白髪染めシャンプーとトリートメント

白髪を染めるには、ヘアカラー剤を使う他、白髪染めシャンプーやヘアカラートリートメントを使う方法があるのです。
これらは白髪が染まるメカニズムなどにおいてヘアカラー剤と異なりますが、白髪をカバーする効果は期待出来ます。

今回は、白髪染めシャンプーとトリートメントそれぞれのメリットや、オススメの商品などをご紹介します。
いずれも髪や頭皮に優しい白髪染めシャンプーとトリートメントですが、自分に合うかどうかを把握してから購入しましょう。

⇒【PR】10日間返金保証!白髪染めトリートメントを見てみる。

白髪染めシャンプーとトリートメントの違い

白髪染めシャンプーは、髪を洗いながら白髪に染料を浸透させるアイテムです。
普段シャンプーを使う時と同じ要領で使えばカラーリングが出来ます。

トリートメントは、髪のダメージを補修しながら白髪を染めていくものです。
シャンプーの後、普段使うトリートメントの代わりに白髪染め用のトリートメントを使う事で白髪が染められます。

白髪染めシャンプーもトリートメントも、徐々に白髪を染めていくためのアイテムです。
しかし、色の入る早さに若干の違いがあり、トリートメントの方が白髪染めシャンプーより少ない使用回数で染まる傾向があります。

ここでは、それぞれのメリットなどについてご説明します。

白髪染めシャンプーのメリット

洗髪とカラーリングが同時に出来る白髪染めシャンプーには、このようなメリットがあります。

  • 髪や頭皮に優しい
  • 染め残しの心配が少ない
  • シャンプーによる色落ちのリスクが少ない
  • 使い方が簡単
  • カラーリングに時間が掛からない
  • コストパフォーマンスが良い

また、白髪染めシャンプーは、このような方々にオススメです。

・頭皮や髪にダメージを与えたくない
・白髪の量が多い
・髪が短い
・髪が長い
・白髪を少なく見せたい
・白髪を完全に染めたい

白髪染めシャンプーは、髪全体また頭皮にも行き渡らせるヘアカラーアイテムです。
そのため、白髪があちこちにある人や髪自体が長い人、さらにはヘアカラー剤で根元の染め残しが出やすい短髪の人にもオススメ出来ます。

こうした利便性の高さは、ヘアカラートリートメントにはありません。

白髪染めトリートメントのメリット

塗布した後10分ぐらい放置する必要があるトリートメントですが、商品によっては5分程度の待機時間で色が入るものもあるのです。
トリートメントで白髪を染める場合、このようなメリットが期待出来ます。

  • 白髪染めシャンプーより白髪が染まりやすい
  • 美髪成分が配合されている

トリートメントタイプの白髪染めには、保湿成分など髪をいたわる成分が使われています。
そのため、髪のダメージを補修したいという人にオススメです。

使えば使うほど白髪も染まり、髪のダメージ改善も期待出来るので一石二鳥です。

ヘアカラー剤と白髪染めシャンプー・トリートメントの違い

白髪染め用においてもおしゃれ染め用においても、ヘアカラー剤は1回の使用で髪が染まります。
それに対し、白髪染めシャンプーとトリートメントは、何度か使用する事でだんだん髪が染まっていきます。

髪を染める仕組みにおいても、ヘアカラー剤とシャンプー、トリートメントは異なるのです。
ヘアカラー剤は髪を脱色する成分が入っており、髪本来の色素を抜きながら染料を髪の内部に浸透させていきます。

白髪染めシャンプーとトリートメントの場合、髪をブリーチする事はせず、髪の表面だけに色を付けるアイテムです。
そのため、黒髪に使ってもほとんど色の変化は起こりません。

白髪染めシャンプーとトリートメントの選び方

白髪染めシャンプーとトリートメントの選び方

ヘアカラー剤で髪や頭皮に負担を掛けたくないという人は、白髪染めシャンプーやトリートメントを試してみましょう。
シャンプーにするかトリートメントにするか迷った時は、こうした点を考慮してください。

  • どんな色に染まるか
  • 染まるまでの使用回数
  • 使いやすさ
  • 仕上がり
  • 持続性
  • コストパフォーマンス

トリートメントの方が、白髪染めシャンプーより少ない使用回数で染まる可能性が高いのです。
一方、シャンプーにも待ち時間を確保せず、手軽に使えるという長所があります。

自分に合っていると感じる方を選びましょう。
なお、パラベンフリーなど肌に優しいものを選んでください。

頭皮に触れるシャンプーであれば、なおさら低刺激である事が重要です。

白髪染めシャンプーの使い方のポイント

白髪染めシャンプーの使い方のポイント

ヘアカラートリートメントと比べて染料の浸透が緩やかである白髪染めシャンプーですが、ちょっとした工夫で染まりが良くなる可能性があります。
シャンプーを使う時、以下のようなポイントを押さえましょう。

  • 染まるまでシャンプーの量や回数を多くする
  • 数分間放置してからすすぐ
  • 事前にスタイリング剤を通常のシャンプーで落とす
  • よく揉み込む

こうした使い方をすれば、白髪に色が入りやすくなります。
白髪染めシャンプーの効果を最大限に活かすために試してください。

白髪染めシャンプーとトリートメントを併用する方法も

「シャンプーだけ」「トリートメントだけ」という使い方も良いでしょう。
しかし、白髪のない髪をキープしたいなら、白髪染めシャンプーとトリートメントの併用をオススメします。

毎日両方使うやり方でも問題ないのですが、最初の1日だけ併用して後は、シャンプーのみを使うという方法でも十分な染髪効果が見込めます。
トリートメントを初日だけにする理由は、1度の使用でも色が入りやすいためです。

トリートメントである程度しっかり染まった髪に、以降白髪染めシャンプーでさらに染料を浸透させていけば、より色持ちが良くなる可能性があります。
白髪染めシャンプーとトリートメントは、それぞれ異なるメーカーのものでも問題ありません。

オススメの白髪染めシャンプー

オススメの白髪染めシャンプー

ここではオススメの白髪染めシャンプーを2点ご紹介します。

  • 利尻白髪染めシャンプー
  • 螺髪シャンプー

トリートメントタイプの白髪染めしか使った事のない人、シャンプータイプに関心がある人はぜひチェックしてみてください。
シャンプーは髪だけでなく頭皮にも付けるものなので、アレルギー症状のリスクのある添加物が含まれていないものを選びましょう。

こちらでご紹介する白髪染めシャンプーは、いずれも肌に優しい成分が使われています。

利尻白髪染めシャンプー

利尻カラーシャンプー

白髪染めシャンプーの中ではメジャーな商品です。
ジアミンやタール系色素、パラベンといった刺激性のある成分が使われていないため、髪や頭皮に優しい白髪染めシャンプーです。

染料も植物由来なので、アレルギー症状が心配な人でも安心して使えます。
カラーは、ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色です。

現在の自分のヘアカラーに近いものを選びましょう。
なお、この利尻シリーズにはトリートメントもあります。

螺髪輝シャンプー

螺髪輝シャンプー

こちらも植物由来の成分が使われている白髪染めシャンプーです。
ヘナ、ヘマテイン由来の染料で白髪を染めていきます。

カラーはブラックとブラウンがあります。
この螺髪シャンプーは、シャンプーとヘアパックを両方使い続けないと白髪が染まりにくいと言えます。

そのため、シャンプー単独でなく、ヘアパックと一緒に購入する事になります。
ヘアパックは、髪に塗布した後10~20分放置して洗い流します。

ヘアカラートリートメントと同じ要領です。

オススメの白髪染めトリートメント

オススメの白髪染めトリートメント

トリートメントタイプの白髪染めも、白髪染めシャンプー同様髪や頭皮に優しいものを選びましょう。
ここでは、以下の2点の白髪染めトリートメントをご紹介します。

  • 利尻ヘアカラートリートメント
  • ルプルプ ヘアカラートリートメント

いずれも、髪や頭皮をいたわりながら白髪染めが出来る商品です。
「髪を傷めるヘアカラー剤に抵抗があるけど、白髪染めシャンプーの染髪効果では物足りない」という人は、トリートメントの使用を検討してみましょう。

利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメント

利尻シリーズのヘアカラートリートメントです。
同シリーズの白髪染めシャンプーと同じく、天然由来の成分が使われています。

特に、利尻昆布から抽出したフコイダンなどの保湿成分は、髪と頭皮にうるおいを与えてくれます。
ダメージ補修効果だけでなく、染髪効果も十分に期待でき、1回の使用でも色の変化が現れやすいトリートメントです。

こちらもシャンプーと同じく、ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色から選べます。
シャンプーと一緒に使うなら、同じカラーを選びましょう。

ルプルプ ヘアカラートリートメント

ルプルプ ヘアカラートリートメント

このトリートメントも刺激性のある成分は使われていません。
しかし、頭皮が荒れている人は、刺激を感じる恐れがあります。

心配な人には、先述の利尻ヘアカラートリートメントの方がオススメです。
こちらも天然由来の染料が使われているため、髪や頭皮に負担を掛けずに白髪染めが出来ます。

また、保湿成分も含まれているので、使用後髪がしっとりした感触になる効果も期待出来るのです。
白髪染めシャンプーよりは染まりやすいのですが、このルプルプはじっくり染めていくタイプなので、何回か使う事を想定して購入しましょう。

カラーは、ブラウン、ダークブラウン、モカブラウン、ソフトブラックがあります。

白髪染めシャンプーとトリートメントのまとめ

白髪染めシャンプーとトリートメントのまとめ

髪と頭皮に負担を掛けずに白髪染めが出来るのが、白髪染めシャンプー、トリートメントの共通の利点です。
しかし、細かいメリット、デメリットは異なり、どちらが良いと決められるものではありません。

使いやすさやコストパフォーマンス、仕上がりの良さなど色々な点を考えて、白髪染めシャンプーとトリートメントどちらが自分に合っているかを見極めましょう。
髪や頭皮に優しい成分が使われている事も大切です。

白髪を見せたくないという思いが強い人には、両方使うという方法もあります。