白髪染めシャンプーと頭皮

本来白髪染めシャンプーは、髪や頭皮にダメージを与えずに白髪を染める事が出来るアイテムです。
しかし、場合によっては頭皮を傷めてしまい、抜け毛を引き起こす恐れもあります。

頭皮がダメージを受けるのはシャンプーのやり方も原因になり得ますが、シャンプーの成分が頭皮に負担となっている可能性もあるのです。
今回は、白髪染めシャンプーの頭皮へのリスクについて解説すると共に、オススメの商品や頭皮に優しい洗髪方法についてもお伝えします。

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白髪染めシャンプーは安全?頭皮を傷める危険も

ジアミンやタール系色素など、アレルギー症状を引き起こしやすい成分が含まれていない白髪染めシャンプーであれば、安心して使える可能性は高いのです。
すすぎ不足など、洗い方に問題があると頭皮環境が悪くなりますが、シャンプー自体が頭皮にダメージを与えるケースもあります。

頭皮が傷むと抜け毛に繋がる恐れがあるので、安全性の高い白髪染めシャンプーを選ぶのが望ましいのです。
ここでは、なぜ白髪染めシャンプーで頭皮がダメージを受ける恐れがあるのかを解説します。

一般的にあまり知られていない点をお伝えするので、白髪染めシャンプーを購入する予定のある人はぜひ参考にしてください。

白髪染めシャンプーの合成染料の使用が制限されていない

天然由来の色素で作られた染料が使われているものであれば問題ありません。
しかし、色を入りやすくする手段として、合成染料が使われている白髪染めシャンプーもあります。

白髪染めシャンプーは合成染料の使用が制限されていないので、手に取った商品が合成染料入りである可能性は十分にあるのです。
合成染料は頭皮に刺激となる恐れがあるのですが、白髪染めシャンプーは消費者にパッチテストを義務付けている商品ではありません。

そのため、いざシャンプーをしたら頭皮が荒れたという事も起こり得るのです。

国に安全性を保障されていない

ヘアカラー剤は染毛剤として分類されていますが、白髪染めシャンプーは染毛剤でなく、化粧品に分類されているのです。
白髪染めシャンプーがパッチテストを義務付けない商品であるのは、化粧品というくくりに入っている事が背景にあります。

化粧品にどんな原料を用いるかは、実は原則自由なのです。
これにより、白髪染めシャンプーは、どんなものが含まれているか分からないという状況にあります。

さらに、白髪染めシャンプーを含む化粧品の安全性は国に保障されておらず、各メーカーの判断に任されています。
原料に規制がなく、安全性も保障されていない白髪染めシャンプーを使えば、頭皮がダメージを受けてもおかしくないのです。

白髪染めシャンプーが頭皮環境に良くない可能性がある

シャンプーは、本来髪と頭皮に付着したホコリや皮脂を落とすためのアイテムです。
白髪染めシャンプーには、そうした洗浄機能に加えて白髪に色を付ける機能があります。

汚れを落とすというシャンプー本来の目的を考えると、色を付けるというのはシャンプーの機能としては矛盾していると言えます。
白髪染めシャンプーは、洗浄機能を持ちながらも髪に色を残すものなので、100%頭皮環境に良いとは言えない側面があるのです。

髪と頭皮を清潔に保ちながら白髪染めをしたいのであれば、ヘアカラートリートメントを選択肢に入れてみましょう。

頭皮に優しいオススメの白髪染めシャンプー

頭皮に優しいおすすめの白髪染めシャンプー

ここでは、頭皮に負担を掛けずにカラーリングが出来る白髪染めシャンプーをご紹介します。
白髪染めシャンプーの中には、頭皮にダメージを与える恐れがあるものがありますが、こちらでご紹介する商品はそういった心配は少ないのです。

白髪染めシャンプーを購入する時は「無添加」と書かれているものを選びましょう。
ただ、「無添加」にも色々あり、どんな添加物が使われていないかは商品によります。

そういった点を細かく知りたい人は、商品のラベルや公式サイトをチェックしましょう。

利尻カラーシャンプー

利尻カラーシャンプー

白髪染めシャンプーの中では、非常にメジャーな商品です。
タール系色素やパラベンといった添加物が含まれていないため、頭皮を傷める心配はあまりありません。

ノンシリコンである点も魅力の1つです。
また、利尻カラーシャンプーには、利尻昆布エキスが使われています。

利尻昆布にはミネラルや保湿成分が含まれているため、このシャンプーは頭皮や髪を健やかな状態に導く効果が期待出来ます。
利尻カラーシャンプーにはトリートメントもあるので、早く髪に色を入れたいのならばセットで試してみましょう。

螺髪輝シャンプー

螺髪輝シャンプー

こちらの白髪染めシャンプーは、シャンプーだけで色を入れるのは困難です。
このシャンプーを使う場合は、同じ銘柄ヘアパックも一緒に使ってください。

ヘアパックとセットで購入すると、ヘアキャップが付いてきます。
頭皮をマッサージしながらシャンプーで洗髪した後、ヘアパックを塗布し10~20分放置して洗い流してください。

急激に白髪に色が入るというよりは、少しずつ色が入る傾向がある白髪染めシャンプーです。
なお、髪質によってシャンプーを使った後、パサつきが生じる可能性があります。

頭皮のためになるシャンプー方法

頭皮のためになるシャンプー方法

頭皮にダメージが蓄積すると、抜け毛や白髪の増加に繋がる恐れがあります。
普段の生活でも、紫外線や皮脂などによって、頭皮は少しずつダメージを受けているのです。

そのため、シャンプーをする時は、頭皮をいたわる事を意識してください。
ここでは、頭皮に優しいシャンプーのやり方をお伝えします。

白髪染めシャンプーを使う時も、ここでご紹介するシャンプー方法を実践してみましょう。
シャンプーによっては頭皮を傷めるリスクもありますが、頭皮をケア出来るタイミングもシャンプーする時ぐらいしかないのです。

洗う前のブラッシング

お風呂場に行く前に、まず髪をブラッシングしましょう。
ブラッシングする事で、髪や頭皮に付着していた汚れを浮かせる事が出来ます。

ブラッシングしてからシャンプーをすれば、ホコリや皮脂がよりしっかり落ち、髪と頭皮を清潔にする事が可能です。
実は髪を一旦濡らすと、汚れが髪と頭皮に密着してしまうのです。

そのため、シャンプーの下準備として、乾いた状態の髪をブラッシングするのをおすすめします。
白髪染めシャンプーを使う場合、汚れが染料の浸透を邪魔する恐れがあります。

シャンプー後、いまひとつ汚れが落とし切れていないと感じる人は、ぜひ洗髪前のブラッシングをしてみましょう。

予洗い

シャンプーを付ける前、ちょっとお湯で髪を濡らすぐらいでは不十分です。
先にお湯だけで髪と頭皮を洗いましょう。

この予洗いだけでも汚れの多くを落とせるのです。
ブラッシングで浮かせた汚れを落とすイメージで2~3分お湯で洗いましょう。

髪だけでなく、頭皮も洗ってください。
お湯の温度は、38度前後が最適です。

頭皮は他の場所の皮膚と比べて薄いので、そのぐらいのぬるめのお湯で洗うのが望ましいのです。
予洗いで汚れを落としておけば、白髪染めシャンプーの効果も実感しやすくなります。

シャンプーでマッサージ

シャンプーは、手で泡立ててから髪に付けるのが理想です。
これには、爪でガリガリ引っかきながらシャンプーを泡立てる行為が頭皮を傷めるからという理由もあるのですが、もう1つ理由があります。

シャンプーの原液が頭皮に刺激となるからです。
洗浄力の強い弱いは関係なく、また白髪染めシャンプーにおいても同じ事が言えます。

シャンプーを泡立ててから付ける事で、頭皮にダメージを与えない以外に、泡で汚れを絡め取りやすくなるというメリットも得られます。
シャンプー中は指の腹を使い、頭皮を動かす事を意識しながらマッサージしましょう。

すすぎ

シャンプーで一生懸命髪と頭皮を洗っても、すすぎが不十分では頭皮に良くありません。
実際頭皮の炎症は、シャンプーのすすぎ残しが原因であるケースが多いのです。

また、頭皮に汚れが残っていると炎症だけでなく、新陳代謝の停滞や血行不良に繋がり、やがて白髪が増加するケースもあります。
すすぎの時間は、最低でも2~3分確保してください。

髪と頭皮が少しキシキシするぐらいすすぐのがちょうど良いのです。
予洗いからすすぎまで計10分を目安に行いましょう。

シャンプーの泡が残っていないか、頭皮に皮脂が残っていないかを意識してすすいでください。
白髪染めシャンプーにおいても同様です。

「染料も落ちてしまうのでは」と心配する必要はありません。

ドライヤー

髪が短い人はドライヤーを掛けずに就寝してしまう事がありますが、それは頭皮トラブルの原因になります。
頭皮は髪に覆われているため、乾きにくい場所です。

そのため、髪が乾いていても頭皮が乾いていない可能性があります。
シャンプー後、ドライヤーを必ずかける人でもこの点は注意してください。

髪や頭皮が乾ききっていないと雑菌が繁殖し、嫌なにおいや頭皮の炎症に繋がります。
白髪染めシャンプーを使った時も通常のシャンプーを使った時も、後でドライヤーをかけ髪だけでなく頭皮も乾かしましょう。

頭皮は他の皮膚と比べ熱に弱いので、ドライヤーを近づけ過ぎないよう気を付けてください。

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白髪染めシャンプーと頭皮のまとめ

白髪染めシャンプーと頭皮のまとめ

白髪染めシャンプーには、刺激性のある添加物が含まれているものもあります。
頭皮へのダメージを避けるためには、無添加の白髪染めシャンプーを選びましょう。

また、白髪染めシャンプーでなく、シャンプーの仕方が頭皮トラブルの原因になるケースもあります。
シャンプーの使い方の工夫に加え、ブラッシングや予洗いといった事も実践すれば、汚れを落としながら頭皮をいたわる事が出来ます。

さらには、白髪染めシャンプーの染料が浸透しやすくなる効果も期待出来るのです。