあると言われています。
1回でしっかり染まり色持ちが良いのは、こうした天然由来の染料の働きによるものです。

また、利尻昆布エキスに含まれるフコダインは、優れた保水力を持っており、髪や頭皮の乾燥を防ぎます。
28種類も配合された美髪成分のおかげで髪はしっとり潤い、色も長持ちするオススメのヘアカラートリートメントです。

ルプルプヘアカラートリートメント

ルプルプ ヘアカラートリートメント

もう一つのおススメはルプルプです。
色持ちは約7日と、こちらもヘアカラートリートメントとしてはかなり長持ちと言えるでしょう。

HC染料と塩基性染料に加え、3種類の植物性の染料が配合され、色が長持ちする処方になっています。
ベニバナは紫外線による影響を受けにく色素で、退色が目立ちません。

藍(インディゴ)は、赤みが出やすい日本人の髪色を中和する青色の色素です。
安全性の高い色素として知られているクチナシには、優れた保湿作用があり、髪の乾燥に伴う色落ちを防ぐ効果が期待出来ます。

ルプルプ独自成分のWフコイダンも、その強力な保湿力で髪や頭皮を乾燥から守ってくれます。
また、「ラベンダーやオレンジの優しい香りで癒される」というファンが多いのもルプルプの特徴です。

ヘアカラートリートメントと長持ちのまとめ

ヘアカラートリートメントと長持ちのまとめ

髪や頭皮をいたわりながら白髪が染められるヘアカラートリートメント。
白髪染めと髪のケアが同時に出来る優れたアイテムです。

ただ、色持ちには決して良いとは言えません。
そのヘアカラートリートメントを長持ちさせる方法は2つあります。

まず、しっかり色素を定着させる染め方をする事。
そして、染めた髪色をキープし、長持ちさせるような工夫をする事です。

さらに、特に色持ちが良いヘアカラートリートメントを選べば完璧!
オススメは、染めたてのキレイな状態が長持ちする利尻ヘアカラートリートメントとルプルプです。