いつの間にか生えている分け目の白髪、鏡を見てぎょっ!とする事も少なくありません。
個人差はありますが、30代半ばになると白髪が気になり始める方が増えてきます。
特に、分け目の白髪が目立って恥ずかしい、染めてもすぐ伸びてしまうとお悩みの方が多いようです。
分け目に白髪がたくさん生えるのはどうしてなのでしょうか。
こちらでは、分け目の白髪の原因と正しい対処法についてお話したいと思います。
その他の部分に生える白髪との違いや、上手なカバー法も紹介しますので参考になさって下さい。
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分け目・頭頂部は白髪が生えやすい?原因と対策
分け目や頭頂部の白髪はよく目立ちます。
光が当たって反射しやすい上に、黒髪の中でツンと飛び出した白髪は特に目につくものです。
白髪は、メラニン色素が不足して髪に色をつける事が出来なくなった毛髪。
メラニン色素の働きを助ける、メラノサイトの活性が失われる事が白髪の主な原因と言われています。
メラノサイトの機能が低下する理由は様々です。
また、白髪は生えてくる部位によって、原因が異なる可能性が指摘されています。
では、分け目の白髪は単純によく目立つだけなのでしょうか。
それとも、分け目は特別白髪が生えやすい場所という事なのか、気になりますよね。
分け目の白髪の原因やメカニズムとその対策について解説していきます。
分け目の白髪の原因とは?
分け目や頭頂部の白髪の原因は、紫外線によるダメージの影響と考えられています。
紫外線は皮膚の奥深くまで到達し、頭皮や細胞の損傷・老化を招くのです。
特に、UVA波は毛母細胞や大切なメラノサイトを劣化させてしまいます。
これにより髪の健康は損なわれ、白髪の原因となるのです。
また、UVB波は頭皮の日焼けや乾燥を引き起こします。
皮膚ダメージはもちろんですが、メラノサイトは乾燥に弱いため、UVB波による刺激もまた白髪の原因と言えるでしょう。
頭は身体の一番上にありますし、分け目は髪に覆われておらず頭皮がむき出しです。
日常的に紫外線にさらされている分け目は、こうしたダメージが蓄積しやすいため白髪のリスクが高くなります。
なぜ分け目の白髪は目立つの?原因は?
とにかく目立つ分け目の白髪。
実は、紫外線の影響で白髪になりやすい事以外にも、物理的に白髪が目立つ理由があります。
分け目や頭頂部は、自分はもちろん他人の目にもとまりやすい場所と言えるでしょう。
そこに根元から白髪が伸びてくるわけですから、どうしても悪目立ちしてしまうのです。
また、分け目の白髪が目立つ原因の一つに、皮膚のたるみが挙げられます。
加齢によってフェイスラインやTゾーンの皮膚がたるむと、頭皮が下方向に引っ張られ分け目の白髪が目立つのです。
なお、こうした状態が長引けば、分け目の毛根の負担が大きくなります。
これにより、さらに白髪が増える可能性もあるため注意が必要でしょう。
分け目にまとまって生える白髪、病気が原因?
白髪は、分け目などにある程度まとまって生えてくるのが一般的です。
しかし、特定の場所の白髪が急に増えた場合は注意しましょう。
ストレスによる自律神経の乱れ、病気や体調不良が原因のケースも考えられます。
つまり、急激に増えた白髪は内臓の不調など、身体からのSOSの可能性があるのです。
白髪の生える場所とそれに関連が深い病気・不調の例を挙げておきます。
名称 | 概要 |
---|---|
分け目や頭頂部 | 胃腸の病気や不調(胃潰瘍、消化不良など) |
生え際 | 眼精疲労や食生活の乱れ |
耳まわり | 歯と歯茎のトラブル(虫歯、歯槽膿漏) |
こうした場所の白髪が急激に増えた時には、体調不良が原因かもしれません。
思い当たる方は、念のため医師の診察を受けるようにしましょう。
染めてもすぐ目立つ分け目の白髪の対処法
分け目の白髪は、せっかくきれいに染めてもすぐに伸びてきてしまいます。
髪の伸びるスピードは人それぞれですが、早い方なら白髪毛染め後、2週間ほどで気になり始めるのではないでしょうか。
特に、地毛が黒っぽい方は、伸びてきた白髪と地毛のコントラストがはっきりしてしまいます。
分け目や頭頂部は人の視線にふれる機会も多い場所ですから、ほんの数ミリ伸びた白髪も非常に目立つものです。
では、この厄介な分け目の白髪はどう対処するのが良いのでしょうか?
分け目の白髪対策1・原因を取り除く
先ほどもお話しした通り、分け目の白髪の主な原因は紫外線によるダメージです。
このため、まずは原因を取り除き、紫外線の影響を最小限に抑える事が大切になります。
日傘や帽子、頭皮用の日焼け止めを利用するなど、分け目の紫外線対策を講じましょう。
最近は、UV加工の生地で作られた帽子等も数多く販売されています。
また、特別な加工がされていなくても、黒やコバルトブルー、黄色の物はUVカット効果が高くおススメ。
紫外線による頭皮のダメージを軽減するという意味では、分け目の位置を時々変えるのも良い方法です。
分け目はいつも同じ、決まっているという方も多いかもしれません。
しかし、それでは分け目は常に紫外線を浴びる事になり、メラノサイトがダメージを受け続けてしまいます。
分け目の白髪対策2・食事と栄養
髪は生命維持に直接関係しないため、血液や栄養供給の優先順位は低くなります。
そのため、日頃からバランス良く十分な栄養を摂取する事が白髪対策として有効です。
繰り返しになりますが、分け目の白髪の原因は紫外線。
これに対応するために体内ではビタミンCが大量に消費されます。
ビタミンCは、髪に良い成分である亜鉛や鉄の吸収に必要なため、不足すると白髪の原因になります。
この他、メラニンの生成を促すタンパク質やヨウ素、セレニウムも積極的に摂取するとよいでしょう。
白髪対策に有効とされる主な成分は次の通りです。
名称 | 項目 |
---|---|
亜鉛 | 髪の生成 |
鉄 | 酸素や栄養の供給 |
銅 | 黒髪の維持、白髪予防 |
シスチン | 皮膚と毛髪の材料 |
チロシン | メラニン色素の原料 |
ビオチン | 白髪予防 |
分け目の白髪対策3・髪型の工夫
髪型の工夫、中でも分け目を変えるのが一番手軽な白髪対策と言えるかもしれません。
紫外線防止も兼ねて普段と別の場所に分け目を作ってみましょう。
これだけの事でも案外、印象はがらっと変わりますのでオシャレとしても楽しめるはずです。
生えグセが強い場合は、仕上げにドライヤーの冷風を使うと上手くいきます。
また、深い位置から前髪を作るのも良い方法です。
目元が強調される事で白髪から視線が外れやすくなります。
幅広のターバンやウィッグで分け目を隠してしまうのも有効です。
最近は、手頃な価格でウィッグも多く、帽子を被る感覚で簡単に分け目の白髪をカバー出来ます。
なお、引っ張る事でメラノサイトに悪影響を与えるため、髪を結ぶ事はおススメできません。
分け目の白髪対策4・白髪染めでカバー
紫外線対策などで分け目の白髪の原因を取り除いたり、食事に気を付ける事は白髪の予防・改善に繋がります。
ただし、即効性が期待出来るというものではありません。
そのため、こうしたケア・対策とあわせて低刺激の白髪染めを使うと良いでしょう。
分け目は人目につく場所だけに、やはりキレイに染めておきたいものです。
しかし、一般の白髪染め剤は非常に刺激が強く、髪や頭皮のダメージは避けられません。
皮膚トラブルだけでなく、毛母細胞やメラノサイトにも影響が及ぶため、かえって白髪が増える可能性もあります。
そこでおススメなのが、ルプルプや利尻などのカラートリートメント。
カラートリートメントは、髪や頭皮をいたわりながら白髪が染められるのです。
もちろん、ダメージの心配もなく、安心して使用出来ます。
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分け目の白髪の原因のまとめ
分け目の白髪の主な原因は紫外線によるダメージです。
このため、帽子や日傘によるUVケアは白髪の予防に有効と言えるでしょう。
また、不足すると白髪の原因になる栄養素を積極的に摂取する事で、白髪の改善効果が期待出来ます。
しかし、こうしたケアの効果が現れるまでには、数ヶ月から半年の時間が必要です。
かといってその間、分け目の白髪を放置するわけにもいかない!という方が多いのではないでしょうか。
その場合、ルプルプや利尻などカラートリートメントの使用をオススメします。
髪や頭皮を傷めず、トリートメント効果で使うほどに美しい髪になっていくのです。
また、少しずつ色が入るため、すぐに伸びてくる分け目の白髪も自然にカバーする事が出来ます。